忙しい日にうれしい!旬を楽しむ簡単おかずレシピ
「今日は何を作ろう…」「あと一品ほしいけど、時間も手間もかけられない」そんな日、ありませんか?家族に栄養のあるごはんを食べてもらいたい気持ちはあっても、毎日の献立づくりは本当に悩ましいものです。私自身も買い物袋を前に立ち尽くしながら「主菜は決まったけど、副菜が思いつかない…」なんてことがよくあります。そんなときに頼れるのが、NHK「あさイチ」みんな!ゴハンだよで紹介されるレシピです。2025年9月30日の放送では、林亮平さんが旬の食材を使った2品『鶏とれんこんのカレーいり煮』と『かぶと柿の甘酢あえ』を披露しました。どちらも家庭で作りやすく、普段の食卓にすぐ役立つ料理。この記事ではその魅力や調理のポイントを詳しくご紹介します。
鶏とれんこんのカレーいり煮
まずご紹介したいのは、食欲をそそる香りが広がる『鶏とれんこんのカレーいり煮』。ジューシーな鶏肉と、シャキッとした歯ざわりのれんこんが絶妙に組み合わさり、ほんのりスパイシーな味わいでごはんがどんどん進む一品です。特別な調味料はいらず、カレー粉と基本の調味料だけで仕上がるのも魅力。忙しい日の晩ごはんにも、翌日のお弁当のおかずにも重宝します。
材料(2人分)
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鶏もも肉…1枚(250g)
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れんこん…280g
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サラダ油…大さじ1
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しょうが(みじん切り)…1かけ分
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カレー粉…小さじ1と1/2
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酒…大さじ1
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しょうゆ…大さじ1
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砂糖…小さじ1
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湯…大さじ2
作り方
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鶏もも肉は余分な脂や水分を取り、一口大に切ります。れんこんは皮ごと乱切りにし、傷んだ部分があればスプーンで削ります。皮をむかずに調理することで香りと栄養が活きます。
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フライパンにサラダ油を熱し、しょうがを中火で炒めて香りを引き出します。次に鶏肉を皮目から入れ、動かさずにじっくり焼きつけて皮をカリッとさせます。ここで鶏の脂が溶け出し、れんこんの香ばしさを引き立てます。
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鶏肉に焼き色がついたられんこんを加え、全体を炒め合わせます。カレー粉をふり入れ、香りをしっかり立たせるように炒めるのがポイントです。
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酒・しょうゆ・砂糖・湯を加え、汁気がほぼなくなるまで炒りつけて完成。煮詰める過程で具材に味が染み込み、濃厚で奥行きのある味わいになります。
この料理のコツは、最初に鶏肉の皮を香ばしく焼くこと。ここで香りと旨みが引き出され、仕上がりに大きな差が出ます。また、れんこんは火を通しすぎないことでシャキッとした食感を楽しめます。ごはんだけでなく、パンやお酒のお供としてもぴったりの万能おかずです。
かぶと柿の甘酢あえ
もう一品は、旬のフルーツを取り入れた『かぶと柿の甘酢あえ』。秋が深まるこの季節ならではの副菜で、さっぱりした酸味と柿の自然な甘みが絶妙に調和します。彩りが明るく、食卓に華やぎを添えてくれるのもポイント。食後の口をさっぱりさせてくれるので、こってりした主菜と相性抜群です。
材料(2人分)
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かぶ(中)…1コ(100g)
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柿…1/2コ(100g)
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塩…2g(かぶの重さの2%)
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酢…約16g(全体の10%)
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砂糖…約8g(全体の5%、酢の半分)
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ゆずの皮(刻む)…適量
作り方
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かぶと柿は皮をむき、薄いくし形に切ります。薄く切ることで味がなじみやすく、口当たりもやさしくなります。
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かぶをポリ袋に入れ、塩を加えてもみ、10分おいて水分を出します。しっかり水気をしぼると食感が引き締まり、味が濃くなります。
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柿とあわせ、全体の重さを量ります。そこに10%の酢と5%の砂糖、ゆずの皮を加えて混ぜ合わせれば完成です。
この副菜は、作り置きができるのもうれしいポイント。冷蔵庫でしばらく味をなじませるとさらに美味しくなります。甘酸っぱい味わいとゆずの香りがさわやかで、こってりしたおかずとのバランスも抜群。旬の柿を使った季節感あふれる料理として、おもてなしの一品にもおすすめです。
まとめ
今回ご紹介した『鶏とれんこんのカレーいり煮』と『かぶと柿の甘酢あえ』は、どちらも短い時間で作れるのに、満足感が高く、栄養バランスも優れたメニューです。ポイントを整理すると…
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『鶏とれんこんのカレーいり煮』は鶏の香ばしさとれんこんの食感、スパイシーな風味で食欲アップ
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『かぶと柿の甘酢あえ』は旬のフルーツを生かした爽やかな副菜で、彩りと口直しに最適
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シンプルな材料と調味料でつくれるから、忙しい日でもすぐに実践可能
この2品を組み合わせれば、食卓が一気に華やかになり、季節感もたっぷり。主菜と副菜のバランスが整い、心もお腹も満たされる献立になります。ぜひ今日のごはんに取り入れて、秋の味覚を楽しんでください。
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