広島港で何が見える?物流のリアルを大公開
「コンテナ全部開けちゃいました!」の2025年7月31日放送では、広島港を舞台に、普段は目にすることのないコンテナの中身を大公開。広島グルメに欠かせない食材から、ちょっと驚くような積み荷まで、日本と世界をつなぐ物流の舞台裏が紹介されます。出演は千葉雄大さんと槙野智章さん。案内役には声優の下野紘さんが登場し、わかりやすく案内してくれる新感覚の物流バラエティーです。放送後には、実際に登場したコンテナの中身やエピソードを追記予定です。
コンテナの中身を開けて見たら…暮らしと世界がつながっていた
番組の舞台となる広島港は、毎日たくさんの貨物船が出入りする交通の要所。その中には、私たちの身近な暮らしを支える品物が大量に詰め込まれています。ですが、実際にその中身を目にする機会はめったにありません。
「コンテナ全部開けちゃいました!」では、そんなコンテナの扉を実際に開けて、何が入っているのかをカメラの前で紹介します。例えば、広島風お好み焼きに欠かせない食材、家庭で使われている日用品、さらには見た目だけで痛くなりそうなあの品まで、多種多様なモノが登場する予定です。こうした品々の出どころや行き先を知ることで、物流の裏側と国際的なつながりの存在が見えてきます。
千葉雄大&槙野智章が現場で発見を体感
今回の出演者は、俳優の千葉雄大さんと、広島出身の槙野智章さん。ふたりが実際に広島港を訪れ、コンテナの開封を目の当たりにしながら、日本各地、そして海外との意外なリンクを見つけていきます。槙野さんは地元ならではの知識や感覚を活かして、広島港の役割や地域の特色を伝えてくれる予定です。
また、声優の下野紘さんが番組全体の案内役として登場し、物流の仕組みや品物の背景をわかりやすくナビゲート。親しみのある声と説明で、子どもから大人まで楽しめる構成になっています。
見えてくるのは「見えなかった世界」
一見するとただの箱のように思えるコンテナですが、その中には人の生活や仕事、経済活動がぎっしり詰まっています。番組ではその積み荷を通じて、どんな人が作り、どのように運ばれ、誰のもとに届くのかまでを想像できるようになっています。
たとえば、アジアのどこかの国から届いた食材が、実は日本の家庭でよく見かけるものだったり、反対に日本から出ていった製品が、遠く離れた国のスーパーで売られていたり。私たちの日常は、知らないうちに世界と深くつながっているということが、コンテナを開けることで自然に見えてきます。
このブログ記事は、放送前に発表されている番組概要に基づいて作成しています。番組終了後には、実際に登場したコンテナの中身、現場での発見や驚きのシーン、さらに出演者のリアクションなど、具体的な内容を追記して更新する予定です。放送をご覧になったあと、もう一度このページをのぞいてみてください。
出典・情報元
NHK番組表「コンテナ全部開けちゃいました!〜広島港編〜」(2025年7月31日放送予定)
https://www.nhk.jp/p/ts/J3PMY1MY4M/
小学生でも楽しく学べる!物流をテーマにしたおすすめの本

ここからは、私からの提案です。物流というと難しそうに聞こえますが、絵本や図鑑を使えば、子どもでも分かりやすく学ぶことができます。ここでは、物流の仕組みや仕事をテーマにした小学生向けの本や図鑑を3冊ご紹介します。いずれも楽しいイラストやしかけがあり、読んでいるうちに自然と物流の流れや働く車、船の役割などが頭に入ってきます。
『うんこドリル:海の物流』
この本は、日本郵船(NYK)と文響社が共同で制作した学習用ドリル形式の参考書です。「うんこドリル」シリーズならではのユーモアとわかりやすさが特徴で、海を使ったモノの流れ、貨物船のしくみ、港での作業などがやさしく学べる内容になっています。特に、船でモノを運ぶという行為がどのような工程を経て行われているかを、イラストと短文で具体的に解説しており、小学校低学年から中学年におすすめです。2024年には秋田県内の公立小学校へも寄贈され、学校教育の現場でも活用されています。
『Freight Train(貨物列車)』
アメリカの絵本作家ドナルド・クルーズによって描かれたこの作品は、1978年に出版されて以来、長年愛されている絵本です。色とりどりの貨車が並んだ貨物列車が走っていく様子を、流れるような線と色彩で表現しており、視覚的な楽しさの中に、貨車の種類や積み荷の違いを理解できる工夫が詰まっています。文章はシンプルですが、動きのある構図や繰り返しのリズムが子どもを引きつけ、物流の初歩に自然と親しめるようになっています。
『Work Vehicles: A Pop‑Up Book(働く車のしかけ絵本)』
この絵本は、港や建設現場などで働く車をテーマにしたしかけ絵本で、トラックや重機、コンテナを運ぶ大型車両などを、ページをめくるたびに立体的に体感できるよう作られています。飛び出す構造を通じて、どんな仕事をしているのか、どんな順番で作業が進むのかを目で見て理解できる点が特徴です。日本語版も販売されており、文字が読めない年齢の子どもでも楽しめる工夫がされています。物流や働く車に興味を持ち始めた小学生にぴったりの内容です。
これらの絵本や図鑑を通して、子どもたちは「モノがどうやって運ばれてくるのか」「だれが運んでいるのか」など、普段見えない世界を知ることができます。身近な商品がどこから来て、どのように届けられているのかを知ることで、物流への関心が深まり、ものを大切にする気持ちにもつながります。
【参考・出典】
・日本郵船「うんこドリル 海の物流」制作について:https://www.nyk.com/news/2024/20240419_01.html
・Freight Train by Donald Crews(HarperCollins)
・Amazon「Work Vehicles: A Pop‑Up Book」販売ページ
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