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NHK 【2025人に聞いた グッときた!スポーツ名場面TOP30】記憶に残る名場面30選と1位の理由|2025年12月27日

スポーツ
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  1. 2025年、心が震えた瞬間が全部ここにある
    1. 30位 SVリーグ 高橋藍 初代MVP
    2. 29位 名門復活!鹿島 9年ぶりJ1制覇
    3. 28位 稀代のストライカー 釜本邦茂さん
    4. 27位 阿部詩 涙の五輪から復活V
    5. 26位 桐生祥秀 復活!陸上日本選手権
    6. 25位 フォーエバーヤング BCクラシック制覇
    7. 24位 なでしこジャパン 世界1位アメリカ撃破
    8. 23位 豊昇龍 横綱昇進
    9. 22位 小田凱人 生涯ゴールデンスラム達成
    10. 21位 五輪へ 鍵山優真&坂本花織 躍動
    11. 20位 早田ひな ケガを乗り越え3連覇
    12. 19位 井上尚弥 新境地の世界戦26連勝
    13. 18位 センバツ ヨコハマ19年ぶり優勝
    14. 17位 バレー女子 世界選手権 涙の4位
    15. 16位 三笘薫 日本選手最多 通算15得点
    16. 15位 照ノ富士引退 波乱万丈の相撲人生
    17. 14位 熱狂!日本でMLB開幕シリーズ
    18. 13位 田中将大 日米通算200勝
    19. 12位 リリーフで覚醒!佐々木朗希
    20. 11位 世界選手権 村竹ラシッド決勝進出
    21. 10位 大の里 史上最速の横綱昇進
    22. 9位 ソフトバンク 5年ぶり日本一
    23. 8位 夏の甲子園 沖縄尚学 初優勝
    24. 7位 阪神 史上最速のリーグ優勝
    25. 6位 日本代表 ブラジルに歴史的勝利
    26. 5位 イチロー アメリカ野球殿堂入り
    27. 4位 箱根駅伝 青山学院大が連覇
    28. 3位 長嶋茂雄さん 輝き続けた野球人生
    29. 2位 二刀流 大谷翔平『伝説の一日』
    30. 1位 ドジャース ワールドシリーズ連覇
    31. まとめ
    32. 気になるNHKをもっと見る

2025年、心が震えた瞬間が全部ここにある

このページでは『2025人に聞いた グッときた!スポーツ名場面TOP30(2025年12月27日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
2025年のスポーツは、ただ勝った負けたでは終わりませんでした。復活、別れ、挑戦、継承。
その一つ一つが人の気持ちと重なり、「スポーツ名場面TOP30」として強く記憶に残りました。
ここからは順位ごとに、なぜ多くの人が『グッときた』のかを、番組内容に沿って詳しく振り返ります。

30位 SVリーグ 高橋藍 初代MVP

SVリーグという新しい国内リーグが始まった初年度、その象徴的な存在となったのが高橋藍でした。
発足初年はリーグそのものへの注目度が高く、選手一人ひとりにかかる期待や視線も強いシーズンでした。

高橋は攻撃面で安定した得点力を見せるだけでなく、試合の流れを読む力や、コート全体に落ち着きをもたらす存在感を発揮しました。
派手なプレーだけでなく、要所を締める働きが評価され、チームの中心として機能しました。

投票した人からは「バレー界の王様みたい」という声も上がり、新リーグの顔として記憶に残る名場面となりました。

29位 名門復活!鹿島 9年ぶりJ1制覇

鹿島アントラーズが9年ぶりにJ1制覇を果たしました。
長年タイトルから遠ざかっていた名門にとって、この優勝は重みのある結果でした。

攻撃では鈴木優磨がシーズンを通して得点を重ね、勝負どころで結果を残しました。
一方、守備では早川友基がスーパーセーブを連発し、失点を最小限に抑える役割を担いました。

