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【NHKスペシャル】絆でつかんだ金メダル りくりゅう▽独自取材!大逆転の舞台裏|三浦璃来×木原龍一が語る7年の絆・スロージャンプ改善と世界最高得点の裏側|2026年2月23日

NHKスペシャル
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NHKスペシャル「絆でつかんだ金メダル りくりゅう」

このページでは『NHKスペシャル「絆でつかんだ金メダル りくりゅう」(2026年2月23日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。

ショートでの失敗から、わずか一日で立て直して金メダルを手にしたりくりゅう
その裏には、カナダ拠点で積み重ねた7年分の信頼と、仲間たちの支えがありました。

ふたりがどうやって逆境を越え、日本史上初のペア頂点へとたどり着いたのか。
番組が追い続けた独自映像と証言が、そのすべてを映し出します。

日本初の快挙 ミラノ・コルティナ冬季オリンピックで何が起きたのか

今回の特集の舞台は、イタリアで開かれたミラノ・コルティナ冬季オリンピックです。

フィギュアスケート・ペアで二人が手にしたのは、日本勢として史上初の金メダル
しかも、ショートプログラムでのミスから、フリースケーティングでの大逆転優勝というドラマチックな展開でした。

番組では、その一週間前に行われた団体戦の映像も振り返られます。
団体戦での二人は堂々とした演技を見せ、日本の銀メダル獲得に大きく貢献しました。

しかし、個人種目のショートプログラムでは思わぬアクシデントが襲います。
衣装のトラブルもあり、得意の要素でミスが出てしまい、順位は5位スタート。

メダルを狙うペアとしては、かなり苦しい位置からのフリー突入でした。
それでも二人は、「まだ終わっていない」「やれることは全部やる」と前を向きます。

ここからが、番組のタイトルにもある「絆」の本領発揮です。

カナダ・オークビル拠点の練習と日常生活

物語は時間を巻き戻し、オリンピックの1年前へ。

取材班が向かったのは、カナダ・オンタリオ州にある町オークビル
ここが、りくりゅうの練習拠点です。

朝9時。
二人はリンクに立ち、まず3時間の濃密な練習を行います。

ペアのフィギュアスケートは、リフト、ツイストリフト、スロージャンプ、スロースピンといった、大きな力とタイミングが必要な要素が多い競技です。
番組では、その一つ一つを確認しながら滑る二人の姿が映し出されていました。

氷上の練習が終わると、次は陸上トレーニング。

食事のシーンでは、管理栄養士のアドバイスを受けながら、木原選手が食材を選ぶ様子も紹介されます。
たんぱく質の多い肉や魚、疲れをとるための野菜や果物。
どれも、長いシーズンを戦い抜くために欠かせない「体づくり」の基本です。

フィギュアスケートは「氷の上の芸術」と言われますが、実際にはマラソン選手のような持久力と、体操選手のような瞬発力が求められるスポーツです。
だからこそ、りくりゅうは日常生活から徹底して体を整えています。

競技後の華やかな姿だけでなく、こうした地道な時間が積み重なっていることを、番組は丁寧に伝えていました。

木原龍一の長い回り道 シングルからペア転向への決断

ここで番組は、木原龍一選手の過去に目を向けます。

木原選手がスケートを始めたのは4歳のころ。
名古屋でシングル選手として育ち、ジュニア時代には世界ジュニア選手権にも出場するほどの有望株でした。

しかし、シニアに上がると世界の壁は厚く、なかなか結果を出せません。

そこで選んだのが、「ペア」という新しい道でした。

最初のパートナーは高橋成美さん。
二人は2014年のソチ冬季オリンピックに出場し、日本ペアとして16年ぶりに五輪の舞台に立ちます。

その後は須崎海羽さんとのペアを経て、ペアとしての経験と技術を積み上げていきましたが、思うような結果が出ず、苦しいシーズンも続きました。

アルバイトをしながらリンク代を稼ぎ、遠征費を工面する日々。
気がつけば年齢は26歳。

「自分のスケート人生は、このまま終わっていくのだろうか」

そんな不安と戦っていた頃に、後のパートナーとなる三浦選手との出会いがやってきます。

フィギュアの世界では、20代後半で大きな転機を迎える選手も少なくありません。
木原選手もまさにその一人で、「もう一度、ここから」と覚悟を決めた瞬間だったのだと感じさせられます。

