森町で出会う「謎多き魚」カジカの正体
このページでは『うまいッ! 北の大地の味覚!カジカ 〜北海道・森町〜(2026年2月15日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
舞台は北海道の森町。内浦湾(噴火湾)に面し、海と山に抱かれるような土地です。近くには北海道駒ヶ岳があり、海の恵みと自然の迫力が同時に感じられる場所でもあります。
番組が深掘りするのは、北海道の海に生息し、70cmほどにもなることがあるという「カジカ」。見た目はゴツゴツしていて、どこか不思議。けれど、冬の森町では“ごちそう”として愛されてきた魚です。
別名「鍋こわし」カジカ鍋の魅力
カジカは、あまりのおいしさに箸が止まらず、鍋の底まで突いてしまう――そこから別名「鍋こわし」と呼ばれることがある、と番組は紹介します。
地元のおすすめの食べ方は、迷わず“鍋一択”。森町で語られるカジカ鍋は、寒い季節の食卓に似合う、しみじみ温かい郷土の味として登場します。
背景の豆知識として、北海道では「鍋こわし」という呼び名が、カジカ鍋そのものや、特においしいカジカの仲間を指すことがあるとも言われます。呼び方ひとつにも土地の実感がにじみます。
脂がのった肝が決め手になる理由
番組がいちばん強調する“味の決め手”が、脂がのった肝です。冬にたっぷり脂を蓄えた肝を入れることで、だしが一気に濃厚になり、うまみが押し寄せる――そんな鍋だと伝えられます。
寒い時期に脂がのる、というのは魚でもよくある話です。海水温が下がる季節は、体を守るために脂をためやすくなり、結果として“冬の味”が強くなることがあります。だから森町のカジカ鍋は、冬にこそ輝くんだな、と腑に落ちます。
そして「肝が主役」と言っていいのに、身も骨もちゃんと仕事をするのが鍋のすごいところ。煮るほどに、コクが重なっていくのが鍋料理の面白さです。
生きたまま水揚げする「底建て網漁」と鮮度の勝負
おいしさの裏側として番組が追うのが、漁のこだわりです。カジカを鮮度よく食卓に届けるため、森町では「底建て網漁」で生きたまま水揚げし、短時間で漁を切り上げて急いで市場へ持ち込む――そんな動きが描かれます。
底建て網漁は、海底付近に網を仕掛ける“待ち”の漁で、魚を生かしたまま取り込める仕組みが説明されています。海面に見えない場所で網が働いている、と想像すると少しワクワクします。
さらに北海道の規則でも「底建網漁業」が定義されていて、きちんと制度の中で行われている漁だと分かります。
鍋の決め手が肝だとしたら、漁の決め手は鮮度。いい状態で届くからこそ、鍋の一口目から「あ、違う」と感じられるんだと思います。
食材ハンター板橋駿谷さんが追う“おいしさの現場”
番組では、食材ハンターとして板橋駿谷さんが“カジカのおいしさの秘密”を深掘りします。
司会は天野ひろゆきさんと塚原愛さん。リポーターとして網秀一郎さんも登場します。
森町の海で獲れ、漁師が急いで市場へ運び、地元では鍋で食べ尽くす。
この流れがひとつにつながると、ただの「魚紹介」じゃなくて、町の冬そのものが見えてきます。森町が内浦湾と駒ヶ岳に寄り添う場所だと思うと、鍋の湯気の向こうに、海と山の景色まで浮かんできます。
まとめ
本記事は『うまいッ! 北の大地の味覚!カジカ 〜北海道・森町〜(2026年2月15日放送)』の事前情報をもとに整理しています。紹介される中心は、カジカ鍋と、味の決め手になる肝、そして鮮度を守る底建て網漁の工夫です。実際の放送内容と異なる場合があります。放送後、内容を確認しながら、必要に応じて追記します。
NHK【うまいッ!】米が主役の鍋料理!きりたんぽ 〜秋田〜 本場大館市の“半殺し”技と作り方簡単の極意&しょっつるおでんの巾着|2026年2月8日
カジカの栄養と肝の力

ここでは、番組内容に加えて、カジカの栄養面についても補足として紹介します。冬の森町で味わうカジカ鍋はおいしさだけでなく、体を内側から支える力も持っています。見た目はごつごつしていますが、その身と肝にはしっかりとした栄養が詰まっています。
白身魚としての基本栄養
カジカは白身魚で、脂が控えめでありながらたんぱく質が豊富です。体をつくる材料になる栄養がしっかり含まれています。さらに、青魚に多いとされるEPAやDHAといった脂肪酸も含まれており、血液の流れを助ける働きが期待されています。鉄分やビタミンB12も含まれ、寒い季節に不足しがちな栄養を補う食材でもあります。
肝に凝縮されたビタミンA
特に注目したいのが肝に含まれるビタミンAです。ビタミンAは目や皮ふの健康を保つために大切な栄養素です。魚の肝は脂溶性ビタミンを多く蓄える性質があり、カジカも例外ではありません。鍋に溶け込んだ肝は濃厚なうまみを生み出すだけでなく、栄養の面でも価値があります。
冬に脂を蓄える理由
冬のカジカは海水温の低下に合わせて脂を蓄えます。これは体を守るための自然な働きです。その結果、肝の脂質が増し、だしに深いコクが生まれます。寒い海で育ったからこそ生まれる味わいであり、森町の冬の風景と結びついた食文化です。鍋の湯気の向こうに、海の厳しさと恵みの両方が感じられます。
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