NHK【あさイチ】寛一郎が語る“俳優になりたくなかった”過去と家族の絆｜三國連太郎・佐藤浩市の教えとは｜2025年10月24日★

プレミアムトーク寛一郎「ばけばけ」の裏側と家族の絆

NHK『あさイチ』の人気コーナー「プレミアムトーク」に、俳優寛一郎が登場します。放送日は10月24日（金）。話題沸騰中の朝ドラ『ばけばけ』でヒロイン髙石あかり演じる“トキ”の夫・山根銀二郎を演じ、視聴者から「静かな存在感」「目で語る俳優」として注目を集めています。番組では、銀二郎という人物像に込めた思い、トキとの夫婦関係の行方、そして俳優としての原点をたどるトークが展開される予定です。
また、VTRでは高石あかり、小日向文世ら共演者のインタビューも放送予定。現場の雰囲気や裏話を通して、作品づくりの裏側を垣間見ることができる貴重な放送になるでしょう。

三世俳優としての宿命と覚悟

寛一郎は1996年8月16日生まれ、東京都出身。父は俳優の佐藤浩市、祖父は日本映画史に残る名優三國連太郎。俳優一家の三世として生まれながらも、幼いころから「俳優にはなりたくない」と言い続けていたといいます。
小学生のころから「自分は父とは違う生き方をしたい」と思っていた寛一郎は、10代の頃に反抗期を迎え、家庭でも俳優業とは距離を取っていました。高校卒業後は進路を模索しながらも、映画への興味を捨てきれず、裏方の仕事を経験したことが転機に。照明スタッフや撮影助手の仕事を通して「俳優もまた、作品を支える一つのピースなんだ」と気づいた瞬間、心の中で“表に立つ”覚悟が芽生えたといいます。

父・佐藤浩市は息子に何も強要せず、常に背中で語るタイプ。浩市自身も父・三國連太郎との関係に悩みながら、俳優としての自分を築いてきた世代です。その姿を見て育った寛一郎にとって、「演じる」という行為は家業ではなく“人生の選択”。祖父から受け継いだ“情熱”、父から受け継いだ“静かな覚悟”、その両方を体に刻みながら、自分のスタイルを探し続けています。

「俳優になりたくない」から「表現者でありたい」へ

寛一郎が俳優として本格的にデビューしたのは2017年、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。その後、『菊とギロチン』『泣き虫しょったんの奇跡』『未来への10カウント』など話題作に出演し、確かな演技力で注目を浴びました。特に感情を爆発させずに“目で感情を伝える”演技は、父や祖父のDNAを受け継ぎつつ、独自の繊細さを感じさせます。
彼自身、「自分はまだ“俳優”ではなく、“表現者の修行中”」と語ったことがあります。その言葉には、家族の名に甘んじず、一人の人間として真っすぐに表現と向き合う誠実な姿勢がにじみます。

朝ドラ「ばけばけ」で見せる“静かな愛”の表現

朝ドラ『ばけばけ』は、明治から大正にかけての島根・松江を舞台に、怪談作家小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）の世界観を背景に描かれる“人とおばけの共存譚”。ヒロイン・トキ（髙石あかり）が、過去の悲しみを抱えながらも前を向いて生きる物語です。
寛一郎演じる山根銀二郎は、トキを支え続ける誠実な夫。優しさゆえに不器用で、周囲の状況に翻弄されながらも「人を信じる力」を失わない人物です。
寛一郎はインタビューで「銀二郎は、どんなときも人を責めない。トキの幸せを一番に願っている」と語っており、そのまなざしの深さに多くの視聴者が心を打たれています。

夫婦の行方に注目が集まる今後の展開

放送第18回では、トキと銀二郎が東京で再会し、「一緒に暮らしませんか？」と銀二郎が語りかける場面が描かれました。トキは松江での暮らしを望み、銀二郎は東京での新生活を見据えており、夫婦の間に小さなすれ違いが生まれます。
その後の展開として、モデルとなった実在の人物前田為ニの逸話から、「夫が行方をくらます」エピソードも示唆されており、ドラマの中でも試練が待ち受けているようです。視聴者の間では「別れなのか、それとも再生なのか」と議論が盛り上がっており、今後のストーリー展開に大きな注目が集まっています。

髙石あかりが語る撮影の裏側

ヒロイン・トキを演じる髙石あかりは、撮影現場での寛一郎について「現場では常に静かに集中している人」と話しています。週ごとの立ち稽古では、セリフの一言一言を大切にしながら、感情の呼吸を合わせていく時間を過ごしているそうです。
撮影は大阪と東京の二拠点で進行。高石は「大阪ではスタッフも家族のような雰囲気で、現場に温かさがある」と語っています。中でも印象的なのは、初回の再会シーン。長い別離を経たトキと銀二郎が再び向き合う場面では、スタッフも思わず息をのんだほどだったといいます。

書籍「おばけの本」―“ばけばけ”の世界を読む

番組の「特選！エンタ」コーナーでは、書籍『おばけの本』が紹介されます。この本は、『ばけばけ』と同じく小泉八雲の怪談世界を題材にした関連書籍群を指しており、中でも注目は絵本シリーズ「八雲えほん」第2弾『ミミナシホーイチ』（翻案：円城塔）。怖さの中に人間味や切なさを描く八雲の世界を、現代の読者にも伝える名作です。
また、NHK出版から『連続テレビ小説 ばけばけ Part1 NHKドラマ・ガイド』が発売され、登場人物の詳細設定や撮影裏話、寛一郎・高石あかりのインタビューなどが掲載予定。放送と合わせて読めば、より深く“ばけばけの世界”を楽しめるでしょう。

「みんな！グリーンだよ」秋バラ特集

番組の後半「みんな！グリーンだよ」では、バラ栽培家 後藤みどりさんが登場し、『香りをトコトン楽しもう！秋バラの魅力』をテーマに解説します。秋バラは、夏よりも気温が低いため花色が深まり、香りが最も濃くなる季節。番組では、香りを長持ちさせる方法として「花後の浅い切り戻し」や「葉を残す剪定」など、初心者でもできるメンテナンス方法を紹介予定です。
さらに、いばらきフラワーパークなどで開催される「秋バラガーデンツアー」や「香り体験イベント」など、全国のバラスポット情報も取り上げられる見込み。視覚だけでなく、嗅覚で楽しむ“香りの芸術”としてのバラ文化が紹介されます。

放送後の追記予定

この放送はまだオンエア前のため、具体的なトーク内容は放送後に追記します。
放送後は、寛一郎が語った俳優という仕事への覚悟、父・佐藤浩市との親子関係、祖父・三國連太郎との思い出など、トークの中で明かされたエピソードを詳しく追加予定。また、共演者から見た彼の素顔や、撮影現場での秘話も加えて更新します。

この記事のまとめ

・『あさイチ』プレミアムトークに俳優寛一郎が登場
・朝ドラ『ばけばけ』で演じる“銀二郎”の誠実さと愛の形を語る
・父佐藤浩市、祖父三國連太郎から受け継いだ“俳優の血”と“覚悟”
・ヒロイン高石あかりが語る撮影現場の熱気と信頼関係
・特選！エンタでは『おばけの本』を特集
・「みんな！グリーンだよ」では秋バラの香りの楽しみ方を紹介

【放送情報】
番組名：あさイチ プレミアムトーク 寛一郎
放送日：2025年10月24日（金）
時間：8:15〜9:55
放送局：NHK総合
出演：寛一郎、高石あかり、小日向文世、後藤みどり
キャスター：博多華丸・博多大吉、鈴木奈穂子

【ソース】
NHK番組表／ナタリー／ぴあエンタメ情報／NHK出版／PR TIMES／News Post Seven／keihan-engei-gardeners.com／いばらきフラワーパーク