三浦璃来との出会いと「雷が落ちた」初練習

2019年。

木原選手と同じ木下グループに所属していた三浦璃来選手が、ペアのパートナー候補として名前が挙がります。

それまで三浦選手もシングルで活躍し、別のパートナーとペアを組んだ経験もありましたが、「世界のトップを本気で目指す」新たなステップを探していました。

二人が初めて一緒に滑った日の映像が、番組では貴重な記録として登場します。

リンクに並んで立ち、そっと手をつないで滑り出す二人。

その瞬間を、木原選手はこう振り返ります。

雷が落ちたっていうのは、こういうことなんだと思いました

意識して合わせなくても、自然とタイミングがそろう。
ステップのリズムも、スピードの感覚も、不思議なほどぴったり合っていたといいます。

三浦選手も、「一緒に滑っていて楽しい」「怖くない」と感じたそうです。

ペア競技では、技術だけでなく「相性」がとても大切だと言われます。
体格、リズム感、性格、コミュニケーション。
さまざまな要素がかみ合わないと、本当の意味での「ペア」にはなれません。

この日が、世界を驚かせるりくりゅう誕生の第一歩でした。

世界トップへ押し上げたスロージャンプ改善とコミュニケーション

ペアを結成した二人は、国際大会で少しずつ実績を積み上げていきます。

しかし、順風満帆というわけではありませんでした。

30歳を迎えた木原選手の体には負担も大きく、あるシーズンには腰の故障に苦しめられます。
氷上に立てる時間が限られるなかで、二人は「ただ練習量を増やす」やり方を変えざるをえませんでした。

そこで取り組んだのが、ペアの大技のひとつであるスロージャンプの改善です。

三浦選手が高く、遠くに跳び、空中で回転して着氷するスロージャンプは、観客を沸かせる見せ場であり、採点上も大きな得点源になります。
同時に、ペアの中でも特に転倒リスクが高い要素でもあります。

番組では、コーチ陣と一緒にビデオを確認しながら、踏み切りの位置、投げ出す方向、回転の軸を、ミリ単位で調整していく様子が映し出されていました。

「今のタイミングだと、少し遅いかも」
「もう一歩だけ前から入ってみようか」

言葉を交わし、何度もやり直す。
その積み重ねが、世界トップクラスの完成度に近づけていきます。

ここで、フィギュアの採点について少しだけ補足します。

ジャンプは回転数だけでなく、「出来ばえ点」と呼ばれる評価もつきます。
着氷が流れているか、空中での姿勢は美しいか、踏み切りは正確か。
こうした細かな部分が加点の対象で、世界のトップ選手たちは、この数点を争っています。

りくりゅうが世界選手権やグランプリファイナルで次々と優勝し、最終的にオリンピックでも金メダルを獲得できた背景には、この「出来ばえ」を極限まで磨き上げる努力があったのだと、番組から強く伝わってきました。

団体戦での活躍と個人戦ショートのアクシデント

ミラノ・コルティナ冬季オリンピック。

大会は、団体戦から始まります。

ここでのりくりゅうは、堂々とした演技で高得点をたたき出し、日本の銀メダル獲得に大きく貢献しました。

しかし、わずか1週間後の個人戦ショートプログラムで、思いがけない出来事が起きます。

衣装のトラブルや、わずかなタイミングのズレから、得意とする要素でミスが出てしまい、順位は5位。
「金メダル候補」と言われていた二人にとっては、大きなショックでした。

