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NHK【きょうの料理】田口成子のかつおソテー&五目いり豆腐|初夏の定番レシピを紹介|2025年5月12日

きょうの料理

田口成子さんが伝える「かつおのソテーたまねぎソース」&2品の初夏の定番おかずまとめ

2025年5月12日(月)に放送されたNHK「きょうの料理」では、新企画「わたしのイチオシ初夏ごはん」がスタートしました。このシリーズは、暑さや湿気で体調を崩しやすい初夏に向けて、料理研究家たちが毎年繰り返し作っている「自分の定番料理」を紹介するものです。初回に登場したのは、魚料理や家庭料理に定評のある田口成子さん。今回の放送では、かつおの旨みを引き立てる「かつおのソテーたまねぎソース」をメインに、フライパンひとつで簡単にできる「豚肉とキャベツのフライパン蒸し」、さらに野菜たっぷりでごはんが進む「五目いり豆腐」という、どれも日々の食卓に役立つ三品が紹介されました。これらの料理は手間をかけずに作れて、しかも季節の食材をおいしく取り入れられる内容です。

香りと酸味が絶妙「かつおのソテーたまねぎソース」

初夏に旬を迎えるかつおを、にんにくと黒こしょうで香ばしく焼き上げた一品です。合わせるのは、新たまねぎを使った甘酸っぱいソース。炒めたたまねぎを蒸し焼きにすることで、甘みを引き出し、酢としょうゆの風味でさっぱりとまとめています。食欲が落ちる季節にもぴったりの味つけです。

材料(2人分)

  • かつお(刺身用さく)…200g

  • 新たまねぎ…1個(200g)

  • にんにく…3かけ

  • 細ねぎ…4本

  • サラダ油…大さじ1+小さじ2

  • 塩…1つまみ

  • 粗びき黒こしょう…少々

【A】

  • しょうゆ…大さじ1

  • 酢…大さじ1

  • みりん…大さじ1/2

作り方

  1. かつおの表面の水けを紙タオルでしっかりふき取り、塩と黒こしょうをふってなじませます。

  2. にんにくは2〜3等分に切って芯を取り除き、細ねぎは小口切りにしておきます。

  3. たまねぎは縦半分に切ってから、薄切りにします。

  4. フライパンにサラダ油大さじ1を入れて中火で熱し、たまねぎを加えて炒めます。油が全体に回ったらふたをして、弱火で5〜6分間蒸し炒めにします。

  5. たまねぎがしんなりしたらAの調味料を加えてひと煮立ちさせ、火を止めてボウルに移し、少し冷ましておきます。

  6. フライパンをきれいにしてからサラダ油小さじ2を中火で熱し、にんにくとかつおを入れて、全体に焼き色がつくまでしっかり焼きます。

  7. 粗熱を取ったかつおを2cm厚さに切り、器に盛りつけます。たまねぎソースをたっぷりとかけて、細ねぎとにんにくを添えれば完成です。

この料理は調理時間約20分、エネルギー270kcal、塩分は1.9gとヘルシーながら満足感のあるメインディッシュ。旬のかつおと新たまねぎの組み合わせが絶妙で、素材そのもののおいしさを活かした仕上がりです。

フライパンひとつで手軽!「豚肉とキャベツのフライパン蒸し」

 

調理器具はフライパンひとつ、しかも下ごしらえをしっかりしておけば失敗しにくい便利なおかずです。豚肉にあらかじめ調味料をすり込み、寝かせておくことで、焼くだけでしっかり味が決まります。キャベツや玉ねぎ、にんじんといった野菜の自然な甘さも感じられる、優しい味わいが魅力です。

材料(2人分)

  • 豚ロース肉(豚カツ用)…2枚(240g)

  • キャベツ…150g

  • 玉ねぎ…1/2個(100g)

  • にんじん…40g

  • サラダ油…大さじ1/2+1+1/2

  • 酒・水…各カップ1/2

  • バター…大さじ1

  • 粒マスタード(あれば)…適宜

【A】

  • 砂糖…小さじ1

  • 塩…小さじ1/2

  • 粗びき黒こしょう…少々

  • 粒マスタード…適宜

  • 酒…大さじ1

  • バター…大さじ1

作り方

  1. 豚肉は筋切りをしてから3等分にカットし、Aの調味料を全体にすり込みます。紙タオルとラップで包み、冷蔵庫で30分〜一晩ほど寝かせます。

  2. キャベツはざく切り、玉ねぎは薄切り、にんじんはせん切りにします。

  3. 冷蔵庫から豚肉を取り出し、手のひらで軽く押してのばします。

  4. フライパンにサラダ油大さじ1/2を熱し、豚肉の両面をサッと焼いて取り出します。

  5. フライパンを軽くふいてから、サラダ油大さじ1+1/2を熱し、玉ねぎとにんじんを炒めます。

  6. 炒めた野菜の上にキャベツを広げて、焼いた豚肉をのせます。

  7. 酒と水を加えてふたをし、弱火で6〜7分間蒸し煮にします。

  8. 最後にふたを取り、バターを加えて溶かし、器に盛りつけて粒マスタードを添えます。

野菜と肉を一緒に食べられる、栄養バランス抜群のおかずです。ボリュームもあるので、主菜としてしっかり活躍してくれます。

ごはんが進む!懐かしい味「五目いり豆腐」

 

豆腐とさまざまな野菜、さらにささみを合わせた、甘じょっぱくて栄養満点な副菜です。食材をみじん切りにして炒めたあと、豆腐を加えてじっくりいりつけることで、味がよく染み込みます。仕上げに加える卵が、全体をふんわり包み込み、見た目にもやさしい一品です。

材料(2人分)

  • 木綿豆腐…1丁(300g)

  • 鶏ささ身(筋を取る)…1本(40g)

  • にんじん…30g

  • 生しいたけ…2枚(30g)

  • 絹さや…30g

  • 溶き卵…2個分

  • サラダ油・ごま油…各大さじ1/2

【A】

  • だし…カップ1/2

  • 砂糖…大さじ1+1/2〜2

  • しょうゆ…小さじ2

  • 塩…小さじ1/3

作り方

  1. 鍋に湯を沸かし、豆腐を一口大にちぎって入れます。浮き上がってきたら取り出し、水けをしっかりきります。

  2. しいたけとにんじんはみじん切りに、絹さやは斜めに細く切り、ささ身は1cm角にします。

  3. 鍋に油を熱してささ身と野菜を炒めます。

  4. Aを加えて全体を混ぜ、ささ身に火が通ったら豆腐を加え、木ベラでくずしながら汁けがなくなるまで炒めます(約5〜6分)。

  5. 最後に溶き卵を加え、全体がふんわりまとまるように炒め合わせて完成です。

家庭の味を思い出す、やさしくてしみじみおいしいおかずです。冷めても味が落ちにくく、お弁当のおかずとしても最適です。

まとめ

どれも家庭の台所ですぐに取り入れられる再現しやすい料理ばかり。田口成子さんの“いつものごはん”を参考に、毎日の食卓に彩りと栄養を加えてみてください。次回の放送もお楽しみに。

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