たまねぎザブトンのハンバーグ&初心者向けフライドポテト
2025年5月26日(月)よる9時からNHK Eテレで放送予定の『きょうの料理 おやじシェフのこれならできるでSHOW』では、長年フランス料理界で活躍してきた松尾幸造シェフが登場します。今回の放送では、シニア世代の初心者でも安心して作れるレシピとして、「たまねぎザブトンのハンバーグ」と「フライドポテト」の2品を紹介する予定です。松尾シェフならではの丁寧な手順と、食材の扱い方の工夫がたくさん詰まっており、料理に自信がない方でもチャレンジしやすい内容になっています。
おやじシェフ・松尾幸造さんの紹介
今回登場する松尾幸造さんは、長年にわたってフランス料理の現場で腕をふるってきたベテランシェフです。年齢を重ね、新たなステージへと進む中で、「これならできそう」と思えるレシピを、料理初心者のシニア世代に向けて伝えていく番組に出演。味は本格的だけど、手順はやさしい。そんな絶妙なバランスのレシピを紹介してくれます。料理の楽しさを再発見したい方にとって、ぴったりの放送内容になりそうです。
たまねぎザブトンのハンバーグとは?
このハンバーグは、名前の通り輪切りのたまねぎを“座布団”のようにしてハンバーグを乗せて蒸し焼きにするユニークなレシピです。下に敷かれたたまねぎがクッションの役割を果たし、肉のうまみを閉じ込めながら火を通すことで、ふっくらジューシーに仕上がるのが特徴です。さらに、トマトソースも手作り。トマトの酸味と甘み、そして香草とバターの香りが合わさった、プロならではの濃厚な味わいが楽しめます。
材料(2人分)
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合いびき肉…250g
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たまねぎ…1個(約200g)
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トマト(小)…2個(約300g)
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カレー粉…小さじ1/4
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卵…1個
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パン粉…大さじ2と1/2(約8g)
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粗びき黒こしょう…少々
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塩…小さじ1/2
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タイム(あれば)…3枝
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にんにく(つぶす)…1かけ分
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バター(食塩不使用または有塩)…20g(よく冷やしておく)
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オリーブ油…大さじ2
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水…カップ1/4
【付け合わせ】
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冷凍さやいんげん(解凍)…100g
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にんにく(みじん切り)…5g
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パセリ(みじん切り)…15g
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塩・こしょう・オリーブ油…各適量
作り方
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たまねぎを横半分に切り、1.5cm幅の輪切りを2枚作る。残りはみじん切りにする。トマトは湯むきし、粗く刻む。
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ボウルにひき肉、塩、カレー粉を入れてよく練る。みじん切りたまねぎ、卵、パン粉、黒こしょうを加えて、白っぽくなるまでしっかり混ぜる。
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肉だねを2等分し、空気を抜くようにキャッチボールをして丸める。中央を少しくぼませる。
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フライパンにオリーブ油大さじ1をひき、輪切りたまねぎを入れて油をなじませ、取り出す。フライパンを中火にし、成形したハンバーグを両面各1分30秒ずつ焼き、取り出してたまねぎの上にのせる。
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フライパンをきれいにし、オリーブ油大さじ1を熱する。ハンバーグとたまねぎを戻し入れ、刻んだトマト、タイム、つぶしたにんにく、水を加える。煮立ったらふたをして、弱めの中火で約15分蒸し焼きにする。
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別のフライパンにオリーブ油を熱し、さやいんげんを炒める。にんにくを加えてさらに炒め、塩・こしょうで調味。仕上げにパセリを加えて混ぜる。
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蒸し焼きにしたハンバーグとたまねぎを器に盛り、アルミ箔で覆う。タイムを取り出し、フライパンのソースを中火にかけて冷たいバターを加える。バターが溶けてとろみが出たら、塩・こしょうで味を整えてハンバーグにかける。いんげんを添えて完成。
初心者向けのもう一品「フライドポテト」も紹介
外はカリカリ、中はほっくりとしたフライドポテトの作り方を、工程ごとに丁寧にまとめました。粉をまぶしてから揚げることで、スナックのような香ばしさと、マッシュポテトのようなしっとり食感が両立します。以下に具体的な手順とポイントを詳しくご紹介します。
材料(2~3人分)
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じゃがいも(メークイン)…3コ(600g)
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A
・顆粒チキンスープの素(洋風)…4g
・小麦粉…10g
・かたくり粉…10g -
サラダ油(適量)
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塩(少々)
作り方
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じゃがいもはよく洗ってから6等分のくし形に切ります。切ったあとは水にサッとさらし、しっかりと水けをふき取るのがポイントです。水分が残っていると油がはねて危険なので、念入りにふき取ります。
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ポリ袋にAの顆粒チキンスープの素、小麦粉、かたくり粉をすべて入れます。
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切ったじゃがいもを加え、空気をたっぷり含ませて袋の口を閉じ、袋全体をしっかり振って粉を全体にまぶします。
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小さめで深さのあるフライパン、または直径20cmほどの鍋を用意します。
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じゃがいもを並べ入れ、じゃがいもがほぼ浸かるくらいまでサラダ油を注ぎます。
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中火にかけてそのまま5分間加熱します。ここでは触らずにそのままじっくり加熱するのがコツです。
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5分後、弱めの中火に火を弱め、さらに5分間そのまま触らずに揚げ続けます。
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表面が少し固まってきたら、菜箸を使ってじゃがいもを軽くほぐすように動かします。無理に崩さず、やさしくほぐします。
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さらに10分間ほど揚げ続け、全体がきつね色に近づいてきたら、火を中火に戻します。
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時々、上下を返しながら、表面がうすく色づいてカリッとするまで揚げます。
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色づいたら油から引き上げ、しっかり油をきってから塩少々をふって完成です。
● ポイントまとめ
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じゃがいもの水けはしっかりふくこと
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顆粒スープの素を衣に混ぜることで、深い味わいに
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少し低めの温度でじっくり加熱し、カリッとした衣に
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最後の仕上げは中火で香ばしさを引き出すことが大切
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揚げすぎず、でも芯が残らない絶妙な火入れがポイントです
このレシピなら、家庭でもお店のような本格派のフライドポテトが味わえます。外カリ中ホクの食感をぜひお楽しみください。
栄養面も安心な設計
このレシピはただおいしいだけでなく、栄養バランスも意識されています。
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調理時間:約40分
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エネルギー:640kcal(1人分)
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塩分:2.4g
塩分や油の使用量をおさえつつ、食材のうまみをしっかり引き出すレシピなので、健康に気をつけている方にもぴったりです。
放送予定・チェックポイントまとめ
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放送日:2025年5月26日(月)21:00〜21:25(NHK Eテレ)
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講師:松尾幸造シェフ
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番組名:きょうの料理「おやじシェフのこれならできるでSHOW」
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紹介予定メニュー:たまねぎザブトンのハンバーグ、フライドポテト
放送後には、焼き加減や蒸し焼きのタイミング、ソースの仕上げの様子など、実際の動きを参考にするとより理解が深まります。録画しておけば、後からじっくり見返して確認もできます。
放送の内容と異なる場合があります。
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