早川はその活躍が評価され、Jリーグ最優秀選手に選ばれています。
攻守がかみ合ったことで、鹿島らしい強さが戻ったシーズンとなりました。

28位 稀代のストライカー 釜本邦茂さん

2025年、釜本邦茂さんが81歳で亡くなりました。
日本サッカー界にとって、その存在は今も特別なものです。

1968年のメキシコ五輪では大会得点王となり、日本を銅メダルへと導きました。
当時の日本代表が世界の舞台で結果を残したことは、大きな意味を持っていました。

番組では、その功績を振り返りながら、記録以上に人々の記憶に残る存在だったことが伝えられました。
日本サッカーの原点を改めて感じさせる名場面です。

27位 阿部詩 涙の五輪から復活V

パリオリンピックでの敗戦から再び立ち上がったのが阿部詩です。
復帰戦となったグランドスラム・バクー大会では、全試合を一本勝ちで制しました。

一つひとつの試合に迷いはなく、攻めの姿勢を貫いた内容が印象的でした。
畳の上で見せた集中した表情から、悔しさを力に変えてきたことが伝わってきました。

涙を流した五輪の舞台から、再び頂点に立つまでの過程が、多くの人の心を打つ名場面となりました。

26位 桐生祥秀 復活!陸上日本選手権

桐生祥秀が陸上日本選手権で5年ぶりに優勝を果たしました。
長く結果が出ない時期を過ごしてきただけに、この勝利は大きな意味を持ちました。

レース後、インタビューで涙を見せた姿が強く印象に残ります。
積み重ねてきた努力と苦しさが、一気にあふれ出た瞬間でした。

再び日本陸上の第一線に戻ってきたことを、多くの人が実感した名場面です。

25位 フォーエバーヤング BCクラシック制覇

世界最高峰のダートレース、ブリーダーズカップ・クラシックでフォーエバーヤングが優勝しました。
日本馬がこの舞台で勝利を収めたことは、競馬界にとって大きな出来事でした。

レースでは、ライバルのフィアースネスとの駆け引きが見どころとなり、最後まで集中力を切らさない走りが光りました。
騎乗した坂井瑠星騎手は、周囲から「ありがとう」という声を多くかけられたと振り返っています。

日本の競馬が世界で評価された瞬間として、強く記憶に残る名場面です。

24位 なでしこジャパン 世界1位アメリカ撃破

シービリーブスカップで、なでしこジャパンが世界ランキング1位のアメリカを破りました。
日本がアメリカに勝利したのは13年ぶりで、その価値は非常に大きいものでした。

かつて2011年の女子ワールドカップで死闘を演じた相手に、再び勝利したことは象徴的です。
試合内容からは、個々の技術だけでなく、組織としての成熟も感じられました。

