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NHK【クローズアップ現代】あなたの家は大丈夫?足元に潜む“基礎リスク”|家が傾く原因・住宅基礎チェック・土台あげ工法・渋谷ビル調査|2025年12月15日

クローズアップ現代
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あなたの家は本当に大丈夫?足元に潜む「基礎リスク」を知る

地震が起きたとき、私たちはつい建物の倒壊や壁のヒビに目が向きがちです。しかし、2025年12月15日放送のNHK『クローズアップ現代(2025年12月15日放送)』が伝えたのは、もっと見えにくい場所にある危険でした。それが建物の足元に隠れた『基礎リスク』です。家やビルが突然傾く背景には、築年数や地盤、基礎構造といった条件が重なっています。この記事では、番組で紹介された調査や事例をもとに、住まいと街に潜む基礎リスクを具体的に見ていきます。

見えない足元が命を守る 建物の基礎構造とは

番組では、建物の基礎構造に詳しい田村修次さんがスタジオで解説しました。田村さんは、基礎構造を「縁の下の力持ち」と表現しました。建物の基礎は、家やビルの重さを地盤に伝え、地震の揺れを分散させる役割を担っています。見た目が新しい建物でも、基礎や地盤に弱さがあれば、大きな揺れに耐えられません。直接基礎や杭基礎といった構造の違いは、被害の出方に大きく影響します。

自宅が傾く?基礎リスクを知るチェックと備え

番組では、自分の家がどれくらい傾くリスクを持っているのかを確認するためのチェック表が紹介されました。築年数、基礎の種類、建っている土地の性質などを整理することで、リスクの目安が見えてきます。リスクが高めと判断された場合、被害後の生活再建に備えて地震保険への加入を考えることも大切だと伝えられました。被害をゼロにすることは難しくても、備えによって選択肢を増やすことはできます。

最新調査で分かった倒れやすいビルの共通点

最新調査から見えてきた、倒れやすいビルの特徴も具体的に示されました。特に注意が必要なのは、細長い形で柱の配置に偏りがある建物、古い耐震基準で造られた杭基礎の建物、そして軟弱な地盤の上に建つ建物です。これらが重なると、震度6強から7クラスの揺れに対して大きな危険を抱えることになります。見た目では判断できない構造的な弱点が、被害の差を生みます。

都市部に集中するリスク 渋谷周辺の実態

都市部のリスクも詳しく取り上げられました。番組では、渋谷駅から半径500メートルの範囲を対象に、強い地震が起きた場合にリスクが高いとされるビルの分布を調査しました。その結果、リスクが集中していたのは、人通りや交通量が多い場所でした。MapTilerOpenStreetMapゼンリン住宅地図などの地図情報を活用し、名古屋や大阪、福岡といった他の都市にも共通する傾向が示されました。便利でにぎやかな場所ほど、被害が広がる可能性がある現実が浮かび上がります。

家が傾いたときの復旧方法 土台あげの現場

実際の被災例として紹介されたのが、令和6年 能登半島地震で傾いた住宅の復旧現場です。**輪島(石川)**で傾いた直接基礎の家は、約1度の傾きが確認されました。復旧には『土台あげ』という工法が使われ、基礎から建物を切り離して持ち上げ、再び水平に戻します。大がかりな工事ですが、住み続けるための現実的な選択肢として紹介されました。

未来の被害を減らす 基礎補強と新技術の取り組み

マンションやビルの杭基礎被害を防ぐための新しい動きも伝えられました。国の資金援助を受け、杭基礎の補修と地盤改良を同時に行える施工機械が開発されています。研究には千葉大学 小堀鐸二研究所が関わり、川崎(神奈川)での実証や、平成28年 熊本地震の教訓が生かされています。施工には鹿島建設などが関わり、都市の足元を強くする取り組みが進んでいます。

足元を知ることが最大の備え

番組の締めくくりで、田村修次さんは、建築の基礎構造もまさに縁の下の力持ちだと語りました。普段は見えない場所だからこそ、後回しにされがちですが、基礎と地盤を知ることは命と暮らしを守る第一歩です。『クローズアップ現代』が示したのは、不安をあおる話ではなく、知ることで備えにつなげる視点でした。自分の家と街の足元に、今こそ目を向ける時です。

NHK【クローズアップ現代】「最期は家で」と言うけれど… 急増“ホスピス型住宅”とは? ホスピス型住宅の質のばらつきと料金20万円の現実、看護師スキル差まで深掘り|2025年12月2日

中古住宅を選ぶときに基礎で必ず見ておきたいポイントを紹介します

しげゆき
しげゆき

中古住宅は見た目や間取りに目が行きがちですが、実は住み心地や将来の安心を大きく左右するのが建物の基礎です。ここでは、直接基礎と杭基礎の違いを軸に、実際に確認しておきたい具体例を、追加情報として紹介します。どれも専門知識がなくても理解できる内容なので、購入前のチェック材料として役立ちます。

直接基礎で確認したい実例と注意点

直接基礎は地盤が比較的しっかりした土地に多く使われる一般的な基礎です。中古住宅では、まず床下点検口を開けて、基礎コンクリートの状態を目で確認することが重要です。細いヒビが一本入っている程度なら経年変化の可能性もありますが、幅が広いヒビや斜めに走る割れは注意が必要です。また、基礎表面が欠けていたり、白い粉のような跡が出ている場合は、水分の影響を受けている可能性があります。ベタ基礎の場合は床下全体がコンクリートで覆われているため、湿気がこもっていないか、カビ臭がしないかも確認ポイントになります。

杭基礎で確認したい実例と注意点

杭基礎は軟弱地盤や埋め立て地などで使われることが多い基礎です。中古住宅では外から杭そのものを見ることは難しいため、建築時の地盤調査報告書や基礎工事の記録が残っているかが大きな判断材料になります。資料が確認できる場合、支持杭か摩擦杭か、どの深さまで杭が入っているかを見ておくと安心です。また、家の中でドアや窓が開けにくい、床がわずかに傾いていると感じる場合は、杭や地盤に影響が出ている可能性も考えられます。杭基礎の住宅は見えない部分が多いため、購入前に専門家による床下点検を依頼するケースも少なくありません。

中古住宅の基礎チェックで後悔しないためのコツ

基礎を見るときは、外観だけで判断しないことが大切です。建物の周囲を一周して、基礎に連続したヒビがないか、水がたまった跡がないかを確認します。室内では、床が沈む感覚や、ビー玉を置いたときに転がるかどうかなど、簡単な方法でも違和感に気づくことがあります。さらに、検査済証や建築時の図面、地盤調査の有無が確認できる住宅は、将来の安心感が大きく変わります。こうした基礎のチェックを重ねることで、住み始めてからの大きなトラブルを避けやすくなります。


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コメント

  1. […] 2025年12月15日に放送されたNHK「クローズアップ現代」では、地震リスクとあわせて地盤や基礎の重要性が特集されました。 このテーマ、実は鶴ヶ島や川越、東上線沿線の皆さまにとっても決して他人事ではありません。 […]

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