台湾に誕生した新しい鉄道博物館と「新プロジェクトX」渋谷駅工事
9月11日(木)放送の「午後LIVE ニュースーン」4時台は、台湾からの中継と新しい番組情報で盛り上がります。注目は、台北にオープンした国立鉄道博物館の紹介、そして「新プロジェクトX」で取り上げられる渋谷駅の大工事の舞台裏です。放送前に内容をチェックしておきましょう。
台北にオープンした国立鉄道博物館の魅力
台湾・台北の中心部に、この夏「国立鉄道博物館(National Railway Museum)」が開館しました。場所は1935年に建設された旧・台北鉄道工場の跡地で、約9年の修復を経て文化遺産として再生されています。広大な敷地(約17ヘクタール)のうち、まずは1/3が公開されており、歴史と現代が融合した空間になっています。
展示の見どころは、24台のディーゼル機関車が並ぶ整備工場跡、従業員用浴場「バスハウス」、本社事務棟や講堂などの歴史的建築群。さらに、週末には「青皮」と呼ばれるレトロなディーゼル客車での乗車体験も可能です。鉄道好きはもちろん、歴史建築や文化体験に関心のある人にとっても魅力的なスポットです。
開館時間は火曜〜日曜の9:30~17:00(最終入場は16:30)、一般入場料はNT$100と手頃。文化や観光の新しい拠点として注目を集めています。
「新プロジェクトX」で描かれる渋谷駅の難工事
同じ時間帯の番組では、「旬の番組テイスティング」として「新プロジェクトX」も紹介されます。取り上げられるのは「100年に1度の大工事」と言われる渋谷駅の改修工事です。
迷宮のように複雑だった渋谷駅を刷新するため、JR東日本・東急・東京メトロの3社が一体となって挑んだ工事。見どころは以下の通りです。
-
百貨店が線路の上に建っていたため、重機を入れられない解体工事の苦闘
-
山手線ホーム切り替えのため、54時間という限られたタイムリミットで行われた緊迫の作業
-
ライバル関係を超えて協力した技術者たちの絆と信頼関係
有馬嘉男キャスターや森花子アナも番組に出演し、工事に携わった人々の思いや挑戦を振り返ります。鉄道ファンや都市インフラに関心のある人にとって必見の内容です。
放送前に注目すべきポイント
今回の「午後LIVE ニュースーン」では、台湾と日本それぞれの鉄道文化に光が当たります。台北の鉄道博物館が示す「文化の継承と再生」、そして渋谷駅工事が語る「挑戦と協力の物語」。どちらも鉄道を軸にした人と社会のドラマが描かれる回となりそうです。
鉄道や街づくりに関心がある方は、ぜひチェックしてみてください。
コメント