葉山・御用邸エリアの歴史カフェ「六花」紹介|2025年7月3日放送
神奈川県葉山町といえば、御用邸や歴史ある別荘地として有名な場所です。そんな葉山の静かな街角に、古民家をリノベーションしたカフェ「葉山茶寮 六花(ricca)」があります。2025年7月3日放送の【ふるカフェ系 ハルさんの休日】では、このカフェを訪れたハルさんが、歴史と美しさが息づく空間、そして地域の味をたっぷりと紹介しました。
歴史ある古民家を現代に生かした「六花」
葉山茶寮 六花は、昭和天皇の侍医を務めた方の別邸だった建物をリノベーションして作られたカフェです。場所は葉山御用邸の近く、葉山近代美術館のすぐそばという、葉山らしい落ち着いたエリアにあります。
建物には、日本の伝統的な工夫がそのまま残されています。
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広縁…外と内をつなぐスペースで、豊かな自然を感じながらゆったりと過ごせます。
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おさ欄間…細かい意匠が施された飾り。建物に品格と美しさを与えます。
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塵返し…床にゴミや落ち葉がたまらないよう工夫された部分。見た目だけでなく実用性も兼ねています。
こうした伝統的な設えが、建物全体に気品と落ち着きをもたらし、ハルさんも感激していました。
建物の外観も、昔ながらの和風の趣が残っていて、まるで時間がゆっくり流れるような空間です。
地元の素材を大切にしたメニュー
葉山茶寮 六花の人気メニューは「和餃子御膳」。湘南豚や葉山牛を使った餃子が味わえる、地元ならではの贅沢なセットです。内容もボリュームたっぷりで、安心して食べられる無添加の料理が並びます。
【和餃子御膳の特徴】
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湘南豚の焼き餃子と水餃子
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プラス200円で葉山牛の焼き餃子も選択可能
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三浦半島の野菜を蒸篭蒸しで提供
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小鉢、ご飯、汁物付きのバランス良いセット
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タレも豊富で、酢醤油、四川風マーラー、炙り醤油、パクチーザーサイ醤油などから好みで選べます
湘南豚の餃子は、噛んだ瞬間に肉汁がじゅわっと広がるジューシーさが魅力です。蒸篭蒸しの野菜も、素材の味がしっかり感じられて、ヘルシーさもばっちり。
そして葉山牛の餃子は、プラス200円の価値ありと評判の一品。濃厚でコクのある味わいが口いっぱいに広がり、贅沢気分を楽しめます。
また、地域の歴史を感じられる「夏みかんサイダー」もおすすめです。このサイダーは、昭和34年(1959年)、当時の皇太子(現在の上皇さま)のご成婚を祝って、葉山町民に夏みかんの苗木が配られたことが由来。育てられた夏みかんを使い、爽やかでスッキリとした味わいのご当地ドリンクとして親しまれています。
ハルさんも、この夏みかんサイダーの歴史と味に感心していました。
葉山の別荘文化と人々の想い
番組内では、葉山に残る別荘文化にもふれられました。葉山は古くから多くの別荘が建ち並んでいましたが、時代とともにその数は減少。そんな中で、葉山茶寮 六花のように歴史ある建物を大切に残しながら、新しい形で生かす取り組みが続いています。
カフェの店内では、昔懐かしいSPレコードの音色が流れ、どこかノスタルジックな雰囲気が漂います。ゆったりとコーヒーを楽しみながら、葉山の歴史や文化を感じる時間は、心も体もリフレッシュできます。
このカフェを訪れることで、葉山の自然や歴史、そして地域の人々の想いに触れることができるのです。
葉山茶寮 六花の基本情報
以下の表にお店の詳細をまとめました。
項目 | 内容 |
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店名 | 葉山茶寮 六花(ricca) |
住所 | 神奈川県三浦郡葉山町一色1664-1(葉山近代美術館すぐそば) |
営業時間 | 火曜:13:00~16:30(カフェのみ・不定期営業) 水曜〜日曜:11:30~16:30 |
定休日 | 月曜 |
アクセス | JR逗子駅または京急 逗子・葉山駅からバス、「葉山近代美術館前」下車徒歩1分 |
落ち着いた空間で、歴史と地域の味を楽しみたい方にぴったりのカフェです。葉山散策や御用邸エリアの観光とあわせて、ぜひ訪れてみてください。
【ソース】
https://riccahayama.com/
https://hayamajikan.com/
https://iroiro-diary-salida.com/
https://hayama-natumikan.com/
https://zushi-hayama.jp/
https://bangumi.org/tv_events/AwQwU4gAQAM
カフェ訪問と一緒に楽しめる葉山御用邸エリアのおすすめスポッ

ここからは、私からの提案です。葉山茶寮 六花でゆったりした時間を過ごした後は、周辺の観光スポットを巡って葉山の魅力をさらに満喫するのがおすすめです。御用邸エリアには、自然と歴史、アートがバランスよくそろっています。のんびりとした葉山散策にぴったりの場所を紹介します。
まず訪れたいのが、神奈川県立近代美術館 葉山館です。この美術館は2003年に開館し、もともと皇族の別荘があった場所に建てられています。建物自体が葉山の景観と調和する落ち着いたデザインで、海を望む庭園とアート作品の両方が楽しめます。展示室はもちろん、海を見渡せる庭園やカフェ、ミュージアムショップは入場料なしで利用できるので、気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイントです。営業時間は9:30〜17:00(最終入場16:30)で、月曜が休館日ですが祝日の場合は翌日がお休みになります。
次におすすめなのが、葉山しおさい公園です。ここは日本庭園と海沿いの展望スポットがあり、ゆったりとした時間を過ごせます。園内にはしおさい博物館が併設されていて、昭和天皇ゆかりの貴重な品々を見ることができます。公園は朝8:30から夕方17:00まで開園していて、月曜が休園日です。アクセスは「一色海岸」バス停からすぐなので、歩いての移動も便利です。
葉山に来たら絶対に外せないのが、一色海岸です。御用邸の目の前に広がるこの海岸は、「世界の厳選ビーチ100」や「日本の水浴場88選」にも選ばれている美しいスポットです。水の透明度が高く、磯遊びや砂浜の散歩が楽しめるので、家族連れにも人気です。また、海辺には「小磯の鼻」と呼ばれる芝生広場があり、そこから眺める海と空の景色はまさに絶景です。
葉山散策のおすすめコースとしては、まず「葉山茶寮 六花」で和餃子御膳と夏みかんサイダーを味わい、ほっと一息つきます。その後、近代美術館 葉山館でアート鑑賞や庭園の散策を楽しみ、葉山しおさい公園で日本庭園や博物館を見学、最後に一色海岸で海辺の風景を満喫する流れが理想です。季節や天気によって順番を変えると、より快適に楽しめます。美味しい食事、アート、歴史、自然を一度に味わえるこのモデルコースは、葉山の魅力を余すことなく堪能できるおすすめのプランです。
【ソース】
https://moma.pref.kanagawa.jp/hayama/
https://hayama.miurahantourism.jp/hayama-shiosai-kouen/
https://hayama.miurahantourism.jp/isshiki-kaigan/
https://burariwalking.hatenablog.com/
https://tokyoartbeat.com/
https://town.hayama.lg.jp/
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