記事内には、広告が含まれています。

NHK【所さん! 事件ですよ】厚底シューズ×カーボンプレートが招く危険、上履き廃止の背景と一足制、ロッカーボトムとは?革靴修理職人の技も紹介|2026年1月24日

所さん!事件ですよ
メール購読のご案内

いつも「気になるNHK」をご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、NHKの番組紹介や見どころ、新着情報などをいち早くお届けしています。

スポンサーリンク

厚底シューズと上履き消滅の“足元の事件”

このページでは『所さん!事件ですよ(2026年1月24日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。

街で大流行する厚底シューズの裏で増える思わぬけが、そして全国の小学校で静かに進む上履き廃止の動き。番組は私たちの足元で起きている変化を次々と映し出していました。

流行、健康、教育、そして靴に人生を預ける人々――。足元を通して見える“今の社会”が、ぎゅっと詰まった回でした。

厚底シューズ大流行の光と影

世界の街角やSNSで注目を集めているのが、分厚いソールの厚底シューズです。歩行時の存在感やスタイルアップの魅力から支持が広まり、番組調査では履いている42人の平均高さが8.25cmという結果でした。この数字は見た目の楽しさと同時に、転倒時の衝撃が大きくなる危険性を示しています。
実際、段差でバランスを崩しやすく、足首や膝をけがするケースが増えていることが指摘されています。レディー・ガガのような世界的アーティストが愛用しInstagramで広まったことも、ブームの後押しになりました。しかし見た目の強さとは裏腹に、体にかかる負担は軽くありません。高さによる不安定さや足首の拘束が強いと、小さなつまずきでも転倒につながります。
ファッションとして楽しむ一方で、安全に使うためには自分の筋力や動きの癖、どのシーンで履くのかまで考えることが重要です。「おしゃれ」と「けが予防」を両立させる選び方が求められています。

陸上界を変えた厚底ランニングシューズのリスク

競技の世界では、カーボンプレート入りの厚底シューズがランナーの常識を塗り替えました。箱根駅伝で3年連続3区を走った青木さんも、その恩恵を受けた一人です。カーボンの反発力と厚いソールのクッションが長距離走の負担を減らし、少ないエネルギーでスピードを保てることから“魔法の靴”と称されました。
しかしその裏側で、青木さんの股関節には広範囲の内部骨挫傷が発生し、骨内部で内出血する深刻な状態に。これが引退を早める原因となりました。従来型と比べると股関節のけが発生数が約2倍に増えていたというデータも示され、走りの効率化が身体への負荷を増やすという矛盾が浮かび上がります。
さらに動作分析では、厚底カーボン型は足の回転速度が182度から184度へと上昇し、動きの広がりも大きくなることがわかりました。一歩の変化はわずかでも、積み重なると大きな負担になり、疲労や痛みが蓄積していきます。
憧れの選手と同じ靴を履く喜びは大きいですが、体力やフォームが定まっていない状態で使用すると、思わぬけがを招きます。「速くなる靴」ではなく「自分の体が扱える靴」を選ぶ視点が必要だと番組は伝えていました。

医療由来ロッカーボトムと厚底設計の役割

現在の厚底シューズの技術は医療の世界から生まれたものです。つま先からかかとまでカーブしたソールを持つロッカーボトムは、足裏の負担を軽減するために開発されました。特に糖尿病や外反母趾などで足裏に圧力がかかると痛みが出る人にとって、転がるように前に進めるこの構造は大きな助けになります。
しかし構造が特殊なぶん、足首・膝・股関節など体の他の部分に新しい負担が生まれることもあります。慣れていない初心者が分厚いソールや強い反発を持つシューズを履くと、足首周りや膝への負荷が急に増える可能性があります。
番組が紹介した“カーボンなし厚底シューズ”は、反発力を抑え、厚底の安定感を残したタイプ。速さより歩きやすさや日常利用を重視したアプローチで、厚底に興味があるものの反発が強すぎるのは不安という人にも選ばれています。
つまり、ロッカーボトム厚底シューズも、本来は「足の負担を減らす」ための技術。用途に応じて選び方を変えることが重要だというメッセージが強く響いていました。

小学校から上履きが消える「一足制」の広がり

番組後半では、上履き文化が変わり始めている現場が紹介されました。東京・港区の小学校では子どもの人数が増え続け、校舎内のスペース確保が難しい状況に。下駄箱設置の余裕がなくなり、外履きのまま過ごす「一足制」へ移行する学校が増えています。
港区では多くの学校が上履きを廃止し、運動靴でそのまま授業に参加するスタイルが一般化しつつあります。荷物を減らせる、昇降口の混雑が解消される、災害時にスムーズに避難できるなど、実用的なメリットも大きいとされています。
一方、兵庫県丹波市の小学校では、子どもの足の健康を守る目的で上履き廃止を決断しました。とはいえ、市販の運動靴が必ずしも全ての子どもの足に合うわけではなく、足幅や甲の高さに合わせた調整が難しいという課題も浮かび上がっています。
上履きは高度経済成長期に全国へ普及し、「学校=清潔で整った場」という価値観とともに定着しました。しかし現代では、教育の多様化や校舎の構造変化が進み、足元のスタイルも学校ごとに変わる時代になっています。

子どもの足を守る足育と上履きの選び方

番組では、上履きを使う学校にも役立つ足育の視点が紹介されていました。つま先にゆとりがある上履きは、横幅が広い子どもの足にフィットしやすく、窮屈さを軽減できます。メッシュ素材のものは通気性が高く、足の蒸れを抑えて快適に過ごせるため、健康面でも優れています。
また、足指を閉じたり開いたりする「グーパー」、タオルを指でたぐり寄せる「タオルギャザー」は、土踏まずを支える筋肉を鍛える効果があり、簡単にできる運動として紹介されました。日々の積み重ねで足のアーチが整い、疲れにくい歩き方につながります。
足育の観点から見ると、
・つま先にしっかり余裕があること
・かかとが脱げずに固定されること
・歩くときに靴が適度にしなること
これらが、良い上履きを選ぶポイントになります。履かせている靴が本当にフィットしているか、親子で確認する習慣も大切だと感じられる内容でした。

世界から信頼される靴職人と“人生の1足”の物語

年間1000足以上の依頼が届く革靴修理職人・村上さんの工房には、思い入れの詰まった靴が世界中から集まります。
約80年前のウエスタンブーツには、革を長持ちさせるため木のくぎが使われていました。これは長年履かれてきた歴史そのもので、職人はその知恵を尊重しながら現代の技術を組み合わせて修理します。
また、10年以上持ち主に寄り添った10万円のオーダーメイド靴は、歩くたびに音が鳴るという不思議な症状で持ち込まれました。原因はソール内部のコルクの偏り。村上さんは古いコルクを丁寧に取り除き、均一に詰め直し、わずか1mmの穴へ手縫いで糸を通して修復しました。仕上がった靴は音がなくなり、どこが修理されたのか一目ではわからないほど自然なまとまりを見せていました。
番組では木村佳乃のロングブーツの“脱げなくなった”エピソードも紹介され、靴が単なる道具ではなく日常の一部として寄り添う存在であることが伝わります。
厚底シューズのブームや上履き文化の変化と並べると、靴は時代とともに形を変えながらも、人の生活と深く結びついていることがよくわかります。どの靴にも物語があり、その背景を知ることで足元を見る視点が豊かになっていくと感じさせる内容でした。

NHK【あさイチ】新時代の足元トレンド!スニーカーローファーで通勤もおしゃれに快適に|PUMA SOPHYR Loaferレビュー付き|2025年11月13日


気になるNHKをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました