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NHK【あさイチ】プレミアムトーク ムロツヨシ|能登と50代これから、muro式花火300発の真意|2025年12月26日

あさイチ
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プレミアムトーク ムロツヨシ

この回の「あさイチ プレミアムトーク」は、俳優 ムロツヨシ が歩んできた道と、これから先に向けた視線が、具体的なエピソードを通して語られた内容でした。サプライズ出演の裏側、共演者の証言、能登での活動、舞台への思い、音楽コーナー、暮らしの話題までが一つの流れでつながり、番組全体に奥行きがありました。

ムロツヨシが語るサプライズ出演と歌の舞台裏、50代への思い

ムロツヨシは、以前「あさイチ」に 東京スカパラダイスオーケストラ と共演する形でサプライズ出演した日のことを、少し照れたように振り返りました。
出演者に気づかれないよう、当日は 早朝からリハーサル を行い、スタジオの動線や立ち位置にも細心の注意を払っていたそうです。
それでも「本当に驚いてもらえるのか」「途中で気づかれてしまうのではないか」という不安は最後まで消えなかったと明かしています。
結果的に、MC3人がしっかりと驚いてくれたことで、ようやく肩の力が抜けたと語り、その瞬間の達成感は今でも強く記憶に残っている様子でした。

また、甲子園35周年 のゲストとして出演した経験にも話が及びました。
このときは Mr.Children桜井和寿 のあとに、イベントの最後を締めて歌うという大役を任され、「こんな並びで歌う日が来るとは思わなかった」と率直な思いを語っています。
大きなプレッシャーを感じながらも、その場に立てたこと自体が貴重な経験であり、「一生忘れない時間になった」と振り返りました。
楽屋へ戻る途中、 菅田将暉 が思わず「なんていう多幸感だ」とつぶやいたというエピソードからも、会場全体が特別な空気に包まれていたことが伝わってきます。

来月 50歳 を迎えることについても、ムロツヨシは飾らない言葉で語りました。
「もう50か、という気持ちもあるし、まだまだやれるなという気持ちもある」としつつ、これから先の自分については一人で決めつけず、視聴者の声も大事にしたい と話しています。
番組を通じて、「これからの自分に期待すること」「50代のムロツヨシにやってほしいこと」を率直に送ってほしいと呼びかけた姿勢からは、年齢を重ねてもなお、変化や挑戦を前向きに受け止めようとする姿が感じられました。

細田佳央太が語る俳優ムロツヨシの現場力と共演エピソード

ドラマで共演した 俳優 細田佳央太 は、ムロツヨシ について
自分のやりたいことだけでなく、作品全体のことを考えている人」と語りました。
役として目立つことよりも、物語全体がどう伝わるかを常に意識しており、その姿勢が現場全体に良い影響を与えていたといいます。

細田佳央太によると、ムロツヨシは 演技の技術だけでなく、現場の空気を前向きに変える力 を持った存在でした。
スタッフや共演者に自然と声をかけ、緊張しがちな撮影現場でも、空気が少しずつ和らいでいくのを感じたそうです。
無理に盛り上げるのではなく、気づいたら皆が前向きになっている、そんな不思議な安心感があったと振り返っています。

特に印象に残っているのが、新雪の中を2人で走るシーン です。
雪に足を取られ、体力的にも厳しい撮影でしたが、ムロツヨシがそばにいることで「なんとか乗り切れる」という気持ちになれたと明かしました。
厳しい状況でも現場を支え続ける姿が、共演者にとって大きな支えになっていたことが伝わってきます。

一方で ムロツヨシ 自身は、少し違った視点から現場を振り返っています。
細田佳央太について「晴れ男」だと語り、重要なシーンは すべて天候に恵まれた と笑顔で明かしました。
偶然のようでいて、現場の空気が良いと不思議と物事がうまく進む、そんな感覚もあったのかもしれません。

撮影期間中には、野沢温泉 での時間も大きな意味を持っていました。
ムロツヨシが長く通っている馴染みの店に、20代の俳優たちと一緒に足を運び、食事をしながら撮影の話や役について語り合ったそうです。
カメラの前だけでなく、こうした何気ない時間が、作品づくりに深みを与えていたことが感じられます。

2人が共演するドラマ 『雪煙チェイス』 は、2026年1月2日・3日放送予定
過酷な自然の中で培われた信頼関係と、現場で積み重ねられた時間が、どのように作品に映し出されるのか、放送が待たれます。

能登でのコント制作と高校生との交流が残したもの

ムロツヨシ は、コント番組『LIFE!人生に捧げるコント』の企画で、自身の強い希望 により 石川・能登 を訪れました。
向かった先は 石川県立七尾高等学校。そこでムロツヨシは、高校生たちと一緒に コント制作 に取り組みました。
台本をなぞるだけではなく、発想を出し合い、声を出し、体を動かしながら作っていく時間は、最初こそ戸惑いもあったといいます。

