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NHK【病院ラジオ】埼玉県立がんセンター編▼サンドウィッチマン|がん患者ラジオ企画の実話と埼玉ロケで見えた“心の声”|2026年2月11日★

病院ラジオ
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埼玉県立がんセンターから響く“本音の声”

がんと向き合う人たちの思いや、生きる力をそっと照らす病院ラジオ
今回サンドウィッチマンが訪れたのは、最前線の医療が集まる埼玉県立がんセンターです。
患者さんや家族が胸にしまってきた言葉が、リクエスト曲とともに静かに、力強く流れ出します。笑いも涙も、そのどれもが生きる証のように胸に残る時間でした。
このページでは『病院ラジオ 埼玉県立がんセンター編(2026年2月11日)』の内容を分かりやすくまとめています。

がんと向き合う人たちの「今」を伝える出張ラジオ

番組の核になるのは、病院ラジオの独自のスタイルです。お笑いコンビのサンドウィッチマンが病院の一角に一日だけのラジオブースを開き、患者さんや家族、医療スタッフが次々にマイクの前に座っていきます。
リクエスト曲は、その人の人生そのものを象徴する大切な1曲。曲を紹介する前に、なぜこの歌を選んだのか、どんな状況で聴いてきたのかが語られます。そこには、病名よりもずっと生々しい「個人のストーリー」があり、視聴者は病室のベッドサイドに座っているような近さでその声を聞くことになります。
シリーズ全体としても、「病棟の今を映し出し、ひとりぼっちではないと感じてもらう番組」を目指して立ち上げられており、世界の公共放送番組会議で出会ったドキュメンタリーをヒントにして作られた企画です。
今回の舞台は、がん治療の拠点病院。ここで語られるのは、治療のつらさだけではありません。仲間との笑い、医療者への信頼、家族と過ごすささやかな時間…。そのどれもが、がんと生きる「今」を力強く証明していきます。

埼玉県立がんセンターという「がん医療の最前線」

舞台となる埼玉県立がんセンターは、埼玉県北足立郡伊奈町にある県の中核的ながん専門医療機関です。
地上11階建て、500床規模の大きな病院で、吹き抜けの明るいホールや、患者サポートセンター、カフェなどを備えた開放的なつくりが特徴です。手術・放射線・化学療法というがん治療の三本柱に加え、PET-CTや高精度放射線治療装置、手術支援ロボットなど、先進医療機器も導入され、県内のがん医療をけん引しています。
診療科も非常に細かく分かれており、乳腺外科乳腺腫瘍内科血液内科消化器内科・外科緩和ケア科精神腫瘍科など、がん種や症状、心のケアまでをトータルに支える体制が整っています。
番組では、この「がん医療の最前線」で日々働くスタッフの姿や、通院・入院生活を送る患者さんへのサポート体制も、語りの端々から伝わってきます。最新の治療設備だけでなく、「話を聞く」「気持ちを受け止める」という人間的なケアも大切にしている病院であることが、インタビューからはっきりと浮かび上がります。

乳がんと女の友情が支えた「私らしさ」の物語

番組前半を象徴するのが、乳がんになった女性患者さんのエピソードです。
ある日突然、乳がんを告げられた彼女は、「仕事はどうなるのか」「家族に迷惑をかけないか」といった不安に加えて、「胸がなくなるかもしれない」「髪が抜けるかもしれない」という外見の変化への恐怖とも向き合うことになりました。そのとき、支えになったのが、長年の女友だちです。
友人は、検査や手術の説明を受ける日に一緒に病院に来てくれたり、ウィッグを選びに付き合ってくれたりと、生活に寄り添う形で彼女を支えていきます。「もう女として終わりなのかもしれない」と落ち込むたびに、「そんなことあるわけないでしょ」と笑い飛ばしながらも、涙をこらえてそばにいてくれる存在。
ラジオブースで、その女性が友人への感謝の気持ちと共にリクエスト曲を届ける場面は、番組の大きなハイライトです。がんという病気は個人の問題のように見えますが、実際には周囲との関係性の中で支え合いながら生きていることを、このエピソードは強く物語っています。乳がんの治療は長期戦になりがちですが、彼女の言葉からは、「一緒に笑ってくれる人がいるなら、前を向ける」という確信がはっきり伝わってきます。

抗がん剤治療の副作用と「おしっこ大会」の笑い

一見すると深刻な話に聞こえる抗がん剤治療も、病棟の中ではときに笑いの種になります。その象徴的なエピソードとして紹介されるのが、「おしっこ大会」と呼ばれる出来事です。
抗がん剤や点滴の影響で、水分を多くとるよう指示される患者さんたちは、トイレに行く回数も増えます。ある日、同じ病室の仲間同士で、「今日は何回行った?」「じゃあ私はもっと行ってみせる!」と、半ば冗談まじりに回数を数え始めたのがきっかけで、「おしっこ大会」という名前がついたといいます。
もちろん、治療の副作用そのものは楽なものではありません。しかし、「どうせ避けられないなら、少しでも笑いに変えたい」という思いが、患者さんたちの間に自然と生まれていく様子が伝わってきます。サンドウィッチマンの二人も、その空気を敏感に感じ取りながら、「じゃあ今日は大会の優勝者ですね」といった軽妙なツッコミで場を和ませていきます。
がん治療のリアルをそのまま描きながらも、絶望だけではない「ユーモアの力」があることを、このエピソードははっきり示しています。笑うことで緊張がゆるみ、「自分は一人じゃない」と実感できる。番組は、その空気感まで丁寧に切り取って届けてくれます。

