栗原はるみの3品献立!わたしのチキンスープ&アレンジレシピ2品
2025年6月18日(水)のNHK『きょうの料理』では、人気料理家・栗原はるみさんが登場し、「わたしのチキンスープ」をベースにした3品の家庭料理が紹介されました。チキンスープを主役に、そのスープを無駄なく活かすアイデアレシピとして、「チキンスープのあんかけ焼きそば」と「鶏そぼろのレタス包み」が披露され、使いきりの工夫と素材のやさしい味わいが伝わる内容でした。
わたしのチキンスープのレシピと作り方
まず紹介されたのは、ベースとなる「わたしのチキンスープ」です。鶏のうまみと香味野菜のやさしい香りが合わさり、飲むだけでホッとする味わいです。
材料(作りやすい量)
・鶏もも肉…1枚(約250g)
・鶏むね肉…1枚(約250g)
・たまねぎ…30g(薄切り)
・にんじん…20g(薄切り)
・セロリの葉…1本分
・水…カップ4
・酒…大さじ1
・塩…少々
・すだち(輪切り)…適宜
作り方
・鶏肉は1cm角に切る
・鍋に水カップ4を入れて強火で加熱
・沸騰したらたまねぎ、にんじん、セロリの葉、酒、塩を加える
・再び煮立ったら鶏肉を加えて、弱めの中火で2〜3分間煮る
・アクが出たら取り除く
・鶏肉に火が通ったら火を止め、厚手の紙タオルを敷いたざるでこす
・具とスープに分け、野菜は取り除く
・飲むときは塩少々で味をととのえ、すだちを添えると風味が引き立つ
保存の目安:冷蔵庫で3日間保存可能です
チキンスープのあんかけ焼きそばのレシピと作り方
スープを使ったアレンジとして紹介されたのが「チキンスープのあんかけ焼きそば」。野菜だけで仕上げ、繊細なスープの味を活かす工夫がされています。
材料(2人分)
・中華麺(蒸し)…2玉
・小松菜…100g
・もやし…1/2袋(100g)
・たまねぎ…1/4個(50g・薄切り)
・にんじん…30g(細切り)
・にんにく・しょうが(つぶす)…各1かけ
・サラダ油…適量
・塩・こしょう…各少々
A(合わせ調味料)
・チキンスープ…カップ2
・紹興酒(または酒)…大さじ1
・しょうゆ…小さじ1
・オイスターソース…小さじ1
・塩…小さじ1/2(味をみて調整)
B(水溶きかたくり粉)
・かたくり粉…大さじ1+1/2
・水…大さじ1+1/2
トッピング
・練りがらし…適宜
・酢…適量
・ごま油…適量
作り方
・中華麺は丁寧に1本ずつ手でほぐす
・フライパンにサラダ油大さじ1/2を熱し、麺を平らに広げて弱火で焼く
・焼き色がついたら何度かサラダ油を加えながら15〜20分焼く
・小松菜はざく切りにし、軸と葉を分ける
・にんじんは斜め細切り、もやしはひげ根を取る
・小鍋にAを入れて温める
・別のフライパンにサラダ油大さじ1を熱し、にんにく・しょうがを炒める
・たまねぎ・にんじん・小松菜の軸を加えて炒める
・もやしを加えて塩・こしょうし、最後に小松菜の葉を加える
・温めたAを加えて煮立たせ、Bを混ぜてとろみをつけ、ごま油を加える
・器に焼いた麺を盛り、上からあんをかけて完成。お好みで練りがらしや酢を添える
鶏そぼろのレタス包みのレシピと作り方
チキンスープをとった後の鶏肉を再利用したのが「鶏そぼろのレタス包み」。旨みが残った鶏肉を甘辛く煮て、さまざまな具材と一緒に包んで楽しむ一品です。
材料(作りやすい分量)
・スープをとった後の鶏もも肉・むね肉…全量
A(甘辛だれ)
・しょうゆ…大さじ3~3+1/2
・みりん…大さじ2
・砂糖…大さじ1~1+1/2
・しょうが(みじん切り)…大さじ3(約30g)
サムジャン用材料
・みそ・コチュジャン…各大さじ2
・砂糖・酒(アルコールが気になる場合は煮きる)…各大さじ1
添える具材
・レタス・きゅうり(せん切り)…各適量
・パクチー・白菜キムチ・焼きのり…各適量
・好みのご飯(温かいもの)…適量
作り方
・鍋に鶏肉とAを入れて中火にかけ、汁気がなくなるまで混ぜながら煮る
・しょうがを加えて火を止め、しばらく置いて味をなじませる
・サムジャンはすべての材料を混ぜておく
・器に鶏そぼろを盛り、レタス、きゅうり、パクチー、キムチ、焼きのり、ご飯、サムジャンを添える
・好みで包んで食べる
放送のまとめ
今回紹介された3品は、「わたしのチキンスープ」を軸に、食材を無駄なくおいしく使い切る工夫が詰まった栗原はるみさんならではの家庭料理です。シンプルなスープは、飲んでおいしいだけでなく、炒め物やそぼろなどさまざまな形に生まれ変わります。無理なく手に入る材料でつくれ、毎日の献立にもすぐ取り入れやすい内容です。調味料も控えめにしながらしっかり味が決まり、健康を気にする方にもぴったりのレシピでした。
放送の内容と異なる場合があります。
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