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Eテレ【ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪】国立極地研究所 南極氷コアと火星隕石の舞台裏を“ドームふじ72万年”から解説|2026年2月4日

ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪
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南極と北極の“知られざる舞台裏”へ

このページでは『ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪 国立極地研究所(2025年2月4日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
南極の国立極地研究所には、72万年前の氷世界最大級の火星隕石など、地球の歴史を物語る宝が静かに眠っています。マイナス50度の世界で研究者たちが氷を読み解き、ペンギンの生態から気候の変化まで解き明かしていく姿は、まるで知の冒険そのもの。
厳しい環境に挑む人々の努力と、極地に隠された壮大な物語をのぞく入口として、番組の魅力をぎゅっと凝縮してお届けします。

南極と北極を読み解く“知の基地” 国立極地研究所とは

国立極地研究所は、南極と北極を専門に調べる日本の頭脳ともいえる研究拠点です。ここには地球環境や宇宙、氷床、海洋、気象、生態など、多彩な分野の研究者が集まり、壮大なスケールで地球を理解しようと日々挑んでいます。
立川にある本部には南極・北極科学館が併設され、氷コアや隕石、観測装置が展示されており、番組で映る“裏側”の雰囲気がそのまま体験できる場所にもなっています。
研究者たちは南極の昭和基地やドームふじ基地で得たデータを日本へ持ち帰り、精密な分析を行うことで地球の歴史や気候変動の謎に迫っています。こうした総合力こそ、極地研究の大きな強みです。

マイナス50度の氷庫に眠る 72万年前の氷が語る地球の記憶

バックヤードの中心となるのが、マイナス50度の世界に保たれた巨大な氷コア保管庫です。ここには南極内陸のドームふじで採取された、約72万年前の氷が眠っています。
氷の柱の中には、過去の大気を閉じ込めた気泡や、火山噴火で飛んできた微粒子、地球の気温の変化を知らせる手がかりが詰まっています。
研究者は長さ4メートルほどの氷コアを慎重に扱いながら、氷の層を上から下へと読み解き、氷期と間氷期の移り変わりや温室効果ガスの増減を探ります。
氷の一本一本が地球の年輪のように積み重ねられ、数十万年分の物語を語っているところが、南極の氷コア研究の魅力です。

北極と南極はどう違う?観測記録が示す“最も寒い場所”

番組では、北極と南極のどちらがより寒いかという疑問に対して、観測データを用いてはっきり答えています。
結論は、地球上でもっとも冷え込むのは南極内陸部です。ロシアのボストーク基地ではマイナス89度を観測し、衛星からの観測ではマイナス90度台の地点も確認されています。
一方の北極は、グリーンランドの内陸部やシベリアが極寒として有名ですが、それでも南極の圧倒的な寒さには及びません。
その違いは標高の高さや大陸全体を覆う厚い氷床にあり、南極が“最も過酷な環境”であることは、観測記録がゆるぎなく示しています。

ペンギンの背中にカメラを装着 氷の下の狩りをのぞく

南極の生態研究では、ペンギンに小型カメラを装着して、水中での動きを追うバイオロギングが使われています。
水中を素早く泳ぎ、氷の下でオキアミや小魚を追う姿は、番組の大きな見どころのひとつです。群れで連携して獲物を追い込む様子や、鋭い動きで一気に食べる瞬間が映像から分かり、ペンギンが実に優れたハンターであることが明らかになります。
こうした研究は、生態系の変化や気候の影響を理解するために欠かせないデータとして役立てられています。

南極は隕石の宝庫 日本隊が見つけた1万7400個の宇宙のかけら

南極では、風や氷の流れの影響で隕石が集まりやすく、日本の観測隊は半世紀以上にわたって隕石探査を続けてきました。
やまと山脈などの裸氷帯では黒い石が見つかりやすく、これまでに日本隊が発見した南極隕石は1万7400個にも及びます。
立川の国立極地研究所には、クリーンルームで隕石を保管する南極隕石ラボがあり、世界中の研究者が分析に訪れています。
隕石は太陽系の誕生や火山活動、過去の天体衝突などを教えてくれる重要な手がかりで、まさに宇宙からのメッセージを読み解く研究そのものです。

世界最大級の火星隕石「Yamato 000593」 1000万年前の旅を経て地球へ

番組で特に注目されるのが、日本隊が南極で発見したYamato 000593という火星隕石です。重さ約13.7キロの大きな石で、火星由来としては世界最大級のものです。
内部に残されたガスの成分が火星の大気と一致したことで、その起源が火星にあることが分かりました。
この隕石は約10億年前に火星で生まれ、その後の巨大衝突で1000万年前に火星を飛び出したと考えられています。長い宇宙の旅を経て南極の氷の上に落ち、日本の観測隊に発見されました。
宇宙・南極・人類の探求が一本につながる象徴的な存在で、研究者たちが大切に調べ続けている理由も番組を通してしっかり伝わってきます。

まとめ

南極と北極の未知の世界を解き明かす鍵となるのが、国立極地研究所が集めてきた膨大なデータと研究成果です。72万年前の氷や火星隕石、ペンギンの行動記録まで、すべてが地球と宇宙の物語につながっています。こうした発見の積み重ねが、私たちの未来を考える手がかりにもなります。
なお、この記事の内容は放送内容と違う場合があります。

【NHKアカデミア】原田尚美(後編)南極観測で見える氷床融解と海面上昇の現実|2025年12月24日


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