日本女子サッカーが新たな段階に進んだことを示す一戦でした。

23位 豊昇龍 横綱昇進

豊昇龍が横綱に昇進し、相撲界の頂点に立ちました。
叔父である朝青龍と同じ地位に到達したことで、大きな注目を集めました。

激しい取り口と勝負強さを武器に、重要な一番で結果を積み重ねてきました。
土俵上での存在感は年々増し、観客の視線を集める力士となっています。

新たな横綱の誕生は、相撲界に新しい時代の到来を感じさせました。

22位 小田凱人 生涯ゴールデンスラム達成

小田凱人が4大大会とパラリンピックを制し、生涯ゴールデンスラムを達成しました。
長い競技人生の中で、一つひとつ結果を積み重ねてきた歩みの集大成です。

大舞台で結果を残し続ける安定感と、競技に向き合う姿勢が高く評価されました。
記録の重みだけでなく、その過程が多くの人の心を動かしました。

競技の枠を超えて語り継がれる偉業となりました。

21位 五輪へ 鍵山優真&坂本花織 躍動

鍵山優真はNHK杯で大会3連覇を達成し、安定した演技を披露しました。
細かなミスを抑え、完成度の高い滑りで会場を魅了しました。

坂本花織は今季世界最高得点を記録し、その実力を改めて示しました。
力強さと表現力を兼ね備えた演技が、観る人の印象に残りました。

二人の活躍は、五輪を見据えた日本フィギュア界の現在地をはっきり示しています。

20位 早田ひな ケガを乗り越え3連覇

全日本卓球選手権の決勝で、早田ひなが大会3連覇を達成しました。
パリオリンピックで痛めた左腕にはサポーターを巻き、万全とは言えない状態での挑戦でした。

決勝の相手は張本美和
試合は一進一退になるかと思われましたが、早田は冷静に試合を組み立て、主導権を握り続けました。

ケガを抱えながらもストレート勝ちで頂点に立った姿は、技術だけでなく精神面の強さを強く印象づけました。
積み重ねてきた努力が、そのまま結果に結びついた名場面です。

19位 井上尚弥 新境地の世界戦26連勝

井上尚弥が世界戦26連勝を達成しました。
最強の挑戦者と呼ばれた相手に対し、これまでとは異なる戦い方を選びました。

距離を保つアウトボクシングを軸に、相手の攻撃を見極めながら試合を進めました。
チャンスと判断した場面では、強烈なボディや右アッパーで一気に流れを引き寄せました。

新しい引き出しを見せながら、判定で大差をつけて勝利。
進化を止めない姿が、多くの票を集めた理由でした。

18位 センバツ ヨコハマ19年ぶり優勝

選抜高校野球大会で、横浜高校が19年ぶりに優勝しました。
決勝では智辯和歌山を下し、公式戦20連勝という結果も残しました。

投手陣では奥村頼人織田翔希らが安定した投球を見せ、試合を支えました。
野手陣も堅実な守備と要所での攻撃で、試合の流れを手放しませんでした。

長い年月を経ての優勝は、多くの高校野球ファンの記憶に残る大会となりました。

17位 バレー女子 世界選手権 涙の4位

バレーボール女子日本代表が、世界選手権で4位となりました。
4大会ぶりのメダル獲得まで、あと一歩という結果でした。

試合はフルセットまでもつれ、最後まで勝敗が分からない展開でした。
選手たちは最後の1点まで粘り強く戦い、コートを駆け回りました。

結果以上に、勝利を目指して全力を尽くす姿が強く印象に残りました。
悔しさと誇りが同時に伝わる名場面です。

16位 三笘薫 日本選手最多 通算15得点

三笘薫がプレミアリーグで通算15得点を記録し、日本選手最多得点記録を更新しました。
これまでの記録を持っていた岡崎慎司を上回る数字です。

スピードと切れ味のあるドリブルから生まれるゴールは、世界の舞台でも高く評価されています。
2月にはチームの年間最優秀ゴールにも選ばれました。

日本人選手が世界最高峰のリーグで結果を出し続けていることを示す、象徴的な名場面でした。

15位 照ノ富士引退 波乱万丈の相撲人生

照ノ富士が現役を引退し、その相撲人生が改めて注目されました。
2015年夏場所で初優勝し、大関へ昇進したものの、その後は度重なるケガに苦しみました。

休場と負け越しが続き、番付は一時序二段まで下がりました。
それでも土俵を離れることなく、地道な積み重ねを続け、再び幕内へと返り咲きました。

2021年春場所での優勝をきっかけに大関へ復帰し、その後は横綱昇進。
通算10回の優勝を果たした姿は、逆境を乗り越える力を象徴する名場面として強く心に残ります。

14位 熱狂!日本でMLB開幕シリーズ

3月、東京ドームでMLB開幕シリーズが開催されました。
日本でメジャーリーグの公式戦が行われること自体が、大きな話題となりました。

初戦では大谷翔平今永昇太の日本人対決が実現。
さらに山本由伸鈴木誠也の対戦では、バットが折れる場面もあり、会場は大きく沸きました。

第2戦では大谷がシーズン第1号本塁打を放ち、シリーズはドジャースの連勝で終了。
日本中がMLBの熱気に包まれた特別な時間でした。

13位 田中将大 日米通算200勝

