「梅煮風ゆでいわし」&「しょうが煮風ゆで鯛」ひとり分レシピの極意とは?
2025年5月13日(火)放送予定の『きょうの料理ビギナーズ』では、「このテクいただき!ひとり分レシピ」シリーズの第2回として、「梅煮風ゆでいわし」が登場予定です。さらに、煮くずれしやすい魚の代表格である鯛を使った「しょうが煮風ゆで鯛」も紹介される見込みです。魚料理は難しそう、煮魚は特にハードルが高いと感じている初心者の方にぴったりな内容となっています。火加減の調整に自信がない方でも安心の“ゆでて仕上げる”レシピは、これからの定番になるかもしれません。
放送では、フライパンひとつで簡単に仕上げられる調理法や、魚をふっくらやわらかく仕上げるコツ、梅やしょうがなどの香味野菜の活用法などが、初心者でもわかりやすく紹介される予定です。放送後、詳しいレシピが明らかになり次第、内容を更新いたします。
ゆでるだけで煮魚のような仕上がりに!新しい魚料理の選択肢
煮魚といえば、火加減や煮汁の配合が難しく、途中で崩れてしまったり、味がしみ込まなかったりと、初心者にとっては失敗がつきものです。しかし、今回のレシピではそうした悩みを解消する「ゆでてから、あとがけで味つけする」という手法が使われています。この方法には以下のような利点があります。
・弱火でじっくりゆでることで、身がくずれにくく、見た目もきれいに仕上がる
・別で作ったたれを後がけすることで、味の濃さを自分好みに調整できる
・魚特有のくさみを梅干しやしょうがで抑えられる
・フライパンひとつでできるから、洗い物が少なくてすむ
また、調理にかかる時間も短く、帰宅後すぐに作れる手軽さもポイントです。疲れていてもパパッと作れて、栄養バランスも良く、ひとり暮らしの人にもぴったりです。
「梅煮風ゆでいわし」の仕上がりはさっぱり&ご飯がすすむ味
主役となるのは、手に入りやすく価格も手ごろないわし。これをフライパンで弱火でゆでることで、ふっくらした食感を保ちつつ、梅干しの酸味とコクをまとった梅煮風の味わいに仕上げます。たれにはしょうゆやみりんを使い、ほんのり甘辛くすることで、ご飯にもぴったりの味に。
仮のレシピとして、以下のような材料と手順が想定されます。
材料(1人分)
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いわし(頭と内臓を除いたもの)…2尾
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梅干し…1個
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水…200ml
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酒…大さじ1
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【たれ】
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しょうゆ…大さじ1
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みりん…大さじ1
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砂糖…小さじ1
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だし汁…大さじ1
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作り方
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フライパンに水と酒を入れ、弱火にかける。いわしを並べ、梅干しをちぎって加える。
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ふたをしてごく弱火で約10分ほどゆでる。途中でいわしが浮かび上がらないよう、落としぶたの代わりにキッチンペーパーをかぶせてもよい。
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小鍋にたれの材料を入れて中火にかけ、ひと煮立ちさせるだけでOK。
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器にゆであがったいわしを盛り、たれをかけて完成。梅の実は添えておくと見た目にも上品に。
ふっくらゆでたいわしに、梅としょうゆの香りが合わさって、シンプルながら味わい深い一品になります。
「しょうが煮風ゆで鯛」も注目のひと皿!くずれやすい魚でも安心
もう一品として紹介予定なのが、「しょうが煮風ゆで鯛」。鯛は火を通しすぎるとすぐに身がほぐれてしまいますが、ゆでてから味をつける方法なら、見た目を崩さずにきれいに仕上げられます。
しょうがとねぎを活かした香味のたれが、鯛の淡白なうまみにぴったりです。こちらも仮レシピを紹介します。
材料(1人分)
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鯛の切り身(骨付きでも可)…1切れ
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しょうが…1かけ(薄切り)
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長ねぎの青い部分…1本分
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水…200ml
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酒…大さじ1
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【たれ】
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しょうゆ…大さじ1
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みりん…大さじ1
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砂糖…小さじ1/2
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おろししょうが…少々
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作り方
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フライパンに水と酒、しょうが、ねぎを入れ、鯛の切り身を並べる。
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弱火で10分ほどゆで、ふたをしてじっくり火を通す。
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小鍋でたれの材料を煮立たせて、鯛にかけるだけで完成。
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お好みで白髪ねぎをのせても風味がアップします。
しょうがの香りが食欲をそそり、さっぱりと食べやすい仕上がりに。こちらも白いご飯と合わせて楽しめます。
一人分レシピならではの魅力と可能性
この「ひとり分レシピ」シリーズでは、必要以上に手間をかけずに“ちょうどいい”分量でおいしく作れるという魅力があります。1人前だからこそ味もぶれにくく、材料の管理もしやすいのがメリットです。特に魚料理は日持ちしないことが多いため、一人分をすぐに使い切れるのはとても合理的です。
これまで魚料理にハードルを感じていた方も、今回の放送をきっかけに、ゆでて仕上げる手軽な魚レシピをぜひ試してみてください。放送後、正確なレシピと調理ポイントが判明し次第、随時更新を行います。
放送の内容と異なる場合があります。
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