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NHK【午後LIVE ニュースーン】脱北者がK-POPアイドルに 北朝鮮 韓流規制と1VERSEの現在|2025年12月16日

午後LIVEニュースーン
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脱北者がK-POPアイドルに 音楽が揺さぶる北朝鮮の現実

2025年12月16日放送のNHK総合『午後LIVE ニュースーン』午後3時台では、「脱北者がK-POPアイドルに」というテーマで、北朝鮮を揺るがすとされる『韓流』の影響と、脱北者が韓国で音楽活動を行う現実が伝えられました。
このページでは『午後LIVE ニュースーン(2025年12月16日放送)』の内容をもとに、番組で紹介された事実や背景を整理し、文化と政治が交差する現場をわかりやすくまとめています。

北朝鮮を揺るがすとされる『韓流』という存在

番組では、北朝鮮が近年、韓国を事実上の敵対国と位置づけている背景の一つとして『韓流』の存在が指摘されました。韓国のドラマや音楽、いわゆるSouth Korean mediaが北朝鮮国内に流入し、体制を揺るがしかねないものとして、北朝鮮指導部が強い警戒感を示しているという見方が紹介されています。
専門家の高野氏は、若者を中心に『韓流』に触れることで外の世界への関心が高まり、それが脱北の動機につながるケースも少なくないと説明していました。

脱北者が韓国でK-POPアイドルになるという現実

韓国では、脱北者がメンバーとして参加するK-POPアイドルグループ『1VERSE』が2025年夏にデビューし、大きな注目を集めています。
『1VERSE』は脱北者に加え、日本人、アメリカ人のメンバーも所属する多国籍グループで、国境を越えた存在として活動しています。楽曲は世界に向けて発信されていますが、北朝鮮にいる人々には届けられないという現実も、番組の中で強調されていました。

ヒョクさんとソクさんが語った脱北の理由と音楽への思い

『1VERSE』の中でも注目されているのが、北朝鮮出身の脱北者であるラッパーのヒョクさんと、ボーカルのソクさんです。
ヒョクさんは、貧しい生活から抜け出したいという思いが強く、2010年代に脱北しました。ソクさんは、北朝鮮にいた当時、隠れて韓国の音楽を聴いていた経験があり、その体験が音楽への思いにつながったと語っています。
2人は、自分たちの楽曲が世界中で聴かれている一方で、北朝鮮の人々には直接届けられないことに複雑な気持ちを抱いていると番組で明かしていました。

脱北者数の推移と北朝鮮から韓国までの脱北ルート

韓国統一省がまとめたデータとして、脱北者数はキム・ジョンウン総書記の就任以降、減少傾向にあることが紹介されました。新型コロナウイルスの影響で国境管理が強化され、脱北はさらに困難になったとされています。
これまでに韓国へ渡った脱北者の総数は約3万4000人にのぼります。多くの人が、北朝鮮から中国へ出国し、そこから東南アジアを経由して韓国にたどり着くルートを選んできました。
金正恩政権は当初、経済改革を進めましたが、格差の拡大や個人主義の広がりを問題視し、2022年以降は政策を後退させています。

『韓流』を取り締まる北朝鮮の法律と厳しい処罰

番組では、北朝鮮で強化される『韓流』取り締まりの実態も詳しく伝えられました。中国を経由して、韓国のドラマや映画を収めたUSBメモリーやDVDが不法に流入しているとされ、これに対し北朝鮮当局は厳しい法制度を敷いています。
2020年に制定された『反動思想文化排撃法』では、韓国ドラマなどの視聴や流通が禁止され、違反した場合は最高で死刑となる可能性があります。
さらに、一昨年には『ピョンヤン文化語保護法』が制定され、韓国式の言葉づかいそのものが処罰の対象となりました。2022年には、韓国映画を見た22歳の若者が公開処刑されたと報じられています。
キム・ジョンウン総書記が国家保衛省を公に視察したことについて、韓国メディアは「異例」との見方を伝えており、体制維持への強い危機感がうかがえます。

文化と音楽が映し出す北朝鮮の今

『午後LIVE ニュースーン』が伝えたのは、単なるK-POPの話題ではありません。『韓流』という文化の力が、北朝鮮社会の内部に静かに影響を与え、若者の人生や国家の姿勢にまで波及している現実です。
脱北者がK-POPアイドルとして活動する姿は、音楽が持つ自由や希望と、厳しい統制の中で生きる人々の現実を同時に映し出していました。

NHK【所さん!事件ですよ】顔面シールと逆整形メイクの真実!顔認証も揺らぐ最新事情(2025年8月30日放送)

K-POPが若者文化として強い影響力を持つ理由(日本の音楽文化との比較)

しげゆき
しげゆき

ここでは、番組内容を補足する形で、K-POPがなぜこれほどまでに若者文化として広がっているのかを、日本の音楽文化と比べながら紹介します。音楽そのものだけでなく、届け方や関わり方の違いが、若い世代の心を強くつかんでいることが見えてきます。

世界市場を見据えた発信とファンとの近さ

K-POPの大きな特徴は、最初から世界を意識して作られている音楽文化である点です。楽曲だけでなく、ミュージックビデオやダンス、衣装まで含めて一つの作品として完成度を高めています。YouTubeやTikTokなどを通じて、国や言葉の壁を超えて同時に発信されるため、若者は「今この瞬間」を世界と共有している感覚を持ちやすくなります。さらに、SNSを通じてアーティストの姿や努力の過程が日常的に見えることで、遠い存在ではなく身近に感じられる関係性が生まれています。

徹底したトレーニングが生む説得力のある表現

K-POPアイドルは、長い時間をかけて歌やダンス、表現力を磨いてきた存在です。そのためステージ上の動きや表情には迷いがなく、見る側に強い印象を残します。努力の積み重ねが目に見える形で表現されていることが、若者にとって共感や憧れにつながっています。一方で日本の音楽文化は、個性や自然体の魅力を大切にする傾向があり、完成度よりも人柄や世界観を重視する場面が多い点が対照的です。

ファンが物語に参加できる文化

K-POPでは、デビュー前の練習生時代から活動を見守り、応援できる仕組みがあります。オーディション番組や投票制度を通じて、ファンは「応援する側」ではなく、成長の物語に関わる存在になります。この体験が、音楽を聴くだけでは得られない特別な思い入れを生み出しています。日本の音楽文化では、完成した作品を受け取る楽しさが中心ですが、K-POPは過程そのものが文化として共有されている点が大きな違いです。

こうした特徴が重なり合うことで、K-POPは音楽の枠を超え、若者の価値観や生き方にまで影響を与える存在となっています。


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