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Eテレ【グレーテルのかまど】パンどろぼうの“ぼうしパン”レシピ再現!高知発ゆず香る絶品パン|2025年6月23日放送

グレーテルのかまど

パンどろぼう登場!ゆず香る高知のぼうしパンレシピ紹介

人気絵本『パンどろぼう』に登場するご当地パン「ぼうしパン」。2025年6月23日放送のNHK『グレーテルのかまど』では、俳優の瀬戸康史さんがこのユニークなパン作りに挑戦しました。高知県発祥のぼうしパンは、ふわふわの中身と甘くカリッと焼き上がった帽子のようなクッキー生地が特徴。今回のレシピでは、ゆずピールを使った香り豊かなアレンジも登場し、目でも舌でも楽しめる一品に仕上がりました。番組の詳しい内容とレシピを紹介します。

『パンどろぼう』の世界と“ぼうしパン”の魅力

今回の主役「ぼうしパン」は、子どもたちに大人気の絵本『パンどろぼう』に登場するパンのひとつ。パンどろぼうは、おいしいパンを求めて世界中のパン屋に忍び込む“どろぼう”として描かれていますが、その姿はどこか憎めず、ユーモアたっぷりです。

番組では、絵本に描かれたさまざまなパンのなかでも、帽子のような形をした「ぼうしパン」に注目。見た目が可愛いだけでなく、中はふわっと、外はカリッとした甘いクッキー生地で包まれているという、子どもも大人も嬉しい高知ならではのパンです。絵本の作者・柴田ケイコさんも大ファンで、実際に食べた経験からこのパンを絵本に取り入れたとのことです。

そんな“パンどろぼうの世界”を再現するように、瀬戸さんが挑戦したのが、ゆずの香りを効かせたオリジナルぼうしパンです。高知といえばゆず。地元の風味を生かした、特別なアレンジが加えられました。

パン作りの材料と下準備

【パン生地(11個分)】
・強力粉:250g
・グラニュー糖:30g
・塩:4g
・脱脂粉乳:12g
・無塩バター:50g
・生イースト:8g
・卵黄:15g
・水:170ml
・ゆずピール:60g
・ゆずリキュール:10ml

【クッキー生地】
・無塩バター:200g
・グラニュー糖:200g
・卵:120g
・薄力粉:200g

【アイシング】
・卵白:200g
・粉砂糖:30g程度

【パン生地の下準備】
・バターは角切りにし、室温で柔らかくする
・ゆずピールは細かく刻み、ゆずリキュールと混ぜておく

【クッキー生地の下準備】
・バターは室温に戻す
・卵は湯せんで人肌に温めておく
・薄力粉はふるっておく

パン生地の作り方

  1. ボウルに水・卵黄・生イーストを入れて泡だて器でよく混ぜます

  2. 別のボウルで強力粉・砂糖・塩・脱脂粉乳を合わせて混ぜます

  3. 1と2を合わせ、粉が水分を吸うように手でなじませます

  4. 台に出して、こすりつけるようにしながらよく混ぜます

  5. 滑らかになったら、台に叩きつけるようにこねて、生地をまとめます

  6. 一部が薄くのびるようになったら、柔らかくしたバターを包み込み、再度こねます

  7. ゆずピールとリキュールを混ぜたものを包み、さらにこねて生地を仕上げます

  8. ボウルに入れて乾燥しないようにラップなどで覆い、室温で約60分発酵させます

  9. 生地を11個(各50g)に分けて丸め、15分ほど室温に置いて軽く休ませます

※残りの生地は冷蔵庫で一時保存し、順にこの工程をくり返します

  1. 休ませた生地をもう一度丸め、オーブンシートを敷いた天板に並べます

  2. 30℃前後の温かい場所で、2次発酵(約30分)させます

クッキー生地の作り方と絞り

  1. 柔らかくしたバターに砂糖を加えて泡だて器でよく混ぜます

  2. 卵を数回に分けて加えながら混ぜ、さらに薄力粉を入れて滑らかにします

  3. 絞り袋に直径9mmの口金をつけ、常温でしばらく置いて生地をなじませます

クッキー生地がなじんだら、2次発酵後のパン生地の上に渦巻き状に絞ります。

焼き上げとアイシングの工程

・オーブンは190℃に予熱しておきます
・クッキー生地を絞ったパンを180~190℃のオーブンで16~18分焼きます
・表面のクッキーが色づいたら、すぐに天板から取り出します(焼きすぎに注意)

【仕上げのアイシング】
・ふるった粉砂糖に卵白を加え、へらでなめらかになるまでよく混ぜます
・硬さを見ながら粉砂糖を少しずつ追加し、絞れる固さに調整します
・焼きあがったぼうしパンにアイシングで可愛く飾りつけます

※仕上がりは帽子のようにこんもりと盛り上がり、表面はほんのりツヤのある焼き色になります

食べごろと保存方法

・完成したぼうしパンは常温保存が可能ですが、当日中に食べるのが一番おすすめです
・翌日に食べる場合は、軽くトースターで温めると焼きたてに近い風味が戻ります

番組の見どころと感想まとめ

今回の放送では、瀬戸康史さんの丁寧な作業工程が印象的でした。材料を一つひとつ確認しながら、特にパン生地の発酵のタイミングやこね方にはじっくり時間をかけており、パン作り初心者にもわかりやすい内容となっていました。

また、ゆずピールという高知らしい素材を使うことで、地域の特色を活かした新しいぼうしパンに仕上げられた点がとても魅力的でした。ゆずの香りがクッキー生地の甘さと合わさり、より爽やかな味わいになっています。

番組内で紹介されたパンどろぼうの絵本の世界観と重ね合わせるように、物語性のあるパン作りが楽しめる今回の回は、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる内容でした。食べる楽しさだけでなく、作る過程も楽しいぼうしパン。親子で一緒に絵本を読みながら作ってみるのも素敵な時間になりそうです。

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