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NHK【キャッチ!世界のトップニュース】韓国プロレスが子どもたちのヒーローに!SHIHOとPWSがつなぐ日韓リングの絆|2025年10月31日

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子どもたちが火をつけた!韓国プロレス人気、再び盛り上がる理由とは?

かつて韓国で一世を風靡したプロレス。その熱狂が再び戻りつつあります。しかも、今回のブームを支えているのは意外にも“子どもたち”なのです。韓国プロレスの新しい波の裏には、親子で楽しめるエンタメとしての再発見と、デジタル世代に寄り添った新しい形のプロレス文化の誕生がありました。この記事では、なぜいま韓国でプロレスが再注目されているのか、その理由をわかりやすく解説します。

韓国プロレス、復活の兆し

2025年現在、ソウル近郊で行われたプロレス興行がわずか200席を完売。観客席を見渡すと、驚くほど多くの子どもたちの姿がありました。プロレスと聞くと、大人の男性ファンが中心というイメージがありますが、韓国ではいま、親子で楽しむ“ファミリーエンタメ”として人気が再燃しているのです。

韓国プロレスの黄金期は、1960〜70年代。家庭にテレビが普及し始め、プロレスはお茶の間の定番番組でした。しかし、1980年代に入りサッカーや野球のプロリーグが誕生すると、その人気は次第に陰りを見せます。結果として、プロレスは一部の熱心なファンの間で細々と続く存在になってしまいました。

そんな中、2018年に登場したのが、プロレスラーSHIHOさん。彼女が立ち上げた団体は「過剰な暴力のない、子どもでも楽しめるプロレス」を掲げ、これまでの“痛み”よりも“物語”を重視した試合を展開しています。

SHIHOさんが変えた韓国プロレスの未来

SHIHOさんの団体「PWS(Pro Wrestling Society)」は、設立当初から動画配信に力を入れてきました。YouTubeやSNSを活用し、リング上のドラマだけでなく、選手の日常や練習風景まで発信。これにより、若い世代や親子層への認知度が一気に広がりました。

さらに彼女が注目を集めている理由のひとつが、子ども向けのプロレス教室です。週末には、ピョンテク市で子どもたちが簡単な技を学べる体験教室を開催。安全性を第一に考えた内容で、受け身の練習や礼儀の大切さも教えています。プロレスを通じて、身体を動かす楽しさやチームワークを学べると評判になっています。

「子どもが夢中になり、親も安心して見せられる」——そんなスタイルが、多くの家族を会場へと引き寄せているのです。

日本との新しい交流

2025年7月、PWSは日本の九州プロレスを招いて合同試合を開催。会場は満員となり、韓国と日本のプロレスファンが一体となって声援を送りました。かつての“強さの象徴”としてのプロレスから、国境を越えて“文化交流の架け橋”へ。スポーツとしてのプロレスが持つ可能性を感じさせる瞬間でした。

この試合をきっかけに、韓国の若手レスラーたちが日本遠征を希望するケースも増えています。逆に、日本側でも「韓国のプロレスが面白い」と注目するメディアが増え、両国のリングに新たな風が吹いているのです。

子どもと共に育つプロレス文化

韓国では、家族で楽しめるスポーツイベントが増えており、プロレスもその一つとして再評価されています。観客参加型の演出や、キャラクター性のあるレスラーが登場することで、エンタメ性が高まり、SNSを通じて拡散される好循環が生まれています。

また、PWSのような団体は、暴力表現を抑えた「ヒーローショー的プロレス」を意識。観客が“悪役レスラーを応援する”といった逆転の発想も取り入れ、子どもたちにとって親しみやすい物語性を強調しています。こうした工夫が、次世代のファンづくりに確実に結びついているのです。

まとめ

この記事のポイントは以下の3つです。
・韓国ではプロレス人気が再燃し、子どもたちが新しいファン層を形成している
・プロレスラーSHIHOさん率いる団体PWSが、“安心して見られるプロレス”を提案
・日本の九州プロレスとの国際交流を通じ、文化としてのプロレスが進化している

プロレスは単なる格闘技ではなく、時代や世代を超えて人々をつなぐ“物語の舞台”です。韓国で生まれたこの新しい潮流が、今後アジア全体へどう広がっていくのか、ますます目が離せません。


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