たいを刺身と切り身で！ごちそうサラダ＆青じそ風味焼き
NHK Eテレで放送中の『きょうの料理ビギナーズ』では、毎回テーマに沿ったやさしいレシピを紹介しています。2025年6月18日（水）放送の回では、「もっと食べよう！魚料理」シリーズの第3弾として、“たい（鯛）”に注目。高級感がありながら、家庭でも気軽に使える魚として人気のたいを使い、刺身と切り身の2通りの調理法が紹介される予定です。今回は放送前の情報をもとに、番組で取り上げられる予定の2品「たいの中国風サラダ」と「たいの青じそ風味焼き」の魅力と、予想されるレシピをお届けします。
放送後、詳しい内容が分かり次第、最新の情報を更新します。
香ばしさが決め手「たいの中国風サラダ」
この料理はたいの刺身に熱々の香味油をかけていただくスタイルのサラダで、加熱なしでも食べごたえがあり、野菜との相性も抜群です。特ににんにくの香りを移したごま油をジュッとかける瞬間は、見た目にも香りにもインパクトがあり、食欲をそそります。
野菜には細切りのきゅうりやにんじんを使い、塩もみして水分を抜くことでしんなりと仕上がります。たいの刺身の柔らかさ、野菜の食感、カリカリに炒めたにんにくのアクセント。この3つが合わさることで、シンプルながらも奥行きのある一品になります。
お酒のおつまみにはもちろん、ごはんと一緒に食べても相性がよく、暑い季節の冷たい副菜としても重宝します。
●材料（2人分）(仮)
・たい（刺身用）…100g
・きゅうり…1/2本
・にんじん…1/4本
・塩…少々
・にんにく…1片
・ごま油…大さじ1
・しょうゆ…小さじ1
・酢…小さじ1
・白ごま…小さじ1
●作り方
・きゅうりとにんじんは細切りにして塩をふり、しばらくおいてから水分をしっかりしぼる
・たいは薄くそぎ切りにしておく
・にんにくを薄く切ってごま油で炒め、きつね色になったら取り出しておく
・残ったごま油を熱したまま、たいと野菜にかけて全体を軽く混ぜる
・しょうゆと酢を加えて味を調え、器に盛る
・最後に白ごまとカリカリにんにくを散らす
この料理は火を使うのがごま油を熱するときだけなので、キッチンが暑くなりにくく、夏場にもぴったりです。刺身用のたいを買ってきて、すぐに作れるのも魅力。味はしっかりしているのにあっさり食べられるのが人気の理由です。
お弁当にもぴったり「たいの青じそ風味焼き」
もうひとつの料理は、たいの切り身を使った和風のおかずです。ここでは青じそと梅干しという、日本ならではの香りと酸味をうまく組み合わせた一品が登場します。たいの身は火を通すとふっくらとして甘みが出てきますが、そこに梅干しの酸味と青じその爽やかさを加えることで、バランスのとれた味わいに仕上がります。
この料理はフライパンひとつで作れるうえに、冷めても味がぼやけないのでお弁当にもぴったりです。たいの皮目をこんがり焼くことで、香ばしさもアップします。普段のおかずにはもちろん、ちょっとしたおもてなしにも喜ばれる和風メニューです。
●材料（2人分）(仮)
・たい（切り身）…2切れ
・青じそ…4枚
・梅干し…1個
・酒…大さじ1
・しょうゆ…小さじ1
・サラダ油…小さじ1
●作り方
・たいに酒としょうゆをふって下味をつけ、10分ほどおく
・青じそは半分に切り、梅干しは種を取り除いて包丁でたたいておく
・たいの切り身の表面に、青じそと梅肉をのせる
・フライパンに油を熱し、たいの皮目から焼く（中火）
・焼き色がついたらふたをして弱火で火を通し、裏返して仕上げる
・器に盛りつけて完成
この料理は梅干しの酸味でさっぱり仕上がるので、脂の多い料理が苦手な人にもおすすめです。フライパンで焼くだけなので、調理も簡単で失敗しにくいのもポイントです。
まとめ
今回の「きょうの料理ビギナーズ」では、鯛という高級感のある魚を家庭で手軽においしく食べられる方法が紹介される予定です。刺身用のたいは香味油を使ったサラダに、切り身のたいは梅と青じそで香りをつけた焼き物に。どちらも調理の手間が少なく、季節感があり、食卓がぐっと華やかになるレシピです。
・刺身用たいは「熱々のごま油」で香り豊かに
・切り身のたいは「青じそと梅干し」で和風に仕上げる
・どちらも初心者でも安心して作れるやさしいレシピ
放送後には、番組で紹介された実際のレシピやプロのアドバイスも追記する予定です。魚料理が苦手な人にもチャレンジしやすい内容となっているので、ぜひ放送をチェックしてみてください。
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