フルーティーでやみつき!マーマレードポークジンジャーの香ばしレシピ
忙しい毎日の中でも、手軽にレストランのような味を楽しみたい。そんな方にぴったりなのが、2025年11月10日放送のNHK『きょうの料理ビギナーズ』で紹介された「マーマレードポークジンジャー」。
しょうが焼きのような親しみやすさと、マーマレードのフルーティーな香りが融合した一品です。香ばしい豚肉に、オレンジの甘酸っぱさとしょうがの刺激が絶妙にマッチします。
この記事では、放送で紹介されたレシピと、付け合わせの「チーズクリームマッシュポテト」をまとめました。
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マーマレードの甘みで変わる!新感覚のポークジンジャー
『マーマレードポークジンジャー』は、一見すると普通の生姜焼きのようですが、ひと口食べればその違いに驚きます。
香ばしく焼いた豚ロース肉に、オレンジの皮のほろ苦さと甘酸っぱさがほんのり加わり、しょうがの風味を包み込むように調和します。
マーマレードに含まれるペクチンがソースを自然にとろみづけし、肉の表面にしっかり絡むのも美味しさの秘密です。
しょうゆと白ワインがベースのたれは、甘すぎずキレのある味わい。
調味料を混ぜるだけで完成するため、忙しい日の夕飯にもぴったりです。
【材料(2人分)】
豚ロース肉(豚カツ用)…2枚(約250g)
A
・たまねぎ(すりおろす)…1/4個分(約50g)
・しょうが(すりおろす)…1かけ分
・オレンジマーマレード…大さじ3
・しょうゆ…大さじ1と1/2
・白ワイン…大さじ1と1/2
・砂糖…小さじ1
チーズクリームマッシュポテト…適量
●塩・こしょう・小麦粉・油
下ごしらえでやわらかく仕上げるコツ
豚肉をおいしく焼くためには、下ごしらえが大切です。
まず、赤身と脂身の間の筋を2cm間隔で切り込みを入れます。これをすることで焼いたときの反り返りを防ぎ、均一に火が通ります。
さらに、麺棒で10回ほど軽くたたくと、肉の繊維がほぐれて驚くほど柔らかくなります。
たたいた後は、手のひらで軽く押して元の厚さに戻すのがポイント。
その上で塩・こしょうをふり、小麦粉を薄くまぶしておくと、ソースがよく絡み、ツヤのある仕上がりになります。
香ばしく焼き上げる黄金バランス
フライパンに油大さじ1/2を中火で熱し、盛りつけたときに表になる面を下にして焼き始めます。
この「最初に見せたい面を下に焼く」というのは、料理を美しく見せる小さなテクニック。
肉の表面がカリッと焼けて香ばしい色がついたら、上下を返して弱めの中火にして2分ほど焼きます。
この段階で肉を一度取り出すことが重要です。
ソースを後から絡めるために、肉を焼きすぎないのがポイント。余熱で中まで火が通るので、やわらかく仕上がります。
マーマレードソースで仕上げる香りの魔法
焼き終わったフライパンをペーパーで軽く拭き、そこにAのソースを入れて弱めの中火にかけます。
このとき、焦げ付き防止のために木べらで絶えず混ぜるのがコツです。
たまねぎとしょうがの香りが立ち、マーマレードの透明感のある甘みが立ち上ってきたら、2〜3分ほどでとろみが出ます。
そこへ焼いた豚肉を戻し、ソースをしっかり絡めたら完成です。
お皿に盛りつけ、フライパンに残ったソースをすべてかけると、照りのある見た目になります。
香ばしい香りの中に、オレンジの爽やかさとしょうがの刺激が混ざり、食欲をそそる一皿です。
ごはんにもパンにも合う味わいで、冷めてもおいしいためお弁当のおかずにもぴったり。
濃厚でなめらか!チーズクリームマッシュポテト
付け合わせとして紹介された『チーズクリームマッシュポテト』は、じゃがいもの素朴な甘みにクリームチーズのコクが加わった、リッチな味わい。
少量のにんにくがアクセントとなり、肉料理との相性が抜群です。
【材料(2〜3人分)】
じゃがいも…2個(300g)
クリームチーズ…40g
にんにく(すりおろす)…少々
A
・牛乳…大さじ3
・塩…小さじ1/3
・こしょう…少々
●バター20g
【作り方】
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じゃがいもは皮付きのままラップで包み、電子レンジ(600W)で片面3分、裏返して2分30秒加熱。
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少し冷まして皮をむき、ボウルでフォークを使ってつぶします。
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温かいうちにバター・クリームチーズ・にんにくを加え、なめらかになるまで混ぜます。
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Aを加え、ゴムベラなどでしっかり混ぜ合わせたら完成。
仕上がりは、しっとりとして口の中でふわっととろけるような食感。
マーマレードポークのソースを少し添えて食べると、まるでレストランのような満足感が味わえます。
アレンジいろいろ!家庭で楽しむ洋食プレート
『マーマレードポークジンジャー』は、アレンジの幅が広いのも魅力。
マーマレードをレモンやグレープフルーツのジャムに変えると、また違った爽やかさを楽しめます。
白ワインの代わりに日本酒を使えば和風の味わいになり、お弁当にも合う仕上がりです。
副菜としては、温野菜のブロッコリーやにんじんグラッセを添えると彩りが美しくなります。
また、マッシュポテトの代わりにマカロニグラタンやキャロットラペを組み合わせるのもおすすめ。
休日のブランチプレートにもぴったりの、見た目にも華やかな一皿です。
まとめ
・マーマレードの甘みとしょうがの香りが織りなす、新感覚の洋風しょうが焼き。
・豚肉は筋切りとたたく下ごしらえで柔らかく。ソースはマーマレードとたまねぎの旨みが鍵。
・チーズクリームマッシュポテトでリッチな口当たりに。肉汁とソースの相性も抜群。
・アレンジも自由で、忙しい平日からおもてなしメニューまで対応。
香ばしく焼いた豚肉に、フルーティーなマーマレードのソースがからむ『マーマレードポークジンジャー』。
家庭でも簡単に作れるのに、食卓がぐっと華やぎます。
今日の夕食に、ぜひ挑戦してみてください。
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