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NHK【子犬が家にやってきた! 7】先住犬子犬は仲よくなれる?保護犬里親と恐怖心対処、正式譲渡の記録|2025年12月14日

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犬と人が本当の家族になるまで

このページでは『子犬が家にやってきた!(2025年12月14日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
子犬を迎える喜びの裏にある不安や戸惑い、家族それぞれの向き合い方、そして少しずつ生まれていく信頼関係までが描かれた放送でした。ただかわいいだけでは終わらない、犬と暮らすという現実とあたたかさが詰まった内容です。

保護犬を迎える決断と家族の準備

神奈川県藤沢市に住む4人家族は、保護犬を迎えるという選択をしました。母は農業を営み、自然とともに暮らす生活の中で、新しい命を家族に迎える覚悟を少しずつ固めていきます。9月、保護団体を訪れた際、先住犬との縁や直感的なつながりを感じ、幸助を迎えることを決めました。
幸助は大きな耳が印象的で、落ち着いた性格。人が好きで甘えん坊な一方、環境の変化には敏感な一面も持っていました。迎え入れる前から、家族は生活環境の見直しを始めます。長男の部屋を幸助用に整え、安心して過ごせる場所を確保しました。
散歩は最初から外に出るのではなく、庭で練習を重ねるところからスタート。トイレシートは4か所に増設し、失敗しても叱らず、成功体験を重ねられるよう工夫します。犬との暮らしで最初にぶつかりやすいトイレとごはんという2つの関門は、家族の準備と工夫によって少しずつクリアされていきました。保護犬だから特別なのではなく、一頭の犬として向き合う姿勢が、画面越しにも伝わってきます。

子犬が感じる不安と恐怖心への寄り添い方

これまで幸助は、兄弟犬や先輩犬たちに囲まれたにぎやかな環境で暮らしてきました。そんな幸助にとって、家族の元での生活は初めての「ひとり」の時間でもありました。ひとりぼっちになることで、心細さを覚え、それが行動にも表れていきます。
番組では、子犬は生後3か月を過ぎると恐怖心が芽生え、生後5か月ごろから警戒心が強くなることが紹介されました。幸助もその時期に差しかかり、外の音や人の雰囲気に敏感になります。特に男性の低い声や体格、立ち姿を苦手と感じる犬は多く、幸助も例外ではありませんでした。
散歩は1日2回。外に出るたびに少し緊張しながらも、家族全員で声をかけ、立ち止まり、無理をしないペースを大切にします。東海道線の電車の音が苦手な幸助には、おやつを使って気持ちを切り替える工夫を取り入れました。
犬にとって恐怖心は、場所だけでなく、その時そばにいた人と結びついて記憶されることがあります。だからこそ、怖い体験のそばには、安心できる存在が必要になります。家の中ではテーブルの下が幸助の定位置となり、そこから少しずつ、自分の意思で家族の近くへ寄っていくようになりました。

正式譲渡と名前に込められた思い

幸助が家に来て1か月。ついに正式譲渡の日を迎えます。トライアル期間を経て、この家で生きていくことが決まった日です。
この日、家族は新しい名前を贈りました。名前は幸醍。幸せが深く、ゆっくりと広がっていくようにという思いが込められています。
名前が変わるということは、過去を消すことではなく、これからの時間を一緒に生きるという意思表示でもあります。保護犬として過ごした日々があったからこそ、今の暮らしがある。その両方を抱えたまま、家族としての一歩を踏み出した瞬間でした。

先住犬と子犬の関係づくりと学び合い

東京都町田市に住む3人家族は、先住犬キャロのためにもう1匹、子犬ディオを迎えました。キャロは甘えん坊で、とても寂しがりやな性格。遊び相手ができれば、気持ちも安定するのではないかという思いがありました。
最初に立ちはだかったのはトイレの問題です。新しいトイレを増やすのではなく、キャロの匂いを活用し、トイレトレーはあえて1つにするという方法を選びました。
家族が大切にしていたのは、キャロへの接し方を大きく変えないこと。2匹に過剰に介入せず、どちらかがやり過ぎた時だけ止めるというルールを守り続けます。優劣をつけてしまうと、どちらかが図に乗ってしまうこともあるため、できるだけ対等に接することを心がけていました。
犬は子犬の頃、母犬や兄弟犬とじゃれ合いながら、かむ力の加減を学びます。その習性は、成犬と子犬の関係の中でも見られます。ディオも、キャロとの遊びを通して、距離感や力の使い方を覚えていきました。
およそ1か月半が過ぎた頃、ディオは目に見えて成長し、今ではキャロと並んで仲良く散歩をする姿が日常になっています。

