大根の甘みが主役になる『大根のブイヨン煮 サーモンソテー』
2025年11月19日放送のあさイチ「みんな!ゴハンだよ」で紹介された『大根のブイヨン煮 サーモンソテー』は、大根の甘さを最大限に引き出しながら、サーモンの香ばしさもしっかり楽しめる料理です。音羽創さんが紹介したレシピは、家でもプロの味わいを再現できるのが魅力です。大根は皮付きのまま煮ることで深い味になり、サーモンは表面をカリッと焼くことで香りがぐっと引き立ちます。仕上げの大根の葉とミニトマトのソースは色もきれいで、食卓が明るくなる一品です。
【あさイチ】鶏もも肉の梅みそ煮レシピ|夏にぴったりのさっぱりおかず|2025年6月30日放送
材料(2人分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 大根 | 8cm(真ん中あたり) |
| ねぎ | 1本(5〜6cm長さ) |
| 水 | 400ml |
| サーモン(切り身) | 2切れ |
| 塩 | 2つまみ |
| 小麦粉 | 適量 |
| 植物油 | 大さじ1/2 |
| 大根の葉 | 20g(粗みじん切り) |
| ミニトマト | 2コ(5mm角) |
| バター(食塩不使用) | 30g |
| コーンスターチ | 4g(片栗粉の場合は半量) |
| レモン汁 | 2g |
| A 固形スープのもと(洋風) | 1コ |
| A 塩 | 1つまみ |
作り方
大根をじっくり煮てうまみを引き出す
・大根は皮をむかずに2cmの輪切りにし、断面に格子状の切り目を入れる(味のしみ込みがよくなる)
・ねぎとともに鍋に入れ、水を400ml注ぐ
・Aの固形スープのもとと塩を加え、まず強火にかける
・沸騰したら弱火に落とし、ふたをして約20分煮る
・大根が透き通ったようになり、竹串がスッと入ればOK
大根に格子状の切れ目を入れることで、ブイヨンの味がしっかり入り、煮くずれもしにくくなります。ねぎも一緒に煮ることで、スープ全体が甘くまとまった味わいに変わります。
サーモンは焼く前のひと手間で味が決まる
・サーモンの両面に塩をふり、1〜2分おいて余分な水分を出す
・出てきた水分をキッチンペーパーで軽く押さえて取り、薄く小麦粉をまぶす
・フライパンに植物油を入れて弱めの中火にし、サーモンを皮目から焼く
・焼き色がついたら裏返し、ふっくら火が通るまで焼く
下味をつけて一度水分をぬぐうことで、サーモンのくさみが取れて香ばしさが際立ちます。小麦粉をまぶすことで焼いたときに表面がカリッとし、ソースもよく絡みます。
とろみソースを作って彩りをプラス
・室温に戻したバターとコーンスターチをよく混ぜ合わせ、ポマード状にする
・大根を煮た鍋から煮汁を100ml取り、別の小鍋に入れて沸かす
・大根の葉を加えてサッと煮て、鮮やかな緑色が残る程度で火を止める
・バターとコーンスターチのペーストを加え、余熱で溶かしながらとろみをつける
・ミニトマトを加え、塩・こしょう(分量外)で味を整え、最後にレモン汁を加える
このソースは、大根の葉の香りとミニトマトの酸味がアクセントになります。色もきれいで、盛りつけたときの華やかさがぐっと増します。
盛りつけで全体のおいしさを仕上げる
・皿に、煮た大根を2切れ並べる
・その上にサーモンをのせる
・上からとろみソースをたっぷりとかける
大根のやさしい味と、サーモンの香ばしさ、そしてとろみソースのまろやかさが一体になり、最後のひと口まで満足感のある仕上がりになります。
まとめ
『大根のブイヨン煮 サーモンソテー』は、素材の持ち味をていねいに引き出すことで、驚くほど奥深い味わいが生まれる料理です。大根はほろっとやわらかく、サーモンはふっくら香ばしく、そこに大根の葉とミニトマトのソースが重なることで、一皿の中でいくつもの表情を楽しめます。
特別な日にも、ふだんのごはんにもぴったりな、やさしいごちそうレシピです。
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