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NHK【所さん!事件ですよ】日本に眠る金山が再び動く!銀歯・遺灰・家電まで黄金の国ジパング復活の兆し|2025年11月1日★

所さん!事件ですよ

金が熱い!令和のゴールドラッシュがやってくる?

最近、ニュースでも「金の値段が過去最高」と聞くことが増えましたよね。実は今、世界中で“金フィーバー”が起きています。国際相場では1オンス(約31グラム)あたり4,000ドルを超える勢い、日本国内ではグラム2万2,000円超という異例の高値。そんな中、日本でもかつての金山が再び脚光を浴び、都市の中でも“新しい鉱山”が見つかり始めています。番組【所さん!事件ですよ】が取り上げる「令和のゴールドラッシュ」には、金をめぐる驚きの現場と人間ドラマが詰まっているのです。

放送後には実際の取材内容も追記予定です。

史上最高値を更新し続ける『金』の裏側に何があるのか

金の価値が上がる背景には、いくつかの要因があります。まず、世界的な政治と経済の不安定さ。アメリカや中国の経済減速、国際紛争の影響で、多くの投資家が「紙幣より安全」とされる金に資金を移しています。また、世界的なインフレや円安の進行により、日本国内での金の価格も上昇しています。
実際に、田中貴金属工業では金のミニバー販売が一時停止になるほどの需要が殺到。三菱マテリアル日鉱金属でも精製ラインがフル稼働しています。こうした動きは、投資目的だけでなく「相続や資産保全のために金を持つ」という一般家庭の需要増加にもつながっています。まさに今、金は「手元に置く資産」として再評価されているのです。

日本の山に再び人影が!?閉山した金山の復活劇

一度閉山した金山が、今また注目を集めています。象徴的なのが新潟県の佐渡金銀山。17世紀に最盛期を迎え、累計で約78トンもの金を産出したこの山は、現在ユネスコ世界遺産候補としても注目されています。近年、周辺地域では再び探査が進められており、最新の地質データ解析によって「未開発の鉱脈が地下深くに残っている可能性」が指摘されています。
さらに、大分県の鯛生金山鹿児島県の串木野金山でも同様の調査が行われ、外国資本のJapan Gold CorpがAIによる地層解析やドローン測量を活用して再開発の可能性を探っています。これらの動きは「令和のゴールドラッシュ」とも呼ばれ、古くからの鉱山町が再び活気を取り戻すきっかけにもなっています。番組では「閉山したはずの金山に怪しい人影が…?」という興味深い現場にもカメラが潜入予定。かつての“ジパング伝説”が現代技術で蘇る瞬間が見られるかもしれません。

家に眠る“お宝”が意外な高値に!今が売り時?

金価格の上昇で、思わぬ“資産”が注目されています。それが、家の中に眠る金製品。古いネックレス、指輪、金杯、記念メダルなどが、今や驚くほどの査定額になることも。たとえば、10年前に5万円で購入した18金の指輪が、現在は7万円前後で買い取られるケースもあります。
買取市場では、ゴールドプラザジュエルカフェなどが人気で、特に純度の高い24金製品は高値がつきやすい傾向にあります。ポイントは「重さ」と「純度」、そして「付属品の有無」。鑑定書やブランド刻印があると、査定額が数千円単位で上がることもあります。
一方で、金を売る際には注意点も。買取店によって査定基準が異なり、相場より安く買い取られることもあるため、複数店舗で比較するのがおすすめです。また、売却益が年間50万円を超えると確定申告が必要になるため、税金面の知識も欠かせません。今は“売り時”ではありますが、焦らず情報を集めることが重要です。

『銀歯』が金より高い!?意外な争奪戦の裏側

今回の番組で特に注目を集めそうなのが、「金なのに銀歯の争奪戦」という一節。歯科治療に使われる“銀歯”は、実際には銀だけでなくパラジウムを含む合金で作られています。このパラジウムが今、世界的に価格高騰しているのです。主な理由は、環境規制の強化により、自動車の排ガス浄化装置で使われる量が増えていること。
その結果、歯科用金属の仕入れ価格は数年前の約2倍に上昇。日本歯科医師会でも「材料費の高騰が治療費に影響している」と発表しています。さらに、治療後に外された歯科金属をリサイクルし、貴金属として再利用する業者も登場。まさに“銀歯”が新たな資源となる時代が来ているのです。ただし、医療行為に関わる金属は衛生面・倫理面の問題もあり、安易な転売は法律で制限されています。番組ではこの「リサイクル現場」にも密着し、歯科と資源の意外な関係が明らかにされる見込みです。

炊飯器が金を生む!?家電技術が切り拓く都市鉱山

今の時代、“鉱山”は山の中だけではありません。実は都市の中にも大量の金が眠っています。使われなくなったスマートフォン、パソコン、家電製品などに含まれる金属を再利用する「都市鉱山」プロジェクトが全国で進行中です。電子基板1トンあたりから抽出できる金は、なんと鉱石100トン分に相当するといわれます。
番組では、福岡県リサイクル総合研究事業化センターが開発した最新技術に注目。なんと炊飯器の「おこげモード」を応用し、廃電子基板を一定温度で焼却・還元することで、微量の金を効率的に分離できるのだとか。これは日本の“家電技術”が生んだまさに逆転の発想。再資源化の分野で世界からも高い評価を受けています。かつて“モノづくり大国”として栄えた日本が、再び金属資源分野でリーダーシップを取る可能性を示しています。

遺灰からも金が回収される!?倫理と技術のはざまで

もう一つ驚くべきテーマが「葬儀場の遺灰からの金回収」。火葬後の遺灰には、歯の詰め物やインプラントに含まれる金・銀・パラジウムが残っています。京都市ではこれらを専門業者が回収・精製し、再資源化。2023年度には約3億円の収益を得ており、その一部は市の福祉・環境施策に充てられています。
ただし、この取り組みには賛否もあります。「故人の尊厳を損なうのでは」という意見がある一方、「再利用することで社会に還元できる」という前向きな評価も。海外ではオランダスウェーデンなどでも同様のリサイクルが行われており、日本も国際的潮流に沿って制度整備が進みつつあります。番組では、実際に火葬場の現場を取材し、現代社会が抱える“命と資源”の境界線に迫る内容が予告されています。

まとめ

この記事のポイントは次の3つです。
・金価格がかつてない高値を更新し、資産としても再注目されている
・閉山した金山や都市鉱山、歯科金属、遺灰まで——日本中に“金の再発見”が広がっている
・技術革新と倫理的課題が交錯し、令和の“黄金の国ジパング”が再び動き出している

2025年11月1日の放送では、所ジョージさんと木村佳乃さんがこの“ゴールドラッシュ現象”の裏側に迫ります。ゲストには北海道大学大学院教授・川村洋平さん、千秋さん、福岡県リサイクル総合研究事業化センター長・中村崇さんが登場し、「金と日本人」の新しい関係を語ります。放送後には、番組での発言や現場映像をもとに記事を追記予定です。
もしかすると、次のゴールドラッシュはあなたの家の中から始まるかもしれません。


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