鶏もも肉の梅みそ煮のレシピと作り方|2025年6月30日放送
2025年6月30日(月)に放送されたNHK「あさイチ」の人気コーナー「みんな!ゴハンだよ」で、料理研究家の石原洋子さんが紹介したのは「鶏もも肉の梅みそ煮」です。暑い夏でも食べやすい、さっぱりとした味わいの煮物で、鶏もも肉がやわらかく仕上がるのが特徴です。梅干しの酸味とみそのコクが絶妙に合わさり、暑さで食欲が落ちる時期にもぴったりの一品です。普段の食卓にはもちろん、夏の夕食やお弁当のおかずにもおすすめです。簡単な材料と工程で、本格的な味わいが楽しめますので、ぜひ参考にしてみてください。
鶏もも肉の梅みそ煮とはどんな料理?
今回の「鶏もも肉の梅みそ煮」は、梅干しの酸味とみそのまろやかな旨みを組み合わせた煮物です。ポイントは、下ごしらえで鶏肉をやわらかく仕上げることと、最後にみそを加えて風味をしっかり残すことです。夏はどうしても食欲が落ちがちですが、梅干しのさっぱりとした風味と、香ばしく焼き上げた鶏肉のうまみが食欲を引き立てます。さらに、ピーマンや玉ねぎも加わり、野菜のシャキッとした食感と甘みがアクセントになります。今回は、シンプルな材料と作りやすい工程で、誰でも挑戦しやすいレシピになっています。
材料(2人分)
・鶏もも肉 300g(余分な脂を取り除く)
・塩 少々(下味用)
・酒 大さじ1/2(下味用)
・片栗粉 大さじ1/2(下味用)
・たまねぎ 1/4個(縦半分、さらに横半分に切る)
・ピーマン 2個(縦半分、さらに横半分に切る)
・にんにく 1/2かけ(つぶす)
・しょうが 1/2かけ(薄切り)
・梅干し 1個(約15g、種を取ってちぎる)
・サラダ油 大さじ1/2
・酒 大さじ1
・水 1/2カップ
・しょうゆ 小さじ1/2
・砂糖 大さじ1/2
・みそ 大さじ1/2
鶏もも肉は下ごしらえでやわらかく、野菜もシンプルな組み合わせで、家庭でもすぐに用意できるものばかりです。特に梅干しは、酸味と風味を加える大切な役割を持っています。
作り方・レシピ手順
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鶏もも肉は、余分な脂をしっかり取り除き、大きめの一口大に切ります。これで食べ応えがあり、煮崩れしにくくなります。
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塩と酒をもみ込んで下味をつけます。続けて片栗粉をまぶすことで、焼いたときに表面がカリッとし、煮てもやわらかい仕上がりになります。
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フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、にんにくとしょうがを加えて香りが立つまで炒めます。ここでしっかり香りを引き出すのがポイントです。
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下ごしらえをした鶏肉を皮を下にして入れ、たまねぎも一緒に加えて焼きます。皮がパリッとするまで焼くと、食感が良くなります。
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皮に焼き色がついたら上下を返し、ピーマンを加えてさらに焼きます。ピーマンは加熱しすぎず、シャキッとした食感を残すのがコツです。
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酒をふり入れて、次に水を加え、煮立てます。ここで全体に火が通るようにします。
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種を取ってちぎった梅干しを加えます。梅干しは細かくちぎることで、酸味と風味が全体に行き渡ります。
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しょうゆと砂糖を加え、落としぶたをして5〜6分間煮込みます。この時間で鶏肉がさらにやわらかくなり、味が染み込みます。
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最後にみそを加えて、水分が少なくなるまで煮詰めて完成です。みそは最後に加えることで、香りと風味がしっかり残ります。
おいしく作るポイント
・鶏もも肉の余分な脂はしっかり取り除くことで、さっぱりとした仕上がりになります。
・下味と片栗粉をまぶすことで、焼き色がつきやすく、ジューシーでやわらかい食感が楽しめます。
・梅干しはちぎって加えることで、酸味が均一に広がり、全体の味がまとまります。
・しょうがとにんにくを加えることで、夏場でも食べやすい風味が引き立ちます。
・みそは最後に加えることで、風味が飛ばず、煮汁にとろみがつきます。
実際の放送の様子
「あさイチ」の“みんな!ゴハンだよ”のコーナーでは、石原洋子さんが丁寧に作り方を紹介していました。夏の暑さで食欲が落ちやすい季節に合わせて、さっぱりとした梅干しを使ったレシピを提案し、梅とみその組み合わせがポイントと説明していました。フライパンひとつで簡単に作れることや、材料が家庭にあるものでそろうことも伝えられ、視聴者からは「簡単にできそう」「夏にぴったり」といった声も多く紹介されていました。
まとめ
「鶏もも肉の梅みそ煮」は、夏場の食卓にぴったりのさっぱりとした煮物です。梅干しとみその風味が合わさり、やわらかい鶏もも肉と野菜の食感が楽しめる一品に仕上がります。簡単な工程とシンプルな材料で作れるので、忙しい日や夏バテ気味の日でも気軽に取り入れられます。ぜひ、ご家庭でも試してみてください。
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