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ヒット曲が人生をつないだ20年の記憶──世代差が浮かび上がる成人の日直前SP【ザ・グレイテスト・ヒッツ】2026年1月10日

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ヒット曲でたどる、それぞれの「二十年」

成人の日を前にしたスタジオで、ニューヨークと山崎天が向き合ったのは、「二十年」という時間でした。生まれた年、学校に入った年、人生の節目ごとに流行っていた音楽が、当時の空気や感情を一気に呼び戻します。
自分が知らない時代のヒット曲を新鮮に受け止める山崎天と、懐かしさとともに振り返るニューヨーク。世代の違いが、そのまま音楽の歴史になり、映像とトークが重なっていきます。この回は、ヒット曲を通して「20年の重み」と「今につながる時間」を静かに感じさせる特別な一夜でした。

「成人の日直前SP」の狙いと、成人年齢18歳時代の前提整理

この回の土台にあるのは、成人年齢が18歳になった今の時代と、それでもなお「二十歳」という区切りが持つ意味です。番組ではまず、成人式が「二十歳のつどい」と呼ばれることがある背景を共有し、法律上の成人人生の節目としての20年を切り分けて考える視点を示します。その上で、ニューヨークと山崎天が、それぞれの「20年間」をヒット曲でたどる企画へと入っていきます。制度の話で終わらせず、音楽と記憶に結びつけることで、成人の日が「過去を振り返り、今を確かめる日」として立ち上がる構成です。

山崎天の20年をヒット曲でふり返る:2005年から始まる記憶の年表

山崎天の物語は、2005年から静かに始まります。自分が生まれた年に流行していた曲として紹介されるのは、倖田來未の『Butterfly』。映像に映る当時のステージは、本人にとっては記憶のない時代でありながら、不思議と「自分の年表の一部」として重なっていきます。
ここに添えられるのが、祖母が成人式の日にちを勘違いし、慌てて着物を用意してしまったという家族の話です。時間は一直線ではなく、誰かの思い出と交差しながら形づくられることが、さりげなく伝わってきます。
さらに『real Emotion』の話題へと広がり、ヒット曲が「生まれた瞬間」だけでなく、「時代の空気」として連なっていく様子が描かれます。山崎天にとってヒット曲は、過去を知るための資料であり、同時に自分の現在を照らす鏡として機能していきます。

ニューヨークの20年をヒット曲でふり返る:1986年という時代の熱

ニューヨークの2人の時間軸は、1986年に一気に引き戻されます。少年隊の『仮面舞踏会』が流れた瞬間、スタジオには当時の熱気がよみがえります。デビュー曲で新人賞を総なめにした勢い、その空気感は、映像を通して今もはっきり伝わってきます。
続く1993年、小学校に入学した年に重なるのがTRFの『寒い夜だから…』。この頃のダンスミュージックは、街そのもののリズムを作っていました。今ではバラエティ番組で親しまれているDJ KOOが、当時は最前線で時代を動かしていた存在だったことに、時間の流れの大きさがにじみます。
懐かしさだけで終わらず、「あの頃を今の目で見直す」感覚が、ニューヨーク側の20年をより立体的にしています。

入学・進路という節目が映す、世代差と音楽の記憶

番組の中盤では、人生の節目とヒット曲が強く結び付けられます。山崎天が小学校に入学した2012年に流れていたのは、ゴールデンボンバーの『女々しくて』。中学校入学の2018年には米津玄師の『Lemon』、高校入学の2021年にはあいみょんの『愛を知るまでは』が並びます。
一方で、ニューヨーク世代の節目には、GLAYの『Winter, again』や松浦亜弥の『♡桃色片想い♡』が重なります。同じ「入学」という出来事でも、背景に流れる音楽が違うことで、時代の空気はまったく別の色を帯びます。
ここでは、ヒット曲が単なる流行ではなく、「あの頃の自分」を一瞬で呼び戻す装置であることが、自然に伝わってきます。

紅白アーカイブがつなぐ現在:「流れ弾」で迎える到達点

終盤で空気が変わるのは、山崎天が中学3年で紅白歌合戦に出場していたという事実が明かされる場面です。映像として流れるのは、櫻坂46の『流れ弾』。真冬の屋外、コンクリートの上で披露されたパフォーマンスは、過去から現在へ時間が一気に収束する瞬間を作り出します。
生まれる前のヒット曲を見つめていた山崎天が、今度は「記録される側」として映像に立っている。その対比が、この企画の核心です。
ヒット曲でたどる20年は、懐かしさのためだけにあるのではありません。今ここに立つ理由を確かめるための時間として、この回は静かに、そして力強く締めくくられました。

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