福士蒼汰さんが語った“人見知りの克服”と俳優としての進化とは？
あさイチのプレミアムトークに福士蒼汰さんが初登場した今回。『あまちゃん』『仮面ライダーフォーゼ』をきっかけに国民的俳優として知られる彼が、「実は極度の人見知りだった」ことを率直に語り、そこからどう成長してきたのかを深く知る貴重な回でした。
本記事では、放送内容を丁寧に追いながら、福士さんの俳優としての歩み、人との向き合い方、最新作『楓』に込める想いまで、読者が“もっと福士蒼汰を好きになる”視点でまとめています。
この記事を読むと
・福士蒼汰さんの“人間としての変化”がわかる
・作品の背景をより深く理解できる
・役者としての姿勢や哲学が作品鑑賞のヒントになる
そんな内容をたっぷりお届けします。
あまちゃん・フォーゼ時代の裏側にあった“極度の人見知り”
今回のプレミアムトークのスタートは、視聴者から寄せられた『あまちゃん』と『仮面ライダーフォーゼ』の反響メッセージ。
この2作品は、福士蒼汰さんを一気に全国区へ押し上げた代表作です。
しかし当時を振り返る福士さんの言葉は意外なものでした。
小学生の頃から強い人見知りで、人と話すのが苦手だったという福士さん。美容室でも希望を伝えられず、なんと“自分で髪を切っていた”ほど。
『あまちゃん』の現場でも、賑やかな雰囲気に馴染めず、「影を探して隅っこにいた」というエピソードが語られました。
高校2年生でスカウトされ芸能界へ入ったものの、20代前半は「求めてもらえるのに、技術が足りない」と感じる葛藤を抱えていたことも明かされています。
華やかな出演作品の裏で、若き俳優が静かに自己と向き合っていた姿が浮かび上がります。
宮野真守さんとの“親族のような親密さ”
トークの中盤では、福士さんの“今の一番の親友”である声優・俳優の宮野真守さんが登場。
番組スタッフによる直撃インタビューで、福士さんの意外な素顔が次々と紹介されました。
宮野さんが語る関係性はとてもユニークで、
「もう親族ですね★」というほど深い信頼で結ばれているとのこと。
ふたりの関係を象徴するエピソードも豊富でした。
・福士さんは実はとても人懐っこく、物理的にも甘えてくる
・アドリブを入れるいたずら好きな一面もある
・最初は福士さんのほうから“ぐいぐい来てくれた”
宮野さん自身が人見知りということもあり、福士さんから積極的に距離を縮めてくれたことが、親友関係の始まりだったと語っていました。
共演舞台『神州無頼街』では、木村了さんも含めた3人で毎晩台本を読み込み、役の解釈を深めていく作業がルーティンになっていたそう。この過程がとても楽しく、福士さん自身が「台本の読み方が変わった」と語るほど、大きな成長につながっています。
岡田准一さんとの出会いが“人付き合いへの一歩”に
福士さんが人見知りを克服する最初のきっかけとなったのは、20代半ばに誘われた岡田准一さんらとの忘年会。
当時は飲み会をほとんど断っていた福士さん。しかし思い切って参加したことで、
“相手に興味を持つこと”
“自分をさらけ出すこと”
の大切さを実感したと語っています。
その実践が俳優業にも強く影響し、ドラマ『大奥』の演出・大原拓さんも「福士さんの人付き合いの変化が、役の深みにつながっている」とコメントしていました。
人間としての成長が、そのまま役者としての進化へ直結していることが感じられる印象的な部分でした。
最新作『楓』で見せる、新たな“ラブストーリーの顔”
2025年公開の映画『楓』では、福士さんにとって9年ぶりとなるラブストーリーに出演。
共演した福原遥さんが語った福士さんの姿はとても温かく、俳優仲間からの信頼の高さが伝わるものでした。
・掛け合いの相談に丁寧に向き合ってくれる
・現場で自然と話しかけたくなる“親しみやすい空気”
・撮影の合間に『点描の唄』を歌っていた
（Mrs. GREEN APPLE『点描の唄（feat.井上苑子）』）
福士さんの自然体な優しさと、作品作りへの真摯さがよく分かるコメントでした。
海外作品への挑戦と“英語力”の背景
さらにトークでは、福士さんが20代中盤以降に積極的に挑戦してきた仕事にも注目。
24歳で舞台に挑戦し、30歳で海外ドラマ『THE HEAD Season2』（hulu）に出演するため単身スペインへ。全編英語のセリフで挑んだ経験を語りました。
語学が元々好きで、高校生の頃から英単語を勉強。
『仮面ライダーフォーゼ』の撮影現場へ向かう電車でも勉強していたという努力家らしい一面も明らかに。
20歳のときにアメリカ人と話してまったく通じなかった経験が、英語学習をさらに加速させたきっかけになったそうです。
共演には吉沢亮さん、横浜流星さんといった人気俳優も名を連ね、当時から刺激ある環境に身を置いてきたことが伝わります。
家族との関係性も“福士蒼汰らしさ”
プライベートの話題では、姉が2人いることを明かし、家族で海外旅行へ行くほど仲がいいと語りました。
さらに「両親に怒られたことがない」という驚きのエピソードまで。
反抗期がなかった理由を、“反抗する余地がなかった”と自然体で話し、スタジオは思わず笑いに包まれました。
この温かい家族関係が、福士さんの穏やかさにつながっているのかもしれません。
まとめ：人として、俳優として、今の福士蒼汰を深く知れる45分
この記事のポイントは以下の3つです。
・福士蒼汰さんは幼い頃からの人見知りを克服し、対人関係の変化が俳優としての成長へ大きくつながっている
・宮野真守さんや岡田准一さん、木村了さんら仲間との出会いが、作品への取り組み方をさらに深くした
・最新作『楓』や海外作品など、30代に入り挑戦の幅が大きく広がっている
今回のプレミアムトークは、作品では見えない福士蒼汰さんの「内面の変化と進化」を知ることができる貴重な回でした。
今後の出演作でも、その経験がどのように活かされていくのか、ますます期待が高まります。
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