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NHK 【激突メシあがれ】畑からそば!高校生・主婦・営業マンが挑む“究極の一杯”|2025年6月11日

激突メシあがれ

“べらぼう”なそば頂上決戦SP!地元愛と家族の想いが詰まった究極の自作そばが激突

2025年6月11日放送のNHK総合「激突メシあがれ〜自作グルメ頂上決戦〜」では、大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」とのコラボによる特別企画が放送されました。今回は「そば」をテーマにした“べらぼう”なグルメ対決。全国から集まったアマチュア料理人たちが、自信作のそばを披露して頂点を目指す白熱の頂上決戦が繰り広げられました。地元への愛情や家族との思い出、長年磨いてきたそば打ちの技術が詰まった3人の挑戦は、観る人の心を温かくしてくれる内容でした。

大河ドラマとコラボ!豪華ゲストとともにスタート

番組の冒頭では、今回のスペシャルゲストとして山路和弘さんが登場しました。山路さんは現在放送中の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」に出演しており、時代背景と“そば文化”が重なる今回のテーマにふさわしい人物として番組を盛り上げました。司会は高瀬耕造アナウンサー岡田結実さん、ナレーションは嶋田ココさんが担当。スタジオは終始活気にあふれ、特別な回の始まりを印象づけました。

全国のそば自慢が集結!3人の個性あふれる挑戦者たち

今回の企画は、全国のアマチュア料理人から「あなたの好きな食材を生かしきるオリジナルそば」をテーマに募集を行い、書類審査を経て3人が選ばれました。それぞれが1か月間かけて試作を重ね、1人前1000円以内というルールの中で本番に臨みました。

  • エントリーNo.1:小板橋みくるさん(福島県猪苗代)
     高校3年生の小板橋さんは、地元・猪苗代湖に自生する植物「ヒシ」をそばに練り込むという独創的なアプローチを取りました。ヒシはクリのような香ばしい香りと甘みがある食材で、地元の自然の恵みを表現しています。毎週学校でそば打ちの授業を受けており、地域学習の一環で技術を磨いてきたことも紹介されました。

  • エントリーNo.2:海老根慎太郎さん(神奈川県相模原)
     医療機器メーカーの営業マンである海老根さんは、実家の畑で育てた「葉玉ねぎ」を主役にそばを組み立てました。休日には父親と畑仕事を共にし、その絆を大切にしてきたという背景が料理に込められています。そば打ちは独学から始まり、今では月2回そば道場に通いながら、自宅でも練習を重ねています。

  • エントリーNo.3:武石眞澄さん(東京都新宿区)
     主婦である武石さんは、自身で育てたそばの実を使い、14種類の粗さの異なるそば粉をブレンドして特製の麺を作り上げました。選んだ食材は「カキ」。酢に漬けることで香りと味に深みを持たせ、思い出の味を再現したとのことです。

工夫が詰まった自作そば3品が完成!

3人の料理は、見た目・味・香りに加えてストーリー性にも富んでいました。各そばの特徴は以下の通りです。

  • 小板橋さんの「猪苗代のいっぱい~辛みとうまみたっぷり麻辣湯そば~」
     ヒシを練り込んだそばに加え、スープにはウチダザリガニの旨味を凝縮。花椒やしょうが、青ねぎ、アスパラガス、雪下キャベツなどを組み合わせ、地元の食材でまとめられた一品です。辛味と旨味が絶妙に調和し、視覚的にも美しく仕上がっています。

  • 海老根さんの「父の葉玉ねぎと海老の発酵あえそば」
     燻製した具材を使った発酵あえそばは、独自の香りと味わいが特徴。葉玉ねぎのやわらかい甘さと海老の旨味が引き立ち、審査員からは「燻製のインパクトがある」との評価が寄せられました。野菜の香りとそばのコシがうまく調和しています。

  • 武石さんの「香薫カキそば 北のあじわい」
     カキの酢漬けが主役で、そばの風味を活かしながら、北国の味を感じさせる構成。ホッキ貝やホタテ、ミニトマト、ニンニクなどを使って奥行きのある味わいに仕上がっていました。

白熱の試食審査と優勝の行方

審査には堀井良教さん、小高孝之さん、タサン志麻さんが登場し、それぞれのそばを丁寧に試食。技術だけでなく、素材選びやストーリーへのこだわりも評価されました。

  • 小板橋さんのそばには「スープがそばに合っていて絶妙なバランス」という印象

  • 海老根さんのそばには「燻製の香りが際立つ

  • 武石さんのそばには「そば自体の香りがしっかり主張している

最後に発表された結果では、小板橋みくるさんの「猪苗代のいっぱい~辛みとうまみたっぷり麻辣湯そば~」が優勝を果たしました。若干18歳の高校生が見事頂点に立つ快挙となり、審査員や観客から温かい拍手が送られました。

地元の食と想いをつなぐ感動のエンディング

番組の最後には、それぞれの料理に込められた地元愛や家族への想い、食材へのこだわりが振り返られました。どの料理も、ただ美味しいだけでなく、心に残るストーリーがありました。「激突メシあがれ」は、料理バトルという枠を超え、人と人をつなぐ“食の力”を改めて感じさせてくれる内容でした。次回の放送にも期待が高まります。

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