鳴海唯と尾道で猫まみれ女子旅!夏の危険生物&グルメ情報も
2025年7月31日放送の「あさイチ」では、朝ドラ「あんぱん」で注目の鳴海唯さんと尾道をめぐる女子旅や、夏に気をつけたいスズメバチ・ヘビ・クラゲなど危険生物への対処法が特集されました。その他にも、被災地の復興状況やレモンの島での旅、おいしいお好み焼き、そして厚揚げの親子丼レシピも登場しました。
鳴海唯さんと行く 尾道女子旅・猫とレモンとお好み焼き
広島県尾道市を舞台に、鳴海唯さんが巡る女子旅が紹介されました。旅のテーマは「猫」と「レモン」、そして「ご当地グルメ」。見どころや体験スポットが盛りだくさんの内容でした。
尾道で出会う“猫の街”ならではの魅力
尾道は坂道と細い路地が多く、あちこちに猫が住み着いています。鳴海さんは、展望台からスタートして千光寺へ続く細道を歩きました。そこではまるで猫たちが案内するかのように現れ、のんびりとした空気が漂っていました。途中に訪れた妙宣寺では、「枯山水」ならぬ「猫山水」と呼ばれる庭園も登場。ここは猫だけが自由に立ち入れる庭で、地域の人たちがその姿を温かく見守っています。
その後、鳴海さんは猫をモチーフにしたアイスもなかを味わえる喫茶店へ。見た目も可愛らしく、観光客に人気です。さらに、自分だけの招き猫が作れる絵付け体験にもチャレンジ。寺の境内にある工房で、鳴海さん自身が絵付けした招き猫は、後ほどスタジオでも紹介されました。御朱印も猫デザインとなっており、猫好きにはたまらないスポットとなっています。
尾道から瀬戸田町へ「レモン尽くしの一日」
旅はそのまま尾道から少し足を伸ばし、レモンの島として知られる瀬戸田町へ。明治時代から続く老舗菓子店では、昔ながらのレモンケーキを購入。郵便ポストまでレモン色という徹底ぶりに、訪れるだけで気分が明るくなります。地元の食堂では、グリーンレモンを使ったアイスクリームが登場。皮ごと食べられるのが特徴で、防カビ剤・ワックス不使用、減農薬栽培と体にやさしいのもポイントです。
さらに、瀬戸田ではレモンを活かした料理も豊富で、番組ではグリーンレモンを混ぜ込んだおにぎりが紹介されました。スタジオでは実際にそのおにぎりを出演者が試食。塩レモンも万能調味料として注目されていて、家庭でも真似できそうなアイデアでした。
ご当地の味が詰まった「お好み焼き」文化も堪能
旅の最後には、尾道焼きや因島のお好み焼きなど、地域ごとの味が紹介されました。尾道焼きは、戦後の物資が少ない時代に手に入りやすかった砂肝を使ったのがはじまり。現在もその味を守り続ける老舗店が紹介され、50年通い続ける常連客がいることからも、地元に根付いた文化であることが伝わりました。
因島ではうどんを使ったお好み焼きが主流。さらに広島県内では、カキ入りの廿日市風や、米とポン酢を組み合わせた米どころ風など、バリエーション豊か。鳴海さんは個人的に「豚玉」がお気に入りだと語っていました。
猫と触れ合いながらゆっくり散策できる街・尾道。レモンの風味を感じるスイーツや料理、そして地域の味が詰まったお好み焼きなど、女子旅にもぴったりな内容がたっぷり詰まっていました。観光のヒントとしてもおすすめの放送回でした。
スズメバチ・ヘビ・クラゲ 夏の危険生物にどう対応する?
夏になると注意が必要な生き物が増えてきます。なかでもスズメバチ・ヘビ・クラゲは、遭遇すると命にかかわる危険があるため、正しい対処法を知っておくことが大切です。
スズメバチの接近には「静かに離れる」が鉄則
スズメバチはむやみに人を刺すことはありませんが、巣に近づいたり、急な動きを見せたりすると攻撃されることがあります。特に地面の巣などは気づかずに接近してしまうこともあるため注意が必要です。ハチがまとわりつくように飛んできたら、それは「警告」です。その場で大声を出したり、手で払ったりせず、足音を立てずにゆっくりとその場から離れましょう。
もし刺されてしまった場合は、すぐに走ってその場を離れ、安全な場所で流水で10〜15分冷やします。冷やすことで毒のまわりを遅らせる効果が期待できます。複数回刺された場合や、じんましん・呼吸が乱れる・頭痛がするなどの異常が現れた場合は、アナフィラキシーショックの恐れがあるため、すぐに救急車を呼んでください。
ヘビにかまれたら動かず受診を
日本にも毒蛇がいますが、すぐに命にかかわるケースは少ないです。特に注意が必要なのはマムシで、6時間以内にかまれた部位が肘まで腫れたら血清の投与が必要とされています。
ヘビにかまれたときには、よく映画などで見るような**「傷口を切る」「縛る」「毒を吸い出す」などの対応は逆効果**になります。また、冷やすと血流が悪くなり、かえって毒がまわりやすくなることもあるため、冷やさずに安静にして病院へ向かうのが一番の対処法です。
クラゲに刺されたら海水でやさしく洗う
海で泳ぐときにクラゲに刺されるケースもあります。刺されたときに真水で洗ってしまうと触手が壊れて毒がさらに出てしまうため、これはNGです。海水でやさしく流すことが正しい処置です。痛みやかゆみが残る場合は、氷で冷やすのも効果的です。
ただし、頭痛や吐き気など、刺された場所以外に体調の変化が見られた場合は、迷わず救急車を呼びましょう。クラゲの種類によっては強い毒を持っている場合があるため、軽く見ず慎重に対応することが求められます。