参加した高校生たちの中には、「失敗したらどうしよう」「うまくできなかったら恥ずかしい」という不安を抱える生徒もいました。
そんな空気を感じ取ったムロツヨシは、
間違えてもいい。次に成功すればいいし、また失敗しても、また次がある」
と声をかけました。
その言葉をきっかけに、張りつめていた空気が少しずつほどけ、表情が柔らぎ、笑い声が増えていったといいます。

企画の中では、ムロツヨシが考えた 大声キャッチボール も行われました。
思いきり声を出し合うことで、緊張が解け、自然と距離が縮まっていく様子が印象的でした。
ムロツヨシ自身も、「教えるつもりで行ったけれど、実は自分のほうが教わっていた」と振り返り、高校生たちの素直さや真剣さに心を動かされたと語っています。

撮影の待ち時間も、ただ待つのではなく、高校生たちと話したり、一緒に遊んだりする時間に使われました。
その様子を写した写真も番組内で公開され、短い滞在ながらも、深い交流があったことが伝わってきました。

番組が 後日取材 を行った際、生徒の 中島唯 は、「終わってすぐは寂しかった」と素直な気持ちを明かしています。
内村光良 たちと過ごした時間を忘れないように、スマートフォンには 2日間の出来事がびっしりとメモ されていました。
その画面からは、ただの番組参加ではなく、人生の中で大切な体験になっていたことがはっきりと伝わってきます。

短い時間であっても、人と本気で向き合うことで心に残るものが生まれる
能登でのこの取り組みは、ムロツヨシにとっても、高校生たちにとっても、忘れられない時間になったことが感じられるエピソードでした。

花火と舞台『muro式』に込めた想いと能登とのつながり

今年、ムロツヨシ は、石川・能登で300発の花火を打ち上げる企画を実施しました。
この取り組みには 小栗旬柴咲コウ も同行し、実際に現地を訪れています。
単なるイベントではなく、ムロツヨシ自身の思いと行動が重なった時間だったことが、言葉の端々から伝わってきました。

この花火企画は、ムロツヨシが 作・演出・出演 を手がけてきた舞台『muro式』の流れの中で生まれたものです。
『muro式』は 2008年から続いている舞台シリーズで、当時、芝居をする場所がなかった自分自身のための 公開オーディションの場 としてスタートしました。
自分が本当に面白いと思うこと、自分がやりたい表現を、観客の前で試す場所として続けてきた舞台です。

今年、能登で上演された『トイ』は、これまでの『muro式』とは少し違う形でした。
これまで多かった オムニバス形式 ではなく、今回は 一本の物語 として構成され、全体の7〜8割をムロツヨシ自身が執筆しています。
書くこと、演じること、そのすべてを背負った舞台だったからこそ、能登という場所で上演する意味も大きかったと感じられます。

公演の準備段階や、最終日に書いたサイン の写真も番組内で紹介され、舞台が終わるまでの過程が丁寧に伝えられました。
300発の花火 はSNSでも大きな反響を呼び、現地だけでなく、画面越しにも多くの人の心に届いた企画となりました。

ムロツヨシが特に印象に残っているのは、地元の人たちや制作スタッフからの言葉です。
待ってました」と声をかけてもらえたことが、何よりうれしかったと語っています。
その言葉がある限り、また能登に行きたい、また何かを届けたいという気持ちが自然に湧いてくると話しました。

舞台『muro式』も、能登での花火も、すべては 人と直接向き合うための表現
ムロツヨシにとって能登は、仕事の延長ではなく、心が動いた場所として、これからも大切な意味を持ち続けていくことが感じられるエピソードでした。

視聴者の声から見える50代ムロツヨシへの期待

番組では、「50代のムロツヨシにやってほしいこと」というテーマで、視聴者からのお便りが数多く紹介されました。
そこに並んだ声は、年齢を区切りにするというより、これからの広がりを期待する内容が中心でした。

海外でコメディに挑戦してほしい
大恋愛のドラマを見てみたい
『muro式』を47都道府県すべてでやってほしい

どれも、ムロツヨシがこれまで積み重ねてきた表現を知っているからこそ出てくる、具体的で前向きな期待です。
ムロツヨシ自身も、これらの声を重く受け止めながら、無理に否定したり照れたりすることなく、**「そう思ってもらえるのはありがたい」**という姿勢で耳を傾けていました。

そんな流れの中で紹介されたのが、**最新映画『新解釈・幕末伝』**での挑戦です。
ムロツヨシはこの作品で 坂本龍馬役 を演じ、これまでのイメージとは少し違う、ノリが良く軽妙な龍馬像を作り上げています。
重厚で英雄的な人物としてではなく、人間味があり、空気を動かす存在として描いた点が特徴です。