田中将大が日米通算200勝を達成しました。
日本プロ野球とメジャーリーグ、異なる環境で積み重ねてきた勝利です。

プロ入りから長い年月をかけて、一つひとつ白星を積み重ねてきました。
36歳での達成は、継続して第一線で投げ続けてきた証でもあります。

数字の大きさだけでなく、その裏にある時間と努力が、多くの人の胸に響く名場面となりました。

12位 リリーフで覚醒!佐々木朗希

佐々木朗希は、ポストシーズンでリリーフとして起用され、存在感を示しました。
先発とは違い、短いイニングで試合の流れを左右する難しい役割でした。

その中でも、速球の威力と変化球の切れは健在でした。
一球ごとの集中力が際立ち、登板するたびに球場の空気を引き締めました。

役割が変わっても結果を残したことで、投手としての幅と適応力を示したシーズンとなりました。

11位 世界選手権 村竹ラシッド決勝進出

村竹ラシッドが世界的な注目を集めたのは、日本グランプリシリーズ福井大会でした。
日本選手として初めて12秒台を記録し、一気に評価を高めました。

その勢いを持って臨んだ世界選手権では、決勝進出を果たしました。
結果は5位でしたが、世界のトップ選手と同じ舞台で戦い抜いたことは大きな意味を持ちます。

自信と課題の両方を得たレースとして、今後につながる名場面となりました。

10位 大の里 史上最速の横綱昇進

大の里が史上最速となる13場所で横綱に昇進しました。
夏場所13日目の大一番で優勝を決め、その勢いのまま番付の頂点へと駆け上がりました。

20年ぶりの海外公演となった大相撲ロンドン場所も話題となり、大の里の存在感は国内外で際立ちました。
出身地の石川・津幡町では、能登半島地震からの復旧が続く中で、大の里の活躍が人々の支えになっています。

公民館には幼少期の写真が残り、地元では相撲甚句を作る動きも広がりました。
一人の力士の躍進が、地域に力を与えた名場面です。

9位 ソフトバンク 5年ぶり日本一

福岡ソフトバンクホークスが5年ぶりに日本一を達成しました。
日本シリーズ第5戦、3勝1敗で迎えた大一番は緊迫した展開となりました。

8回、2点を追う場面でチーム最年長の柳田悠岐が同点ホームランを放ち、流れを一気に引き寄せました。
相手投手は50試合連続無失点を続けていた石井大智で、その一打の価値は非常に大きいものでした。

延長戦の末に逆転勝利を収め、歓喜の瞬間を迎えました。
経験と勝負強さが結実した名場面です。

8位 夏の甲子園 沖縄尚学 初優勝

夏の甲子園で、沖縄尚学が初優勝を果たしました。
決勝では日大三を下し、沖縄県勢として15年ぶりの全国制覇となりました。

地元・沖縄では歓喜に包まれ、高校野球ファンが集う東京・神田の居酒屋にも沖縄尚学を応援する姿がありました。
現地で選手たちの戦いを見てきた人からは、日本一になる瞬間の特別さが語られました。

初優勝という結果が、多くの人の記憶に深く刻まれた大会となりました。

7位 阪神 史上最速のリーグ優勝

阪神タイガースが史上最速でリーグ優勝を決めました。
9月7日、甲子園で行われた阪神対広島の一戦で、その瞬間を迎えました。

原動力となったのが、入団5年目の4番・佐藤輝明です。
シーズンを通して安定した打撃を見せ、二冠王とセ・リーグMVPを獲得しました。

若き主砲の成長とチーム力がかみ合い、圧倒的な強さを示したシーズンでした。

6位 日本代表 ブラジルに歴史的勝利

10月14日の強化試合で、日本代表がブラジルに歴史的勝利を挙げました。
前半に2点を失う苦しい展開からのスタートでした。

後半7分のゴールをきっかけに流れが変わり、上田綺世の得点で逆転。
最終的に3対2で勝利し、世界を驚かせました。

ブラジル在住の元日本代表田中マルクス闘莉王が現地の声を紹介し、日本代表の進化が語られました。
世界と対等に戦える現在地を示した名場面です。

5位 イチロー アメリカ野球殿堂入り

イチローが、アメリカ野球殿堂入りという最高の栄誉を手にしました。
この評価は、一時的な活躍ではなく、長い年月をかけて積み上げてきた歩みそのものが認められた結果です。

イチローの野球人生を支えていたのは、才能だけではありません。
試合前の入念な準備、毎日のトレーニング、一本のヒットを積み重ねる姿勢。
そのすべてが揺るぎなく、常に高い基準を自分に課し続けてきました。

メジャーリーグ1年目から結果を出し続け、
シーズン最多安打という前人未到の記録を打ち立てても、歩みを止めることはありませんでした。
守備でも走塁でも妥協せず、野球に向き合う姿勢そのものが世界中から尊敬を集めました。

アメリカ野球殿堂入りは、数字や記録を超えた評価です。
日々の準備と積み重ねが、国境を越えて認められた瞬間でもありました。

この出来事は、日本野球にとっても特別な意味を持ちます。
世界最高峰の舞台で、日本人選手が正面から評価された証。
日本野球の誇りと胸を張って語れる、忘れられない名場面です。