これらの生き物は、ちょっとした油断や無知が大きなトラブルにつながることもあります。夏のお出かけ前には、予防法と応急処置をあらかじめ知っておくだけで、安心して過ごすことができます。
大船渡の山林火災から5か月 被災地の今と支援の現状
2025年2月に岩手県大船渡市で発生した大規模な山林火災は、平成以降で最大規模とされ、市の面積のおよそ1割が焼失しました。建物被害は226棟に及び、被害総額は27億円以上。そのうち、水産業への被害は21億円以上と、漁業関係者にとって深刻な打撃となっています。
アワビやワカメの養殖施設が壊滅的打撃
番組では、アワビの養殖に取り組む父親を支える若者や、ワカメ加工施設を失った漁師の姿が紹介されました。アワビは設備を一から立て直す必要があり、復興には長い時間と手間がかかる状況です。特に、火災で加工場や定置網が焼けたことで、海産物を育てるだけでなく販売・出荷のルートにも大きな支障が出ています。
ワカメ漁師の家は唯一の全焼被害となり、現在は市が用意した公営住宅に身を寄せて生活しているとのことです。
支援の限界と市の独自対応
火災は激甚災害に指定されましたが、国の補助対象は主に森林の再生のみで、水産業には直接の支援が適用されませんでした。これを受け、大船渡市は独自の対策に乗り出し、林野火災対策局を設置。漁協に対する補助制度を国の制度の中から探し出し、定置網の再購入には4分の3、倉庫の再建には2分の1の補助が受けられるようにしました。
また、県と市が共同で地元企業に対して復興補助金を用意し、再建費の4分の3を支援する枠組みも構築されています。
個人への支援は「貸付」という形で対応
制度上、個人に対する補助金支給は制限が多いため、貸付制度として再建を支援する動きが取られています。これにより、資金の3分の1は自己負担となりますが、残りを貸付で補うことで、再出発の道が開ける可能性が広がっています。
現在、被災者生活再建支援金は最大300万円まで支給され、災害義援金も7月8日時点で14億5000万円が集まっており、今も寄付は受け付けられています。
火災発生から5か月が経った今も、大船渡の被災地では再建に向けた歩みが続いています。住民一人ひとりの生活再建、そして産業の回復のためには、今後も継続的な支援と関心が求められています。
ソース一覧(リンク付き)
尾道“猫まみれ”スポット紹介セクション
尾道を訪れるなら外せないのが、猫とふれあえる癒しのスポットめぐりです。番組では鳴海唯さんが実際に足を運んだとみられる場所として、「猫の細道」「猫山水」「猫モチーフのスイーツ店」などが紹介される予定です。これらの場所は、尾道ならではの風情ある路地や古民家の中に点在しており、歩くだけでもゆったりとした時間が流れる特別な空間です。観光に来た人の滞在時間を自然に引き延ばす力があり、猫好きにはたまらない体験が広がっています。
猫の細道|猫の石像が並ぶ坂のまち
千光寺山のふもとから艮神社(うしとらじんじゃ)に向かう細い道は「猫の細道」と呼ばれています。この道は長さおよそ200メートルほどで、道の両側や石段の隙間などに猫の石像「福石猫」が点在しています。これらは地元のアーティストが制作したもので、訪れる人たちはまるで宝探しのように福石猫を見つけながら散策します。坂道に沿ってレトロな家並みが続き、猫たちが日なたでくつろぐ様子が自然に見られる、静かな時間が流れるエリアです。
猫山水|足跡が描く癒しの庭
妙宣寺という小さなお寺の中にある庭園では、「ネコ山水」と呼ばれる猫の足跡が砂の上に残る枯山水の風景を見ることができます。静かに配置された庭石のまわりに、寺で暮らす猫たちの足跡がついていて、その跡がまるで意図的に描かれたかのように自然に調和しています。観光客が訪れる時間帯にも猫が自由に出入りしていて、時間とともに足跡の模様が変化していく様子が魅力です。庭を囲む建物も素朴で落ち着いており、時間を忘れて見入ってしまう空間です。
尾道の猫スイーツ店|見た目も味も大満足
尾道駅からすぐの場所にある「おやつとやまねこ」では、猫ラベルがかわいらしい瓶入りの尾道プリンが名物となっています。店内で提供されるプリンにはレモンソースが添えられており、甘みと酸味のバランスが絶妙です。プリンの瓶には猫のイラストが描かれていて、SNS映えする見た目も人気の理由のひとつです。また、尾道駅から徒歩圏内にある「やまねこカフェ」では、猫をモチーフにしたラテアートやケーキなどが提供されており、猫づくしの空間でのんびりとカフェタイムを楽しむことができます。
スポットの場所と徒歩ルート
以下は主なスポットの位置と徒歩での移動目安をまとめた表です。
出発地点 | 次の目的地 | 所要時間目安 |
---|---|---|
千光寺山ロープウェイ駅 | 猫の細道 | 徒歩約2分 |
猫の細道 | 猫山水(妙宣寺) | 徒歩約5分 |
猫山水(妙宣寺) | おやつとやまねこ | 徒歩約7分 |
尾道駅 | やまねこカフェ | 徒歩約15分 |
このように、全ての猫スポットが徒歩で回れる範囲にまとまっており、町歩きにぴったりなルート構成になっています。
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