伊勢志摩の旅と大行列グルメ&不思議体験特集
2025年6月26日(木)放送の「あさイチ」は、三重県・伊勢志摩を舞台にした特集です。番組では、伊勢神宮の近くで早朝から始まるグルメイベントや、鳥羽水族館でしか見られない「おばあちゃんラッコ」、さらに暗闇で光る真珠といった伊勢志摩ならではの不思議体験も紹介される予定です。そのほか、梅雨のむくみ対策、カフェインの最新事情、山梨・甲府の郷土グルメ「アワビの煮貝」、和田明日香さんによる夏にぴったりのレシピも放送予定です。
早朝4時半から行列!伊勢神宮そばの限定グルメとは
伊勢神宮のすぐそばにある門前町「おはらい町」や「おかげ横丁」では、毎月1日の早朝に特別なグルメイベントが行われています。この日は「朔日参り」と呼ばれ、月の初めに神様へ感謝の気持ちを伝えるため、多くの人が朝早くから集まります。そしてこの日だけの限定グルメを求めて、観光客だけでなく地元の人たちも大行列をつくります。
特に注目を集めているのが、「赤福本店」の月替わりの特製餅「朔日餅」です。前日の午後5時から整理券が配布され、その整理券を手に入れるために夕方から並ぶ人も多く見られます。当日の朝には深夜から列ができ始め、数百人から時には千人以上が並ぶほどの人気ぶりです。販売は早朝ですが、すでに前夜から静かな熱気に包まれています。
・整理券は前日17時に配布開始
・販売当日は夜中から列ができる
・月ごとに餅の種類が変わり、楽しみにしている常連客も多い
もう一つの人気店「すし久」では、毎月1日限定の**朝粥(あさがゆ)**が早朝4時45分から提供されます。こちらも月替わりの内容となっていて、オープンと同時に席が埋まるほどの人気。早い時間でも完売してしまうこともあるため、多くの人が早起きして訪れます。中には始発電車で来る人もいるほどです。
・朝粥は4時45分スタート
・月ごとに具材が変わる
・7時前には売り切れもある
さらに「若松屋」では、その場で揚げたてを提供する「伊勢はんぺい」が好評で、こちらも朝早くからお客さんが集まっています。香ばしい香りが通りに広がり、並んでいる人々の期待感を高めています。ほかにも、雑炊やだし茶漬けなど、各店が工夫をこらした限定メニューをこの日だけのために用意しています。
・揚げたての伊勢はんぺいが人気
・雑炊やだし茶漬けなども提供
・この日のために特別な準備をする店が多い
これらの早朝グルメは、ただ食べるだけではなく、朔日参りという伝統文化に触れる体験の一部でもあります。行列に並びながら、伊勢の空気と人の温かさを感じられるのも魅力の一つです。今回の番組では、ゲストの平野ノラさんが現地でこの行列グルメを体験する様子も紹介される予定です。どのような料理と出会い、どんな反応が見られるのか注目が集まります。放送後には、実際の様子や限定メニューの詳細なども紹介される見込みです。
鳥羽水族館でしか会えない「おばあちゃんラッコ」
三重県にある鳥羽水族館では、日本で唯一となった2頭のラッコが飼育されています。名前は20歳の「メイ」と16歳の「キラ」。どちらもラッコとしては高齢で、“おばあちゃんラッコ”と呼ばれ、今や全国のラッコファンにとって貴重な存在です。
メイは2004年生まれで、2025年現在20歳。ラッコの平均寿命は飼育下で20~25年程度といわれているため、非常に長生きなラッコです。白髪交じりの毛並みやゆったりとした動きが印象的で、その姿を一目見ようと多くの来館者が訪れています。もう一頭のキラは2008年生まれの16歳。性格は対照的で、メイは人懐っこくて甘えん坊、キラは自分のペースを崩さない落ち着いた性格です。
・メイ(20歳):表情が豊かで甘えん坊、来館者の目をよく見て反応する
・キラ(16歳):落ち着いていて我が道を行くタイプ、餌の好みにもこだわりがある
2025年3月からは、見学希望者が非常に多いため、観覧は1人あたり1分間の交代制に変更されました。これは、より多くの人がラッコたちと対面できるようにするための工夫です。水槽の前ではスタッフの案内に従い、短い時間でもじっくりとラッコの様子が楽しめるようになっています。
