大原千鶴さんの夏レシピ3品!「きゅうりの香味野菜漬け・トマトの冷やしおでん風・牛肉の焼きしゃぶ」紹介
2025年6月11日(水)放送のNHK「きょうの料理」では、大原千鶴さんが暑い季節にぴったりの涼しげで味わい深い3品を紹介しました。登場したのは、香り高くてさっぱりと食べられる「きゅうりの香味野菜漬け」、見た目にも涼しい「トマトの冷やしおでん風」、そしてスタミナ満点の「牛肉の焼きしゃぶ」です。それぞれが異なる魅力を持っていて、夏の献立に役立つこと間違いなしです。どれも身近な材料で手軽に作れて、味のバランスも抜群。この記事では、番組で紹介された全3品の詳しいレシピとポイントをわかりやすくお届けします。
きゅうりの香味野菜漬け
シャキッとしたきゅうりに、青じそやしょうが、にんにくの香りを加えて、食欲が落ちがちな時期でもご飯が進む一品です。作り置きにも便利で、冷蔵庫にあるとうれしい副菜です。
材料(つくりやすい分量)
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きゅうり:3本(300g)
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塩:小さじ2/3
漬け地
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青じそ(細切り):10枚分
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しょうが(細切り):10g
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白ごま:小さじ1
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にんにく(みじん切り):小さじ1/4
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赤とうがらし(小口切り):少々
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米酢:大さじ1と1/2
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薄口しょうゆ:大さじ1と1/2
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砂糖:大さじ1
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ごま油:小さじ1
作り方
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きゅうりは麺棒でたたいて割りやすくしてから、大きめに手で割る
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塩をふって10分ほど置き、水分が出てきたら軽く絞る
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保存容器に漬け地の材料をすべて入れてよく混ぜる
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きゅうりを加えて全体をからめ、冷蔵庫で1時間以上置く
香味野菜のさわやかさと、にんにく・ごま油のコクが絶妙に合わさっていて、ご飯にもおつまみにもぴったりの味付けです。日持ちもするので常備菜にも最適です。
トマトの冷やしおでん風
続いて紹介されたのは、「トマトの冷やしおでん風」です。だしのうまみをしっかり含んだ冷たいトマトが主役で、暑い日にぴったりの涼感あふれる一品です。
材料(つくりやすい分量)
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トマト(小ぶりのミディトマトがおすすめ):4コ(約300g)
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油揚げ:40g
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すだち(輪切り):適量
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七味とうがらし:適宜
A(煮汁)
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だし:カップ1と1/2
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薄口しょうゆ:大さじ1
作り方
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トマトはヘタをくり抜き、油揚げは1.5cm幅の短冊形に切る
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小鍋にAを入れて中火で煮立て、トマトを加える
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皮がはじけたらすぐ取り出して皮をむき、耐熱容器に移す
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鍋に油揚げを入れて1分ほど煮たら、煮汁ごとトマトに注ぐ
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粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす
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盛りつけの際にすだちを添え、好みで七味とうがらしをふる
保存は冷蔵庫で3日間可能です。だしとトマトの相性が良く、じゅわっと口に広がる味わいが魅力的です。油揚げのコクが加わることで満足感のある一品になります。
牛肉の焼きしゃぶ
最後は、さっと火を通して香ばしさを引き出す「牛肉の焼きしゃぶ」です。あっさりとした塩味に、温泉卵のまろやかさが加わり、食べごたえのあるメイン料理になります。
材料(2人分)
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牛肉しゃぶしゃぶ用:6枚(120g)
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にら:1ワ(100g)
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温泉卵(市販):2コ
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粉とうがらし・ポン酢しょうゆ:各適宜
A
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塩:小さじ1/4
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こしょう:少々
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酒:大さじ1
作り方
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にらは4cmほどの長さに切る
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フライパンに牛肉を広げて入れ、Aの調味料を順にふる
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中火で加熱し、肉の色が変わったら裏返す
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にらを加えてさっと炒め合わせる
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器に盛り、温泉卵をのせる
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好みで粉とうがらしやポン酢しょうゆをかける
粉とうがらしは辛みが穏やかな韓国産がおすすめですが、一味とうがらしでも代用できます。火加減に注意して、肉のやわらかさを保ちながら手早く仕上げるのがコツです。
温泉卵の作り方(スープジャー使用)
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スープジャーに殻付きの卵2個をそっと入れる
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熱湯を注ぎふたをして15~20分おく
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取り出して水で冷やす
どのレシピも、家庭にある材料を活かして簡単に作れるのに、仕上がりは本格派です。冷蔵庫に常備しておくと安心な副菜、冷たくて食べやすい冷菜、そしてボリュームのあるメインまでそろい、夏の献立がぐっと華やかになります。大原千鶴さんの丁寧でやさしい味付けが活きたレシピ、ぜひご家庭でお試しください。
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