番組は、ショートを滑り終えた直後の二人の表情を映し出します。

リンクサイドで肩を落とす木原選手。
それでも、三浦選手は「まだ終わってないよ」と声をかけるように、笑顔を見せます。

オリンピックという舞台では、わずかなミスが結果を大きく左右します。
観客やテレビで見ているときには分かりづらいですが、選手にかかる重圧は想像以上です。

その夜、木原選手はほとんど眠れなかったといいます。
失敗のシーンが頭の中でぐるぐると再生されてしまう。
それでも翌朝、彼はリンクに立たなければなりませんでした。

フリー当日の「私はあなたのために滑るよ」と大逆転の演技

フリー当日の朝。

練習リンクに現れた木原選手は、明らかに疲れた様子でした。
前夜ほとんど眠れず、ウォームアップでも細かなミスが出てしまいます。

そんな中、三浦選手が木原選手にかけた言葉が、番組の大きなクライマックスとして紹介されました。

私はあなたのために滑るよ

たった一言ですが、その言葉には7年間の時間がつまっています。

自分のためだけではなく、相手のために滑る。
その覚悟が、二人をもう一度前に進ませました。

本番のフリースケーティング。

音楽が始まると同時に、二人はまるで別人のように伸びやかな動きを見せます。
スロージャンプは高く、美しく決まり、リフトも安定そのもの。
リンクを大きく使ったステップシークエンスでは、観客の手拍子がどんどん大きくなっていきます。

結果は、パーソナルベスト更新、そして世界歴代最高得点
ショート5位からの、文字通りの大逆転金メダルとなりました。

演技後、二人はリンク上で何度も抱き合い、涙をこらえきれない表情を見せます。
この瞬間を迎えるまでの7年分の苦労が、すべて報われたようなシーンでした。

世界歴代最高得点と金メダルが持つ意味

番組はここで、冷静に二人の結果を振り返ります。

ミラノ・コルティナ冬季オリンピックでのトータルスコアは、231.24点
これはペア種目の世界歴代トップレベルのスコアであり、技術点・演技構成点の両方で抜きん出た結果でした。

この金メダルには、いくつもの「初」が重なっています。

日本勢として初めてのペア金メダル
そして、男女シングルやアイスダンスを含めても、日本のフィギュアスケート史に残る大きな一歩です。

フィギュアスケートの世界では、ペアやアイスダンスは、シングルに比べてこれまで日本が苦戦してきた分野でした。
その中で、りくりゅうが世界の頂点に立ったことは、日本のスケート界全体にとっても明るいニュースです。

番組では、コーチ陣のコメントも紹介されます。

「二人は、お互いを信じる力が本当に強い」
「ミスしても立て直せるのは、絆があるからこそ」

技術や才能だけではなく、「人としてどう支え合うか」が、結果を変えることもある――。
そんなメッセージが、画面越しにも伝わってきました。

互いを「相棒」と呼べるまで 二人の絆とこれから

ラストシーンでは、金メダル獲得後に行われたロングインタビューの続きが映されます。

まず、三浦選手が木原選手について語ります。

いてくれないと困る存在です

どんなにつらい練習でも、失敗して落ち込んだ日でも、最後には笑わせてくれる。
だれよりも信頼できるパートナーだと、照れくさそうに話します。

一方、木原選手も、三浦選手への思いをこう表現します。

史上最高のパートナーです

年齢も、スケートを始めたきっかけも違う二人ですが、同じゴールをめざして歩んできた時間が、ここまでの言葉を自然に口から出させているのだと感じます。

番組は、最後にこれまでの7年間の映像をつなぎ合わせながら、「二人の軌跡」をあらためて見せてくれました。

小さなリンクでの練習、失敗して転んでしまったジャンプ、笑い合うシーン。
そして、ミラノ・コルティナの大舞台で、世界中の観客に拍手を送られる二人。

りくりゅうの物語は、ミラノ・コルティナで一つの区切りを迎えましたが、まだ終わりではありません。

インタビューの中で、二人はすでに次のシーズン、そしてこれからのスケート人生についても前向きな言葉を口にしていました。

「もっと成長した姿を見せたい」
「ペアの楽しさをたくさんの人に知ってほしい」

金メダルを取ったあともなお、上を向き続ける姿勢こそが、りくりゅう最大の魅力なのかもしれません。

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