犬の行動の理由と日常の疑問

番組の途中では「この行動って?」というコーナーで、犬の行動についての疑問が紹介されました。
ごはんの前にくるくる回る行動は、回っている時にごはんをもらった経験が学習として残り、その行動が強化された結果だといいます。また、心配性で周囲が気になる犬は、ひとりよりも誰かと一緒の方が安心して食事ができることがあります。
こうした行動は、わがままでも癖でもなく、その犬なりの理由があります。理由を知ることで、叱る前に理解する余地が生まれることを、番組はさりげなく伝えていました。

初めての子犬育てに向き合う新婚夫婦の奮闘

栃木県宇都宮市に住む新婚夫婦は、ずっと夢だった子犬との暮らしを始めました。迎えたのは子犬のハニ。ケージはリビングの真ん中に置き、まずはケージの中で落ち着ける時間を大切にします。
外に出すのは少しずつ。吠えている時にかまってしまうと、行動がエスカレートするため、静かになるまで待つことを意識します。ハニは好奇心旺盛で、さまざまな物にかみつきますが、かみついた時は妻が低い声で注意し、興奮を落ち着かせることを重視していました。
「おすわり」を繰り返すことで、落ち着く行動が身につき、かみ癖も徐々に減っていきます。夫が話した「大変なことがあっても、かわいい顔を見れば忘れられる」という言葉は、初めての子犬育ての現実と喜びを、そのまま表していました。

子犬と暮らす日々が積み重なっていく

『子犬が家にやってきた!』は、チワックス、ラブラドール・レトリバー、日本スピッツなど、犬種の違いを超えて、犬と人が家族になっていく過程を描いていました。
不安、恐怖心、失敗、試行錯誤。そのすべてが重なり合い、やがて「一緒に暮らす」という当たり前の日常に変わっていきます。子犬が家に来るという出来事は、家族の時間の流れそのものを変えることなのだと、静かに教えてくれる放送でした。

NHK【子犬が家にやってきた!9】甘がみ・多頭飼い・保護犬・家族の絆が見える72分|2025年12月17日

保護犬を迎える前に知っておきたい大切な視点

しげゆき
しげゆき

ここでは、保護犬を迎える前にぜひ知っておきたい「慣れるまでに時間がかかるのは普通」という考え方について、事実にもとづいて紹介します。番組を見て「うちの犬も同じかも」と感じた人にとって、気持ちが少し軽くなる視点です。

慣れる早さには大きな個体差があります

保護犬が新しい家に来たとき、すぐに環境に慣れる犬もいれば、時間がかかる犬もいますが、時間がかかること自体はごく自然なことです。これは犬の性格だけでなく、これまでどんな環境で過ごしてきたかが大きく影響します。落ち着いた場所で暮らしていた犬もいれば、何度も環境が変わった経験を持つ犬もいます。同じ保護犬でも、反応が違うのは当たり前のことです。

警戒やびくびくした行動は順応の途中です

保護犬の中には、人と暮らした経験がほとんどなかったり、過去に怖い思いをした犬もいます。そのため、新しい家に来た直後は、人の動きや生活音に敏感になり、距離を取ろうとする様子が見られることがあります。こうした行動はなつかないからではなく、新しい環境を理解しようとしている途中の反応です。安心できる材料を少しずつ集めながら、周囲を観察している段階だと考えられています。

段階的に変化すると考える3-3-3ルール

海外では、犬が新しい生活に慣れる目安として「3-3-3ルール」が知られています。最初の3日間は環境に慣れるための期間、次の3週間で生活リズムや家族の存在を理解し始め、最初の3か月でようやく安心して日常に溶け込むとされています。これは保護犬だけでなく、犬全般に当てはまる考え方で、すぐに変化が見えなくても焦らなくていいという目安になります。

本来の性格が見えるまで数か月かかることもあります

実際のケースでは、数日で落ち着く犬もいれば、3か月以上かけて少しずつ表情や行動が変わっていく犬もいます。中には半年以上かかってから、本来の性格がはっきりしてくる犬もいます。こうした違いは問題ではなく、犬それぞれのペースの違いです。慣れるまでの時間が長いほど、慎重で周囲をよく見ている犬とも言えます。

大切なのは時間をかけて安心感が育つという理解です

保護犬を迎える前に知っておきたいのは、慣れるまでの時間には幅があること、すぐに甘えてこなくても関係ができていないわけではないこと、そして安心感は段階的に育つということです。この視点を持って迎えることで、犬の小さな変化にも気づきやすくなり、犬のペースを尊重した暮らしにつながっていきます。


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