特に印象的だったのが、薩長同盟を結ぶシーンの撮影エピソードです。
この場面では、あえて 3人だけの台詞合わせを禁止 する演出が取られました。
息が合っていない状態だからこそ、「なぜ同盟が成立したのか」という微妙な関係性を表現したいという狙いがあったといいます。

その結果、撮影は 30分以上 に及びましたが、編集で切り詰めることなく、撮られたものがそのまま使用されました。
計算しすぎず、その場で生まれた空気を信じるという演出は、ムロツヨシが大切にしてきた表現の姿勢とも重なります。

50代を迎えても、守りに入るのではなく、
まだ知らない場所へ行くこと
まだやったことのない役に挑むこと
そうした可能性を自然体で受け止めている姿が、番組全体から伝わってきました。

視聴者の期待と、今も続く挑戦。
その両方を背負いながら進んでいく 50代のムロツヨシ のこれからに、静かな期待が高まる時間でした。

矢井田瞳の25周年音楽がつないだ記憶と世代

音楽コーナーには、デビュー25周年を迎えた 矢井田瞳 が登場しました。
スタジオでは『Look Back Again』『My Sweet Darlin’』『アイノロイ』を披露。
長い年月を重ねても変わらない伸びやかな歌声が、朝のスタジオをやさしく包み込みました。
懐かしさだけでなく、今も現在進行形で歌い続けているアーティストであることが、自然と伝わってくる時間でした。

このコーナーでは、ムロツヨシ と矢井田瞳の意外な過去の接点も語られました。
今から 20年前、香川で行われた 矢井田瞳の公開ラジオ をムロツヨシが見に行き、客席から手を振ったところ、矢井田瞳が
わあ、手を振ってくれる人がいる
と反応してくれたというエピソードです。
当時は今ほどの関係性もなく、ただ一方的に覚えている思い出だったそうですが、こうして同じ番組で語られることで、時間の重なりが感じられる話になっていました。

矢井田瞳自身も、自身の歩みを振り返ります。
19歳でギターを始め、その 2年後にメジャーデビュー
My Sweet Darlin’』が大ヒットし、一気に多くの人に知られる存在になりました。
それでも今も「楽しみながら音楽を続けられていることは、奇跡のよう」だと語り、音楽への率直な思いを明かしています。

視聴者からのお便りも紹介されました。
小学生の頃、親に連れて行ってもらった初めてのコンサートが矢井田瞳だった
今は自分の子どもと一緒に、同じ曲を聴いている
そんな声からは、矢井田瞳の音楽が 世代を越えて受け継がれている ことがはっきりと伝わってきます。

25周年という節目でありながら、過去を振り返るだけではなく、
今も歌い、これからも続いていく音楽として届けられた今回のステージ。
番組全体の流れの中でも、静かで温かい余韻を残す時間となっていました。

余白を楽しむ「みんな!グリーンだよ」剣山アレンジの魅力

暮らしのコーナー「みんな!グリーンだよ」では、パリで活躍する フラワースタイルアーティスト 守屋百合香 が登場し、日本の伝統的な花留め道具『剣山』を紹介しました。
日本では生け花の道具として知られている剣山ですが、パリでは今、無駄をそぎ落とした形構造そのものの美しさ が評価され、フラワーアレンジの世界で トレンド になっています。

守屋百合香によると、剣山は花を固定するためだけの道具ではなく、
花の動きや空間の使い方をデザインできる存在 として注目されているそうです。
花を詰め込みすぎず、あえて余白を残すことで、一本一本の表情が際立つ点が、パリの感性と重なっているといいます。

スタジオでは、花瓶とクープ を組み合わせたアレンジに挑戦しました。
器を 3つのブロック に分け、高さを変えて配置 することで、視線に自然な動きが生まれます。
同じ種類の花であっても、置き方や高さを変えるだけで、全体の印象が大きく変わることが示されました。

さらにポイントとして紹介されたのが、花の顔の向き です。
正面をそろえず、あえて すべて違う方向に向ける ことで、平面的にならず、立体的でドラマチックな表情 が生まれると説明されました。
きっちり整えるよりも、少し崩すことで自然な美しさが引き立つという考え方です。

このアレンジで大切にされていたのが、飾りすぎないこと
花の量を増やすのではなく、余白を生かす ことで、花そのものの存在感が際立ちます。
特別な道具や技術がなくても、器の組み合わせや配置を工夫するだけで、暮らしの中に取り入れやすい点も印象的でした。

派手さよりも、静かな美しさ を楽しむ剣山アレンジ。
日常の空間を少し見直すきっかけになる内容で、「あさイチ」の締めくくりとして、穏やかで余韻の残る時間となっていました。


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