外見が変わっても揺るがない心の豊かさ

がん治療では、手術痕や脱毛、むくみなど、外見が大きく変わることがあります。番組では、「治療の副作用で外見はボロボロ…」と表現しながらも、そこから生まれる新しい価値観に光を当てています。
ある患者さんは、治療によって体重が増え、着られなくなった服が増えたと語ります。それでも、「じゃあ、今の自分に似合う服を探そう」と気持ちを切り替えました。入院中に病院内の売店でストールを選んだり、家族が持ってきてくれた大きめの服にアクセサリーを合わせたりするうちに、「前よりおしゃれになったね」と言われるようになったといいます。
また、ウィッグや帽子、スカーフを使いながら、「今日はどのスタイルにしようかな」と鏡の前で悩む時間が、逆に楽しみになってきたという声も紹介されます。ここで重要なのは、外見の変化を「失う」だけで終わらせず、「新しい自分をつくる」きっかけとして受け止めている点です。
埼玉県立がんセンターには、緩和ケアや精神腫瘍の専門外来もあり、身体だけでなく心や生活のQOLを支える取り組みが行われています。 そうした医療の背景があるからこそ、「外見が変わっても、心の豊かさは奪われない」という言葉が、患者さんの口から自然に出てくるのだと感じさせられるパートです。

看護師・患者・家族が交差する「これからの時間」

番組後半では、立場の異なる人たちのエピソードが次々に交差していきます。
まず印象的なのが、自身も婦人科の病気で子宮を全摘し、その後に看護師として働く女性の物語です。かつては患者として手術台に上がった経験を持つ彼女は、「あのとき、自分が何を怖いと思っていたか」を誰よりも鮮明に覚えています。その記憶が、今、目の前の患者さんの手を握る力になっていると語ります。「大丈夫ですよ」と言う一言の重みが、普通の看護師とは違うことを、自分自身が一番よく知っているからです。
別のパートでは、原因不明の高熱から検査が進み、白血病と判明した人のエピソードも取り上げられます。突然の告知、長期入院、治療の不安…。それでも、主治医や病棟スタッフの支え、同じ病気と向き合う仲間との交流を通じて、「病気を理由にあきらめたくないこと」が少しずつ見えてきます。
さらに、治療の合間を縫って小笠原波照間島などへの旅行を楽しんできた患者さんの話も登場します。治療と旅行という、一見相反するような二つの行為を両立させるのは簡単ではありません。それでも、「行けるうちに行きたい場所に行く」という強い意志が、主治医との相談や体調管理の工夫を生み出し、結果として人生の充実につながっていきます。
クライマックスでは、「残りの日々を夫と穏やかに過ごしたい」と語る人の声が、静かに心に残ります。大きな夢やドラマチックな転機ではなく、「いつものように一緒にご飯を食べる」「並んでテレビを見る」といった何気ない時間こそが、かけがえのない宝物であることが、痛いほど伝わってきます。
NHKのカメラは、その言葉をただ見守るように切り取り、埼玉県立がんセンターのラジオブースから流れる声が、視聴者のリビングにも届いていきます。笑いと涙が何度も行き来しながら、「病気になっても人生は続いていく」という当たり前で、でもとても強いメッセージを、今回の特集ははっきりと示してくれるはずです。

注意とまとめ

当ページの内容は、公開されている情報をもとに構成しており、実際の放送内容と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
病院ラジオは、患者さんや家族の本音がまっすぐ届く特別な番組で、今回の舞台となる埼玉県立がんセンターでも、多くの思いがサンドウィッチマンの前で語られました。がんと向き合う強さや日常の尊さが静かに伝わってくる回です。
放送後に内容をさらに詳しく追記します。

【病院ラジオ】北海道大学病院編▼サンドウィッチマン札幌へ|患者の声と移植医療が残した希望 2025年12月28日

埼玉県立がんセンターの特色

しげゆき
しげゆき

埼玉県のがん医療を支える埼玉県立がんセンターについて、筆者からも少し紹介します。番組内でも触れられていましたが、ここは診療だけでなく生活のサポートまで視野に入れた大きな医療拠点です。患者さんが安心して治療に向き合えるよう、設備も専門科もとても充実しています。その様子を、より詳しくお伝えします。

先進的な設備がそろう病院

院内にはPET-CT全身MRIなど、がんの状態を細かく調べられる検査装置がそろっています。画像がとてもきれいに映るので、治療の方針を決めるときに役立ちます。血液検査や病理検査を行う部門も整っていて、検査の流れがスムーズです。外来から検査、治療までが同じ建物内で完結するつくりで、患者さんの移動の負担が少なくなるよう考えられています。

多くの専門科が連携する体制

診療科の数がとても多く、乳腺外科血液内科呼吸器内科など、がんの種類に合わせた治療が受けられます。さらに、外見の変化や治療後の生活をケアする専門外来も充実しています。たとえば、スキンケアやリンパ浮腫の相談ができる外来、化学療法に関する看護相談などがあります。体だけではなく心の支えにもなる場所が院内にあることが大きな特徴です。

患者と家族を支えるサポート

病院の中には相談支援センター、カフェ、売店などがあり、長い治療期間を過ごすうえで助けになる環境が整っています。緩和ケア外来では、痛みやつらさをやわらげる治療を行い、医師や看護師、薬剤師など多くの職種が協力して支える仕組みがあります。治療を続ける日々の中で、どんなときも頼れる場所があるという安心感につながっています。


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