飼育員たちは、2頭の健康管理を細かく記録しながら、日々の行動や食事の変化を観察し、食事のメニューや水温管理にも細やかな配慮を行っています。また、飼育員との信頼関係がしっかり築かれているため、体調の変化にすぐ気づくことができる体制が整っていることも大きな特徴です。
・水温や餌の管理は季節ごとに調整
・毎日の体重や食欲、排泄の記録も欠かさずチェック
・飼育員とのアイコンタクトや反応も大切な観察項目
この2頭のラッコは、全国の水族館で次第に姿を消している中で、今なお元気に過ごす“最後のラッコたち”として貴重な存在です。今回の番組でも、メイとキラの個性や日常の様子、飼育の舞台裏が紹介される予定です。ラッコの魅力を間近で感じられる数少ない機会として、放送への注目が高まっています。
世界初の試み!光る真珠が伊勢志摩で誕生
真珠の名産地として知られる三重県・伊勢志摩で、世界で初めて「光る真珠」の養殖に成功したプロジェクトが注目を集めています。これまでの真珠は、紫外線に当たると反応して淡く光ることがありましたが、今回の真珠は暗闇でも自ら発光するという画期的な性質を持っています。色は赤や青などさまざまで、静かな闇の中でほのかに輝くその姿は、まるでホタルのような神秘的な雰囲気です。
この光る真珠は、南伊勢町の若手養殖業者や蒔絵師などが集まったチームによって、約5年の歳月をかけて開発されました。最大のポイントは、真珠の中心にある「核」部分への特殊加工技術にあります。蛍光性の素材を活用し、真珠層の重なりを通しても光が届くように設計された結果、肉眼でもはっきり確認できる発光が実現されました。
・紫外線不要、暗い場所で自然に発光
・色のバリエーションもあり、幻想的な輝き
・見た目だけでなく構造自体が新しい
このプロジェクトは、技術革新という側面だけでなく、過疎化や産業衰退と向き合う地域の挑戦としても評価されています。真珠産業がかつての勢いを失いかけている中で、地域に希望をもたらす取り組みとしても注目されています。メンバーには、デザインや加工に関わる職人や若者たちが多く、「次世代につながる真珠」をテーマに地域全体で取り組んでいるのが特徴です。
・若手養殖家、伝統工芸職人がタッグ
・商品化は小ロットながら限定販売中
・今後はジュエリーやインテリアにも展開予定
今回の放送では、開発の裏側や養殖現場、そして実際に光る真珠の映像が紹介される予定です。静かな海で育まれた新しい真珠の輝きが、伊勢志摩の伝統に未来の光を添える瞬間が、視聴者の心に残ることでしょう。
むくみに悩む人必見!医師が教える梅雨時のむくみ解消法
番組の冒頭では、梅雨のジメジメした季節に増える「むくみ」の原因と解消法が特集されていました。東京都江東区のクリニックで、医師の石原新菜さんが具体的に教えてくれました。梅雨は湿度が高く、気温も不安定なため体内の水分バランスが崩れやすく、むくみに悩む人が増えるそうです。
石原さんは、むくみを悪化させてしまう生活習慣をわかりやすく紹介していました。以下のような習慣が当てはまる人は特に注意が必要です。
・洗濯物を部屋干しすることが多い
・夜ふかしや寝不足が続いている
・お風呂に入らずシャワーだけで済ませている
これらの習慣は、体が冷えたり血流が悪くなったりして、余分な水分がたまりやすくなる原因です。そこで、簡単にできる対策もあわせて紹介されていました。
・除湿機を使って部屋の湿気を減らす
・最低でも6時間以上の質の良い睡眠をとる
・1時間に1回は立ち上がって体を軽く動かす
・室内ではなるべく温かい飲み物を飲む
・羽織ものや靴下で体を冷やさないようにする
・湯船につかって体をしっかり温める
こうした習慣を意識することで、むくみの予防につながります。また、すぐに実践できる「リンパケア」の方法も紹介されていました。このリンパケアは1日1セットで十分で、肩を後ろに4回まわし、鎖骨を動かすイメージを持ちながら腹式呼吸を4回行うと、リンパの流れが良くなり、余分な水分を体の外へ出しやすくなるそうです。
さらに、食べ物でもむくみ対策ができます。特におすすめされたのが「小豆」です。小豆にはカリウムとサポニンという成分が含まれていて、これらが体内の余分な水分を排出しやすくしてくれます。ただし、小豆を普通にゆでてしまうと、大切な成分が約3分の1に減ってしまうため注意が必要です。