4位 箱根駅伝 青山学院大が連覇

青山学院大学が箱根駅伝で連覇を達成しました。
前年からの勢いをそのまま結果につなげた走りは、大学駅伝の中でも強く印象に残るものでした。

この連覇を支えた大きな要素が、選手の自主性を重んじる指導です。
細かく管理するのではなく、考える力や判断を選手に委ねることで、レース本番でも自分で流れをつかむ走りが生まれました。
その姿は、与えられた役割をこなすだけのチームとは明らかに違っていました。

区間ごとに見ても、派手な独走だけでなく、粘り強く順位を守り、必要なところで前に出る冷静さがありました。
チーム全体が同じ方向を向きながらも、一人一人が自分の走りを理解していたことが、安定した強さにつながっています。

この優勝は、勝ったという結果だけで終わりません。
大学駅伝の新しい形を示し、これからのチーム作りや指導の在り方に、大きな影響を与える連覇となりました。

3位 長嶋茂雄さん 輝き続けた野球人生

2025年6月に亡くなった長嶋茂雄さん。
その知らせは、野球ファンに限らず、多くの人の胸に静かに、そして大きく届きました。

現役時代は、ここぞという場面で必ず期待に応える勝負強さで、読売巨人軍の象徴として時代を築きました。
引退後もその存在感は薄れることなく、監督として、解説者として、そして一人のスターとして、常にスポーツの中心にいました。

長嶋さんが特別だったのは、数字や記録だけでは語りきれない魅力を持っていたことです。
フルスイング、全力疾走、豪快なガッツポーズ。
その一つ一つが、見る人の記憶に焼きつき、「野球はこんなにも人を惹きつけるものなのか」と感じさせてくれました。

1974年の現役引退後も、時代が変わっても、国民的スターであり続けた理由はそこにあります。
プレーを知らない世代にとっても、「長嶋茂雄」という名前は特別で、語られるエピソードそのものが日本野球の歴史でした。

記録以上に記憶に残る存在。
その言葉が、これほど自然に当てはまる人物は多くありません。
2025年、改めて多くの人が、長嶋茂雄さんが残したものの大きさを感じることになりました。

2位 二刀流 大谷翔平『伝説の一日』

投手として先発し、マウンドに立った直後から球場の空気を支配しました。
その流れのまま打席に入ると、今度は打者として3本塁打
大谷翔平が見せたこの日のパフォーマンスは、もはや現実とは思えない光景でした。

投げては力強い直球と鋭い変化球で三振を奪い、
打ってはスタンドの空気を切り裂くような豪快な一撃を放つ。
一つ一つのプレーが積み重なり、試合そのものが大谷翔平の世界になっていきました。

特別なのは、この活躍が「たまたま」ではないことです。
毎年のように想像を超える結果を出し、そのたびに新しい伝説を生み出してきました。
だからこそ、この試合も驚きでありながら、どこか納得してしまう瞬間でもありました。

投打の両方で試合を決める姿は、野球の常識を軽々と越えています。
この異次元の活躍が、多くの人の心をつかみ、数多くの票を集めた理由でした。

1位 ドジャース ワールドシリーズ連覇

ロサンゼルス・ドジャースがワールドシリーズ連覇を成し遂げました。
連覇がかかるシリーズは一試合ごとの重みがまったく違い、少しのミスが命取りになる緊張感に包まれていました。

その中心に立っていたのが山本由伸です。
エースとして託された役割は重く、負ければすべてが終わる場面での登板もありました。
それでも山本は逃げることなくマウンドに立ち、冷静な投球で相手打線を封じ込めました。

特に印象的だったのは、終盤の苦しい場面でも崩れなかったことです。
球数が増え、疲労が見える中でも、コントロールと球威を保ち続けました。
その姿は、チームメートだけでなく、球場全体に安心感を与えていました。

結果としてワールドシリーズMVPに輝いた山本由伸。
これは一大会の活躍にとどまらず、日本人投手がメジャーリーグの頂点で主役になれることを証明した瞬間でもあります。

連覇という最高の結果とともに刻まれたこの場面は、
日本野球の歴史の中でも、はっきりと記憶に残る歴史的な名場面となりました。

まとめ

2025年のスポーツは、結果だけでなく背景にある物語が人の心を動かしました。
『グッときた』という言葉の裏には、それぞれの人生と重なる瞬間があったことが、このランキングから伝わってきます。

 


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