記事内には、広告が含まれています。

NHK【午後LIVEニュースーン】恋愛じゃない“友活”が熱い!AIマッチング×交流型マンションの新トレンド|2025年10月23日

午後LIVEニュースーン
メール購読のご案内

いつも「気になるNHK」をご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、NHKの番組紹介や見どころ、新着情報などをいち早くお届けしています。

スポンサーリンク

大人の友だち作り、はじめの一歩を踏み出そう!

社会人になると、学生時代のように自然に友だちができる機会は減ります。職場や家庭以外の人と関わる時間が少なくなり、「誰かと話したいけど、どうやって出会えばいいのか分からない」と感じる人も多いのではないでしょうか。そんな中で、今注目されているのが“大人の友だち作り”=「友活(ともかつ)」です。恋愛や婚活ではなく、純粋に「話が合う仲間」や「趣味を共有できる友人」を見つけたいという人が増えているのです。この記事では、2025年10月23日放送のNHK『午後LIVE ニュースーン』で紹介された“友活”の最前線を、具体的なサービスや暮らし方の変化とともに紹介します。

スマホアプリで始まる大人の出会い

番組が取材したのは、夜7時半の東京・恵比寿にあるイタリアンレストラン。そこに集まった5人は、全員がこの日初めて顔を合わせる人たちでした。年齢も職業も、既婚・未婚もバラバラ。それでも自然に会話がはずみ、笑顔が絶えないディナーが繰り広げられていました。
この出会いをつくったのが、フランスで開発され世界に広がる「友活アプリ」。恋愛目的ではなく、“大人の友だちをつくる”ことを目的にしているのが特徴です。アプリに登録すると、AIが約20の質問をもとに相性を分析し、5~6人のグループを自動で編成。レストランの予約まで行ってくれるため、気軽に参加できるのが魅力です。
利用者は20代から60代まで幅広く、日本ではすでに約3万人が登録。毎月1000人以上が「友活ディナー」に参加しているそうです。会ってみるまで誰が来るか分からないというドキドキ感が、新鮮な交流のきっかけになっています。

安心して使える仕組みが人気の理由

このアプリが支持されている理由の一つは、トラブル防止への徹底した配慮です。女性が1人きりにならないようAIが自動で調整し、相性の悪い相手と再び同じグループにならないよう設定されているのです。
また、恋愛目的のユーザーが参加しないよう利用規約を厳格にし、運営が定期的にチェックを行うなど、安全性を確保しています。アプリを介して知り合った人同士が、仕事の相談や趣味の情報交換をするケースも多く、SNSとは違う“リアルな信頼関係”が生まれているのが特徴です。

趣味を通じた“つながり”の広がり

番組では、女性限定の「趣味友」アプリも紹介されました。最寄り駅を登録するだけで、近くに住む同じ趣味の人とつながれる仕組みで、登録者数は約32万人。たとえば「カフェ巡り」「読書」「ハイキング」「猫好き」など、テーマごとにトークグループがあり、自然な交流が生まれています。
また、シニア向けの「友活サイト」も人気で、登録者は42万人にのぼります。こちらは趣味別のイベントが多く、写真サークルや料理教室、ウォーキング会などが開催されており、「気づいたら気の合う仲間ができていた」という声も多く寄せられています。孤立を防ぐだけでなく、生きがいを見つける場にもなっているのです。

“暮らすことで友活”交流型マンションの登場

東京・北区では、暮らしそのものを通して人とつながる“交流型賃貸マンション”が注目されています。入居者が自由に使える共用スペースが豊富で、仕事帰りに談笑したり、休日にコーヒーを飲みながら語り合ったりできる環境が整っています。
このマンションには20~30代を中心に約100人が暮らしており、全国ではすでに50棟・約2800人が入居しています。
入居5年目の朝比奈里帆さんは、大学卒業後に福岡から上京。「知らない土地で一人暮らしは寂しい」と感じ、友達ができそうな環境を求めて入居を決めたそうです。
部屋はワンルームで、トイレ・シャワー・洗面台が完備。シェアハウスのように生活空間を共有するわけではなく、プライベートを守りながらも自然に人と交流できるのがポイントです。共用リビングやテラス、ワーキングスペースを通じて、日常の中で“ゆるいつながり”が生まれています。

イベントをきっかけに自然な交流を

このマンションでは、初対面でも話しかけやすいよう専用のアプリを導入しています。それでも話しかけるのが苦手な人のために、気軽に参加できるイベントも定期的に開催。番組が取材した日には、渋谷でゴミ拾いをしながらジョギングを楽しむ「プロギング」が行われていました。健康づくりと地域交流を両立できるイベントとして人気を集めています。
また、趣味に特化したマンションも登場。ロードバイク専用マンションでは、部屋に2台まで自転車を飾ることができ、共用のトレーニングルームも備えています。同じ趣味を持つ入居者同士が自然と仲良くなり、休日に一緒にサイクリングに出かけることもあるそうです。

安心・快適に暮らせるサポート体制

交流型マンションでは、入居前に独自の審査を行い、24時間対応のコールセンターを設置。プライバシーを守りながら、安心して暮らせる仕組みが整っています。
こうした“暮らしながら友達ができる仕組み”は、今後さらに広がる可能性があります。特に都市部では単身者が増えており、同じようなライフスタイルを持つ人たちが緩やかに支え合う新しいコミュニティの形が求められています。

“孤独”を減らす社会の新しい挑戦

現代社会では、孤独や人間関係の希薄化が課題となっています。特にコロナ禍以降、人と会う機会が減り、孤独感を感じる人が急増しました。
こうした状況の中で、“友活”は単なる流行ではなく、社会全体のつながりを取り戻す試みでもあります。AIやITの力を借りながらも、「会って話す」「一緒に過ごす」という人間本来のコミュニケーションを取り戻す動きが広がっているのです。
“友達を作る”ことが、心の健康を守ることにもつながる――そんな時代が、静かに訪れています。

まとめ

この記事のポイントは以下の3つです。
・AIによるマッチングで“大人の友活”が手軽に
・趣味や地域を通じた新しい出会い方が広がっている
・暮らしを共有する「交流型マンション」が全国で拡大中

「孤独をなくしたい」という願いが、テクノロジーと人の温かさで実現しつつあります。
一歩踏み出せば、あなたの周りにも新しいつながりが生まれるかもしれません。スマホのアプリや、地域のイベント、交流型の住まい――どんな形でもいいのです。今の時代だからこそ、“友達づくり”があなたの毎日をより豊かに変えていくはずです。

出典:NHK『午後LIVE ニュースーン』(2025年10月23日放送)


気になるNHKをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました