柳原尚之さんの「うの花」と中村弘子さんの「豆苗のナムル風サラダ」レシピ紹介
2025年5月20日(火)に放送されたNHK「あさイチ」の人気コーナー「みんな!ゴハンだよ」では、家庭で簡単に作れる副菜レシピが2品紹介されました。1品目は、和食の基本を丁寧に教えてくれる柳原尚之さんが披露した「うの花」。具材がたっぷり入っていて、栄養バランスにも優れた一皿です。そして2品目は、中村弘子さんが提案する「豆苗のナムル風サラダ」。火を使わずにあっという間に作れる、手軽さが魅力のサラダです。どちらも家庭料理として親しみやすく、食卓にもう一品加えたいときにぴったりです。それぞれの材料や作り方を詳しくご紹介します。
具材たっぷり!ごはんが進む「うの花」
おからを使った「うの花」は、ヘルシーで食物繊維が豊富な副菜です。柳原さんのレシピでは、ねぎやにんじん、こんにゃく、油揚げなどを加えることで、食感と風味にアクセントをつけています。じっくり炒めて味をなじませることで、しっとりとした口当たりに仕上がります。
材料(作りやすい分量)
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おから…200g
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にんじん…70g
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ねぎ(白い部分)…1本分
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こんにゃく…1/4枚
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油揚げ…1枚
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ごま油…大さじ1と1/2
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だし…カップ1と1/2
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砂糖…大さじ3
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しょうゆ…大さじ3
作り方
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にんじんは皮をむき、長さ4cmほどの細切りにする
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ねぎは1cm幅の小口切りにする
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こんにゃくは5mm角の棒状に切り、湯を沸かして15秒ほど湯通しし、あく抜きをして水けをきる
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油揚げは熱湯をかけて油抜きし、水けを絞って5mm幅に細切りする
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鍋にごま油を熱し、ねぎを強めの中火で炒めて香りを出す
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にんじんを加えてつやが出るまで炒める
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こんにゃく、油揚げの順に加え、それぞれさっと炒める
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おからを加えて弱火にし、鍋底につかないように全体を混ぜながら炒める
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おからがうすく色づいてきたら、だしを加えて鍋底からしっかり混ぜる
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砂糖を加えて全体をなじませ、続けてしょうゆを加える
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2分ほど火にかけて、軽く水分を飛ばして仕上げる
ポイント
炒める工程では焦がさないように注意し、火加減は中火から弱火を保つと失敗しにくいです。できたてでもおいしいですが、冷めても味がしっかり染みていて、お弁当のおかずにも最適です。おから独特のパサつきがなく、しっとりと仕上がるのが特徴です。
火を使わず簡単!「豆苗のナムル風サラダ」
豆苗を使ったナムル風サラダは、調味料も少なく、包丁とボウルだけで手軽に作れるのが魅力です。シャキッとした豆苗の歯ごたえと、塩昆布やごま油のうま味が調和して、シンプルなのに満足感のある副菜です。忙しい日の献立や、あと一品足りないときにとても便利です。
材料(2人分)
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豆苗…1パック
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塩昆布…5g
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しょうゆ…小さじ1/2
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すりごま…小さじ2
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ごま油…小さじ2
作り方
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豆苗は根元を切り落とし、全体を2〜3cmほどの長さに切ってボウルに入れる
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塩昆布としょうゆを加えて、豆苗全体と混ぜ合わせる
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ごま油とすりごまを加えて、さらによく混ぜたら完成
ポイント
豆苗は切ってそのまま使えるため、火を使わずにすぐ作れます。塩昆布の塩気とだしのうま味が豆苗にじんわりしみこみ、さっぱりとした味わいながらごはんにも合う一品になります。すりごまは最後に加えると、風味が引き立ちます。
まとめ
今回の「あさイチ」では、和の定番おかず「うの花」と、手軽で栄養も摂れる「豆苗のナムル風サラダ」という、家庭にうれしい副菜2品が紹介されました。どちらも身近な食材を使って作ることができ、味付けもシンプルながら満足感のある内容です。
「うの花」は、下ごしらえに少し手間がかかりますが、丁寧に炒めることで格別の味に仕上がります。一方、「豆苗のナムル風サラダ」は、忙しい日やあと一品ほしいときにすぐ作れる時短レシピです。どちらも常備菜やお弁当のおかずとしても活用できるので、日々の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。健康的でやさしい味わいの家庭料理として、ぜひ試してみてください。
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