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Eテレ【ザ・バックヤード】名古屋市科学館の裏側に潜入!プラネタリウムの仕組みと竜巻ラボの裏側、ダンゴムシ迷路実験まで|2026年2月11日

ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪
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名古屋市科学館の“裏側”が動き出す瞬間

名古屋の中心で静かに息づく名古屋市科学館。その扉の奥には、巨大な竜巻が立ちのぼり、まばゆいイナズマが走る緊張感あふれる世界があります。スタッフたちが何度も調整をくり返し、生き物も星空も炎さえも思いどおりに動き出す瞬間は、まるで魔法のようです。
このページでは『ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪 名古屋市科学館(2026年2月11日)』の内容を分かりやすくまとめています。

名古屋市科学館とは?世界最大級プラネタリウムの裏側へ

名古屋の中心部・白川公園に建つ名古屋市科学館は、銀色の巨大な球体がシンボルの総合科学館です。建物は「理工館」「生命館」「天文館」の三つから構成されていて、なかでも天文館にあるプラネタリウムドーム「NTPぷらねっと(ブラザーアース)」は、内径35メートルを誇る世界最大級のプラネタリウムとしてギネス世界記録に認定されています。

番組では、普段は客席からしか見ることができないこのプラネタリウムを、案内人のカメラが「上」「裏」「横」からとあらゆる角度で追いかけます。観客の頭上いっぱいに広がる星空を支えるのは、ドーム中央に据えられた光学式投影機と高精細プロジェクター、そして学芸員による生解説。最新の映像システムと、人の声ならではの温かさを組み合わせて、「本物の夜空よりも本物らしい星空」を作り出していることが、映像を通して強く伝わってきます。

さらに番組は、プラネタリウムだけでなく、極寒ラボ・竜巻ラボ・放電ラボ・サイエンスステージといった人気展示のバックヤードにも潜入します。マイナス30度の極寒環境、9メートル級の人工竜巻、目の前で炸裂する巨大な電気火花など、迫力満点の体験展示がどのような仕組みと安全管理で支えられているのか。観覧側では気づきにくい工夫が次々と紹介され、「表の展示の一つ一つが、裏の膨大な準備と調整の上に成り立っている」ことを実感させてくれます。

竜巻ラボと放電ラボ イナズマと巨大竜巻の正体

番組の冒頭を飾るのが、理工館にある「竜巻ラボ」「放電ラボ」です。どちらも名古屋市科学館を代表する大型展示で、普段の一般公開時から子どもにも大人にも大人気のコーナーです。

竜巻ラボでは、高さ約9メートルの透明な筒の中に、白い霧をまとった人工竜巻が立ち上がります。番組では、職員が早朝から装置を立ち上げ、空調や霧の濃さ、照明のバランスを細かく調整する様子が映し出されます。空気の流れが一か所でも乱れると竜巻が途中でちぎれてしまうため、スタッフは「風の筋」を目で追いながら、ファンの回転数や吹き出し口の角度をミリ単位で修正していきます。ショータイムで美しい一本の竜巻を見せるために、開館前から何度も試運転を繰り返しているのが印象的です。

一方の放電ラボでは、薄暗い実験室の中央に巨大な高電圧装置が構え、見学者の目の前で数十万ボルト級の電気放電が炸裂します。金属製の電極からほとばしる紫色のイナズマは、雷のミニチュア版のような迫力。番組では、機械室に並ぶ変圧器や制御盤、電気技師が事前点検で部品の緩みや絶縁状態を丁寧に確認する姿が映されます。安全に運転するため、放電が起きる経路を常にモニタリングし、異常があればすぐに停止できるよう、複数の安全装置が二重三重に仕込まれていることも紹介されます。

こうした裏側の努力があるからこそ、観覧席では子どもたちが「わあ!」と声をあげながら、竜巻イナズマを安心して間近で体験できるのだとわかります。科学をただ「教える」のではなく、全身で「感じてもらう」ための演出が、細部にまで作り込まれていることが、このパートで強く伝わります。

ダンゴムシが迷路を解く!?生命ラボの人気実験

番組中盤では、生命館5階「生命ラボ」の人気者、ダンゴムシの実験が登場します。ここでは、身近な生き物を通して「生き物の行動と環境の関係」を考える展示が行われており、その代表が「ダンゴムシはジグザグがお好き?!」という迷路実験です。

番組では、透明な迷路装置のスタート地点にダンゴムシをそっと置き、ゴールの葉っぱを目指して進む様子を、そのままの時間で見せます。驚くのは、ダンゴムシが途中で立ち止まったり戻ったりせず、一度も迷わずに正しい方向を選び続けてゴールにたどり着くこと。解説では、「ダンゴムシは曲がり角で同じ方向に続けて曲がらない性質を持っているため、ジグザグの迷路では自然と出口に向かいやすくなる」と説明されます。

