秋の香りが広がる『きのことごまの風味豊かなふっくらつくね』でご飯がすすむ!
秋といえば、やっぱりきのこ。香り高いまいたけやしいたけをたっぷり使った『きのことごまの風味豊かなふっくらつくね』は、季節の食卓にぴったりの一皿です。紹介してくれたのは料理研究家・井原裕子さん。鶏ひき肉にきのこの旨みをぎゅっと閉じ込め、香ばしいごまみそだれで仕上げるこのレシピは、まさに“秋のごちそう”。冷めてもおいしく、お弁当にも大活躍の万能おかずです。焼きたての香りとごまのコクが広がり、一口食べるとほっとするやさしい味わい。忙しい日でも簡単に作れて、栄養も満点。家庭の定番にしたくなる一品です。
旬のきのことごまで香ばしさアップ!
このつくねの主役は、まいたけと生しいたけ。まいたけのシャキッとした歯ごたえと、しいたけの濃厚な香りが、鶏ひき肉の優しい旨みに深みをプラスします。炒めずにそのまま混ぜることで、きのこの水分が肉だねに程よく行き渡り、ふっくらジューシーに仕上がるのがポイント。さらに、すりごまの香ばしさと味噌だれの甘辛さが合わさることで、食欲をそそる“香りごはん系おかず”に変身します。
そして見た目のアクセントになるのが、れんこん。カリッと焼けた輪切りが彩りと食感の変化を生み、つくねとの相性も抜群。お皿に並べるだけで、まるでお店のような仕上がりに。
材料(2人分)
| 材料名 | 分量 |
|---|---|
| 鶏ひき肉 | 200g |
| まいたけ | 50g |
| 生しいたけ | 50g |
| すりごま(白) | 大さじ2 |
| サラダ油 | 大さじ1/2 |
| れんこん(7mm厚さの輪切り、半分に切る) | 3切れ |
| 細ねぎ(小口切り) | 適量 |
| A:片栗粉 | 大さじ1 |
| A:酒 | 大さじ1 |
| A:塩 | ひとつまみ |
| A:しょうが(すりおろし) | 小さじ1 |
| B:酒 | 大さじ1 |
| B:みりん | 大さじ2 |
| B:みそ | 大さじ1+1/2 |
| B:砂糖 | 小さじ1 |
作り方
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まいたけはほぐして粗みじん切りに。しいたけは軸とかさを分け、軸は裂いて刻み、かさも粗みじん切りにする。Bの調味料をあらかじめ混ぜ合わせておく。
-
ボウルに鶏ひき肉・きのこ・Aを加え、粘りが出るまでよく混ぜる。6等分にして丸く成形する。
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フライパンにサラダ油を熱し、中火でつくねを並べる。隙間にれんこんを置き、2〜3分ほど焼いて焼き色をつける。
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裏返してふたをし、弱火で5分ほど蒸し焼きに。火が通ったられんこんを取り出して器に盛る。
-
フライパンにBのたれを加え、つくねにからめる。全体に照りが出たら火を止め、すりごまを加えて混ぜる。
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器に盛りつけ、細ねぎを散らして完成!
香ばしい味噌だれの香りと、きのこの旨みが詰まったふっくら食感。れんこんのシャキシャキ感も楽しく、箸が止まらなくなるおいしさです。
ふっくら仕上げるコツ
・混ぜ方のポイント:鶏ひき肉はよく練ることで、弾力とまとまりが出ます。きのこを加えるときは手早く混ぜて、空気を含ませるように。
・焼き加減:最初に中火で焼き色をつけてから、弱火で蒸し焼きにするのがふっくら仕上げのコツ。
・たれのタイミング:Bを加えるときは焦げやすいので中火で短時間でからめ、すぐにすりごまを加えましょう。
栄養とおいしさのバランスも◎
きのこは低カロリーで食物繊維が豊富。鶏ひき肉のたんぱく質と組み合わせることで、疲労回復にもぴったりです。ごまや味噌の発酵パワーで、免疫力をサポート。秋の体調管理にもうれしいレシピです。
また、このつくねは冷めてもやわらかく、翌日のお弁当にも最適。多めに作って保存しておけば、忙しい日の「あと一品」にも重宝します。
アレンジアイデア
・豆腐を混ぜてヘルシーに:豆腐を加えるとふんわりやさしい口当たりに。
・ピリ辛風味:たれに一味唐辛子や柚子胡椒を少し加えると、大人の味わいに。
・和風バーガー風:バンズに挟んでレタスと一緒に食べても美味。照り焼きバーガーのような感覚で楽しめます。
まとめ
・きのこの香りとごまみそだれの相性が抜群。秋のごちそうにぴったり。
・冷めてもおいしく、お弁当にもおすすめ。
・栄養バランスが良く、ヘルシーで満足感のある一皿。
食卓に並べれば、家族みんなが笑顔になる味。まいたけとしいたけの香りがふんわり広がる『きのことごまの風味豊かなふっくらつくね』、ぜひ今夜の献立に加えてみてください。
ソース:NHK『あさイチ』「みんな!ゴハンだよ」コーナー/料理研究家 井原裕子
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