そこで番組では「あずき茶」が紹介されました。あずき茶は、小豆を煮出したお茶で、成分がしっかりと残り、むくみ解消に効果が期待できるそうです。出演者たちも実際にあずき茶を試飲していました。さらに、煮出したあとの小豆は捨てずにヨーグルトに入れて食べると、手軽に栄養をとることができると紹介されていました。これなら簡単に毎日の生活に取り入れられます。体の中からも外からもケアすることで、梅雨時のむくみをしっかり防ぐことができると伝えていました。
【あさイチ】むくみに効く!あずき茶の簡単レシピと効果|2025年6月26日放送
人気が高まる!カフェイン控えめ飲料の魅力
番組では、健康やライフスタイルの変化から注目されている「カフェイン控えめ飲料」について詳しく紹介されていました。東京・千代田区にあるノンカフェインティー専門店には、なんと50種類もの豊富な商品が並んでいます。中でも、珍しいスイカフレーバーのルイボスティーが紹介されていて、さっぱりした飲み口とフルーティーな香りが人気だそうです。
このような飲料は、日中の水分補給にもピッタリで、さらにビタミンやミネラル、ポリフェノールも豊富に含まれているため、美容や健康を気にする人にもおすすめです。
最近では、カフェインの摂取を控える人が増えていて、その数はこの10年間で約2倍になっているとのことです。スーパーの棚にも、カフェイン控えめやノンカフェインの商品がずらりと並ぶようになりました。
カフェイン控えめ飲料にはいくつか種類があり、違いもわかりやすく説明されていました。
・「ノンカフェイン」「カフェインゼロ」…カフェインが全く含まれていない
・「デカフェ」…カフェインを90%以上除去した飲料
日常生活の中でも、目黒区や西東京市のカフェでは、カフェインレスコーヒーを提供していて、妊娠中や体調を気にする人にも人気が広がっています。番組に出演していた平野さんも、妊娠中はカフェインレスコーヒーをよく飲んでいて、今でもその習慣が続いていると話していました。
専門家の福島洋一さんは、カフェインについて「適量なら集中力を高めたり、パフォーマンスを維持するのに役立つ」と話していました。ただし、摂りすぎると不眠やめまい、吐き気といった体調不良につながるため注意が必要です。健康な成人の場合、1日400ミリグラムまでが目安とされていて、コーヒーなら5杯程度に相当するそうです。
また、東京・中央区のコーヒースタンドでは、カフェインの摂取量をその場で診断できるサービスも提供されています。自分の体調やライフスタイルに合わせて、飲み物を選べる時代になってきたことが伝えられていました。
視聴者からも「妊娠中はコーヒーを我慢していたが、最近はカフェインレスの美味しい商品が増えて助かっている」という声が寄せられており、カフェイン控えめ飲料の人気がさらに高まっている様子が伝えられていました。
いまオシ!LIVE 山梨・甲府市のアワビ煮貝
番組の「いまオシ!LIVE」では、山梨県甲府市から、夏のお中元シーズンに大人気の「アワビの煮貝」が紹介されていました。山梨は海のない県として知られていますが、実はアワビの煮貝はこの地域を代表する名物のひとつです。
この煮貝は、もともと駿河国(現在の静岡県)で獲れた新鮮なアワビを使い、丁寧に火入れをしたうえで、しょうゆ漬けにして仕上げる製法です。昔は冷蔵技術がなかったため、保存しながら運ぶ必要があり、その過程でアワビにしっかりと味が染み込み、結果的に絶品の味わいが生まれたとされています。
今ではその伝統が続き、贈答用として特にお中元の時期に人気が高まり、多くの人が大切な人への贈り物や家庭のごちそうとして購入しています。しっとりとした食感と、旨みが凝縮された深い味わいが特徴で、長年愛されている理由がよくわかる名産品です。
和田明日香さんの簡単夏レシピ「冷やし担々麺」
料理コーナーでは、料理家・和田明日香さんが暑い日にぴったりの「冷やし担々麺」を紹介予定です。ピリッとした辛さとまろやかなごまの風味が食欲をそそり、冷たい麺でさっぱりと味わえる一品。
【あさイチ】みんな!ゴハンだよ 和田明日香の冷やし担々麺レシピまとめ|2025年6月26日放送
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