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NHK【あさイチ】BMSG FES’25の舞台裏!SKY-HIが語る若手育成とSTARGLOWの挑戦|2025年10月10日

あさイチ

いま話題の男・SKY-HIが語る「音楽で世界を変える覚悟」

「やりたいことがあるのに、どうしても一歩踏み出せない」「好きなことを仕事にしたいけど、現実は厳しい」――そんな思いを抱えている人も多いのではないでしょうか。
10月10日のあさイチプレミアムトークに登場したのは、ラッパー・プロデューサー・そして経営者として活躍するSKY-HIさん。音楽の世界で自らの信念を貫き、若者たちに夢の舞台をつくってきた彼の歩みは、まさに“情熱で人生を変える”生き方そのものでした。
この記事では、番組で語られたSKY-HIさんの挑戦・葛藤・そして音楽への深い思いを、すべてのエピソードをもとに詳しく紹介していきます。

一億円を投じた独立――BMSG設立の裏側

2020年、SKY-HIさんは自身の会社BMSGを設立。出資額はなんと「自腹で1億円」。音楽業界の中でも異例の挑戦です。
番組では、当時の心境を「怖かった。でも、これをやらなきゃ自分が死んじゃうと思った」と語りました。
誰かに勧められて始めたのではなく、「やらざるを得なかった」――その原動力は、彼自身の中に燃える“使命感”。
芸能界で培ってきた経験をすべて賭け、日本中の若者にチャンスを与える場を自ら作り上げたのです。
会社名BMSGは“Be MySelf Group”の略。つまり「自分らしく生きる集団」という意味。SKY-HIさんが信じてきた“多様な才能が輝く社会”を体現しています。

フェスに8万人!裏で支える努力と哲学

番組では、BMSG FES’25に密着。会場には8万人ものファンが詰めかけました。
フェス2日前、SKY-HIさんはマイク片手にステージの隅から隅まで歩き、音の反響を自分の耳で確かめます。まさに“現場主義”の象徴。
華丸さんが「ラップの合間の指示まで聴き逃せないね」と感嘆したように、SKY-HIさんは一瞬たりとも集中を切らしません。
そのこだわりの背景には、ひとつの信念があります。「アーティストの自由は、準備によって生まれる」。
音響、照明、動線、全てを自分で確かめ、チーム全員が安心してパフォーマンスできる環境を整える。それが、彼の“見えない仕事”なのです。

若手と対等でいる理由:STARGLOWの成長

番組では、SKY-HIさんが手掛ける新グループSTARGLOWも紹介されました。
平均年齢は18.6歳。中には4年間もトレイニーとして努力を続けてきたメンバーもいます。
「STARGLOWは“まだ途中”の存在。でも、そこがいい」とSKY-HIさん。
若い世代と接する時に大切にしているのは、“上から教える”ではなく“同じ目線で感じる”こと。
「年齢を重ねるほど得るものが増えるけど、同時に失うものもある。若い世代には、まだ手放していない大切な感性がある」と話す姿は、まるで教育者のよう。
力関係ではなく“信頼関係”で支えることが、彼のリーダーシップの根底にあります。

オーディション『THE FIRST』に込めた想い

SKY-HIさんの原点は、伝説的オーディション『THE FIRST』。
「自分よりずっと才能のある人が、チャンスを得られずに消えていく。自分もこのままじゃ消える――だったら世界を変えるしかないと思った」。
そう語る彼が作ったオーディションは、従来の“競争”ではなく“共創”。
合宿を「育成プログラム」と呼び、あえて“サバイバル”という言葉を避けました。
参加者一人ひとりの個性を尊重し、泣き笑いをともにした時間が『BE:FIRST』誕生の礎となったのです。
「お金を自分で出して、自分が責任を取るからこそ、誰にも妥協しなかった」と話すSKY-HIさん。
自分の理想の音楽を守り抜くその姿勢に、多くの視聴者が胸を打たれました。

同級生・境圭介が語る“素顔のSKY-HI”

番組では、中学の同級生境圭介さんも登場。
「いつもクラスの真ん中にいて、場を明るくする人だった」と話しながら、学生時代の思い出を振り返りました。
華丸さんとの掛け合いでは、川平慈英さんのモノマネを披露し、即興の“モノマネバトル”でスタジオを爆笑の渦に。
真剣なクリエイターの顔と、無邪気な少年の顔。そのギャップが、彼の魅力そのものです。
さらに、境さんが貸した『STEPPER’S DELIGHT(RIP SLYME)』が、SKY-HIさんがラップに目覚めるきっかけだったことも明かされました。
音楽の原点には、友情と青春があったのです。

BE:FIRSTが歌う『空』――時代を越える応援歌

後半では、BE:FIRSTがスタジオ登場。
メンバーのSOTA、JUNON、MANATO、RYUHEI、SHUNTO、LEOが自己紹介し、SKY-HIさんへの想いを語りました。
「社長というより、仲間って感じ」「僕らの一員のよう」と語るメンバーの言葉からは、信頼と愛情が伝わります。
彼らが披露したのは、NHK全国学校音楽コンクール2025 中学校の部の課題曲『空』。
この曲についてSKY-HIさんはこう語りました。
「胸がざわつく時代の中で、“大丈夫”と言える曲を作りたかった。なぜ大丈夫なのかを、歌詞の中で解きたかったんです」
制作時にはゴスペラーズ・黒沢薫さんにもアドバイスをもらい、ゴスペルの温もりを取り入れながらも、思春期の揺らぎに寄り添う一曲となりました。
スタジオいっぱいに広がるハーモニーは、まさに“希望の空”そのものでした。

癒しの時間「みんなグリーンだよ」アロエ特集

番組の最後は、園芸家つる岡秀明さんによる“ワイルドアロエ”の世界。
ロゼット状に広がる葉や、海外で撮影したアロエ・ディコトマの雄大な姿に、スタジオからも感嘆の声。
MCの鈴木奈穂子さんと博多大吉さんも、お気に入りのアロエを選び、軽石鉢に植え替える体験をしました。
「週に1回の水やりだけでOK」という手軽さも魅力。植物を通して暮らしを整えるヒントが詰まった、穏やかな締めくくりでした。

まとめ:情熱が未来を動かす

この記事のポイントは以下の3つです。
・SKY-HIさんは自腹1億円で会社を立ち上げ、若手アーティストを育成
・BMSG FES’25やSTARGLOWを通して、世代を超えた信頼の絆を築く
・BE:FIRST『空』が届けるメッセージは、“大丈夫”を信じる力

SKY-HIさんの生き方は、まさに“音楽で社会を変える”挑戦。
恐れを超え、自分の信じる道を歩む――その姿は、多くの人に勇気を与えてくれます。
彼が描く空のように、私たちもそれぞれの場所で、自由に、誠実に、夢を追いかけていきたいものです。

出典:NHK総合『あさイチ プレミアムトーク SKY-HI』(2025年10月10日放送)
https://www.nhk.jp/p/asaichi/


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