バックヤードでは、飼育ケースの管理や実験準備の様子も紹介されます。担当学芸員は、湿度や温度、エサの量を細かく調整し、ダンゴムシの体調が安定している個体だけを実験に使うようにしていると話します。観覧者が実験を見たときに「今日のダンゴムシ、全然動かない…」と感じてしまっては、せっかくの科学的な仕組みが伝わりません。だからこそ、裏側では毎日地道に状態を観察し、ベストなコンディションを整えているのです。

身近なダンゴムシが「迷路を解く天才」として活躍する姿は、子どもはもちろん大人の心もつかみます。番組は、こうした体験展示が「難しい説明の前に、まず驚きとワクワクを届ける」ことを狙って設計されている点を強調し、名古屋市科学館の展示づくりの哲学を印象的に伝えています。

プラネタリウム制作室 満天の星空が生まれる瞬間

後半のハイライトは、天文館の心臓部ともいえるプラネタリウム制作室への潜入です。世界最大級のドーム「NTPぷらねっと(ブラザーアース)」に広がる星空は、ここで日々ブラッシュアップされています。

制作室の中央には、小さな白いミニドームが置かれていて、番組では学芸員がここで新作プログラムの映像チェックを行う様子が映ります。大型ドームと同じ投影システムで、星の明るさや色、天の川の描写、地上の風景の明暗を何度も微調整。ちょっとした光の強さの違いで、星空が「平板な映像」にも「息をのむリアルな夜空」にも変わってしまうため、職人のような細かさでパラメーターを追い込んでいきます。

番組では、プラネタリウムの特徴である「生解説」のリハーサル風景も紹介されます。学芸員が実際にマイクに向かい、本番と同じペースで解説を読み上げながら、星座線や解説用テロップの出し方、BGMの切り替えタイミングをスタッフと一緒に確認していきます。宇宙の最新ニュースや、その日の星空のコンディションに合わせて内容を変えるため、台本はあっても完全には固定せず、毎回アドリブも交えながら構成していると説明されます。

巨大なドームいっぱいに広がる満天の星は、こうした地道な調整と丹念な準備の積み重ねから生まれます。番組は、客席からは見えない制作室の風景を通して、名古屋市科学館が「機械任せではない、人の手と感性で作り上げるプラネタリウム」にこだわっていることを、強いトーンで描き出しています。

サイエンスショー舞台裏 炎と煙で科学を“魅せる”技

ラストを飾るのは、天文館4階「サイエンスステージ」で行われるサイエンスショーの舞台裏です。ここでは、低温・空気・電気・化学反応といったテーマを、約30分のショー形式でわかりやすく伝えています。番組では、その中でも「ものが燃える条件」を解き明かす回に密着します。

ステージ上では、解説スタッフが観客を前に、燃えやすい紙・燃えにくい金属・酸素の量を変えた容器などを次々に取り出し、炎が一気に立ち上がったり、逆にすっと消えたりする実験をテンポよく披露します。子どもたちは炎が上がるたびに歓声を上げますが、その裏側では、スタッフが念入りに安全確認を行っている様子が映し出されます。

バックヤードには、薬品や燃料を種類ごとに整理した棚があり、使用量や保管期限を細かく記録したチェックシートが並びます。スタッフは本番前に必ずリハーサルを行い、炎の高さや煙の量を確認します。「前列の子どもたちの顔の位置より炎が高くならないか」「非常停止ボタンの位置に障害物がないか」など、安全面のチェック項目は細かく決められていて、1つ1つを声に出して確認していきます。

番組の締めくくりでは、満員の客席を前に、スタッフが緊張した面持ちでショーをスタートさせる瞬間が描かれます。次々と決まっていく炎と煙の実験に、客席からは笑い声と拍手。サイエンスショーは単なる「実験の連続」ではなく、観客の反応を読みながら、その場で説明の長さやテンポを調整するライブパフォーマンスであることが伝わってきます。

こうして番組は、名古屋市科学館の一日は、来館者に「科学って面白い!」と感じてもらうための舞台づくりだと描き出して終わります。竜巻もイナズマも星空も炎も、そのすべてが緻密な準備と安全設計の上に成り立つ「科学のショー」である、と断定的に語り切る構成になっているのが、この回の大きな魅力です。

最後に

今回紹介した内容は、実際の放送と異なる場合があります。名古屋の中心で輝く名古屋市科学館の舞台裏は、竜巻やイナズマ、星空や実験の一つひとつが、人の手によって丁寧に支えられていることが伝わってきます。科学の魅力を体ごと感じられるこの番組は、大人にも子どもにも新しい発見を与えてくれます。

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