元アスリート石川佳純が感動!おいしく続けられる高たんぱく・低脂質レシピ3選
たんぱく質はしっかり摂りたいけれど、脂質やカロリーが気になる――そんな悩み、誰もが一度は感じたことがあるのではないでしょうか。特に運動量が減った人や、年齢とともに代謝が落ちてきた人にとって、食事の見直しは大切なテーマです。
10月28日放送の『きょうの料理』では、現役を退いた元卓球選手の石川佳純さんが登場。栄養士の牛尾理恵さんと一緒に「高たんぱくで低脂質、しかもおいしい!」と太鼓判を押す3品を紹介しました。どれも家庭で簡単に作れて、体づくりにも役立つメニューです。
鶏むね肉のワンプレート蒸し~手作りマヨソース添え~
最初に紹介されたのは『鶏むね肉のワンプレート蒸し』。鶏むね肉のパサつきを抑え、ふっくらジューシーに仕上げるコツは“せいろ蒸し”。余分な脂が落ちるうえ、野菜も同時に蒸せるので時短にもなります。牛尾理恵さん特製の「手作りマヨソース」が味の決め手で、油を使わずヘルシーに仕上がります。
| 材料(2人分) | 分量 |
|---|---|
| 鶏むね肉 | 1枚(約250g) |
| ブロッコリー | 1/2株 |
| にんじん | 1/2本 |
| パプリカ(赤・黄) | 各1/4個 |
| 塩 | 小さじ1/4 |
| 酒 | 大さじ1 |
| 水(蒸し用) | 適量 |
| 【手作りマヨソース】 | |
| プレーンヨーグルト | 大さじ2 |
| 卵黄 | 1個分 |
| 酢 | 小さじ1 |
| 塩 | ひとつまみ |
| こしょう | 少々 |
作り方:
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鶏むね肉は厚みをそろえてそぎ切りにし、塩と酒をもみ込む。
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ブロッコリー、にんじん、パプリカは食べやすい大きさに切る。
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せいろにクッキングシートを敷き、鶏肉と野菜を並べて中火で約10分蒸す。
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ソースの材料をすべて混ぜ、湯せんでとろみがつくまで軽く温める。
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蒸しあがった鶏肉と野菜を盛り付け、ソースをかけて完成。
石川佳純さんは「しっとりしていて、マヨソースがさっぱりしてるのにコクがある!」と大絶賛。運動後のたんぱく質補給にもぴったりな一品です。
具だくさん茶わん蒸し~主菜になるボリューム系~
2品目は、主菜にもなる『具だくさん茶わん蒸し』。一般的な茶わん蒸しよりも具を多く入れ、食べ応え抜群。たんぱく質を卵・鶏肉・豆腐からバランスよく摂れるように工夫されています。
| 材料(2人分) | 分量 |
|---|---|
| 卵 | 2個 |
| だし汁 | 250ml |
| 鶏もも肉(皮なし) | 80g |
| えび(殻をむく) | 2尾 |
| 木綿豆腐 | 1/4丁 |
| しいたけ | 1枚 |
| 三つ葉 | 適量 |
| 塩 | 少々 |
| しょうゆ | 小さじ1 |
| みりん | 小さじ1 |
作り方:
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鶏肉は一口大、えびは背ワタを取る。豆腐は軽く水を切って食べやすく切る。
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卵を溶き、だし汁・しょうゆ・みりん・塩を混ぜ合わせて卵液を作る。
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器に具材を入れ、卵液を注ぐ。
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蒸気の上がった蒸し器に入れ、弱火で約10〜12分蒸す。
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仕上げに三つ葉を添える。
牛尾さんは「たんぱく質は1回の食事で20g前後摂れると理想的」と解説。石川佳純さんも「試合前の食事を思い出しました。やっぱり体は食で作られるんですね」と感慨深げでした。
ほうれんそうのおからつくね~罪悪感ゼロの満足おかず~
3品目は『ほうれんそうのおからつくね』。肉のうまみとおからのふんわり食感がマッチした、食べごたえのあるおかずです。おからには食物繊維が多く含まれ、腸内環境を整える効果も期待できます。植物性・動物性のたんぱく質を両方摂れる、理想的なヘルシーレシピです。
| 材料(2人分) | 分量 |
|---|---|
| 鶏ひき肉(むね) | 200g |
| 生おから | 50g |
| ほうれんそう | 1/2束 |
| 卵 | 1個 |
| しょうが(すりおろし) | 小さじ1 |
| 塩 | 小さじ1/4 |
| 片栗粉 | 小さじ2 |
| サラダ油 | 小さじ1 |
| 【たれ】 | |
| しょうゆ | 大さじ1 |
| みりん | 大さじ1 |
| 酒 | 大さじ1 |
| 砂糖 | 小さじ1/2 |
作り方:
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ほうれんそうはゆでて水気を絞り、細かく刻む。
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ボウルに鶏ひき肉・おから・卵・しょうが・塩・片栗粉・ほうれんそうを入れてよく混ぜる。
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小判形に成形し、フライパンに油を熱して両面を焼く。
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焼き色がついたら、たれの材料を加えて軽く煮からめる。
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つやが出たら完成。
石川佳純さんは「食べごたえがあるのに軽い!夜でも罪悪感なく食べられますね」とコメント。牛尾さんは「おからを混ぜることで、脂質を抑えながらボリューム感を出せます」と解説しました。
たんぱく質を上手にとる食習慣のヒント
牛尾理恵さんは「たんぱく質は1日3回、こまめに分けて摂ることがポイント」と話します。
たとえば、朝食に卵とヨーグルト、昼は鶏むね肉のサラダ、夜は豆腐料理といったように、動物性と植物性を組み合わせるのが理想。さらに、蒸す・ゆでる・煮るといった油を使わない調理法を選ぶことで、自然と脂質をカットできます。
まとめ:食べて強く、軽やかに生きる!
今回紹介された3品は、どれも「健康を維持しながらおいしく食べたい」という願いをかなえるメニューです。
・『鶏むね肉のワンプレート蒸し』はしっとり食感で満足度抜群
・『具だくさん茶わん蒸し』は主菜としても楽しめるバランス料理
・『ほうれんそうのおからつくね』は腸活にも効果的な高たんぱくメニュー
石川佳純さんのように、食を通じて体調を整えたい方にはぴったり。これらの料理は、アスリートだけでなく日常を頑張るすべての人の味方です。明日の献立に、ぜひ取り入れてみてください。
出典:NHK『きょうの料理 アスリートも太鼓判!高たんぱく低脂質レシピ』(2025年10月28日放送
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