- イモトが歩く“朝の鎌倉リセット旅”と子どもの盗撮問題を考える
- あさイチ冒頭企画 “今年の◯◯大賞”が映し出す2025年の空気
- “人が少ない朝こそ鎌倉を味わえる” イモトが歩くリセット旅
- 早朝7時オープンの“鎌倉の朝食専門店”へ
- 鶴岡八幡宮の“70年続く朝の体操”
- 腰越漁港の“朝どれ生しらす” 4代目漁師の誇り
- 直売所「レンバイ」で色とりどりの鎌倉野菜
- 創業160年の豆腐店 “地釜で炊く濃い木綿豆腐”
- 心が洗われる“朝の鎌倉” 視聴者の声
- 子どもの性暴力・盗撮 加害にも被害にも“しない・させない”ために
- 性加害者145人アンケートから見える“始まりの年齢”
- 性教育の最前線 世田谷区の私立小学校の取り組み
- いまオシ!LIVE 滋賀・高島市 メタセコイア並木の紅葉
- みんな!ゴハンだよ「冬の薬膳 中華風茶わん蒸し」
- まとめ
- 朝の鎌倉は何時から空いている?混雑回避の追加情報
- 気になるNHKをもっと見る
イモトが歩く“朝の鎌倉リセット旅”と子どもの盗撮問題を考える
このページでは『あさイチ(2025年12月4日)』の内容を分かりやすくまとめています。
朝の鎌倉を味わう旅、鎌倉で暮らす人たちの営み、そして社会的に大きな課題となっている“子どもの性暴力・盗撮問題”。番組が1つ1つ丁寧に取り上げた内容がすべてつながり、見る側の心に強く残る構成でした。
あさイチ冒頭企画 “今年の◯◯大賞”が映し出す2025年の空気
オープニングでは鈴木奈穂子さん、博多華丸さん、勝呂恭佑さん、駒村多恵さん、ゲストのイモトアヤコさん、小木博明さんが朝ドラ受けをして番組がスタート。和やかな笑いの空気から一気に“2025年を振り返る企画”へ。
12月1日に発表された『新語・流行語大賞』では、大賞が『ビジュ』。SNSの表現がそのまま世相として定着した印象が伝わります。
『今年の一皿』は“お米グルメ”。麻辣湯、ご当地うどんなど、地域色を押し出したものが選ばれ、食の世界のトレンドがよく分かる内容でした。
『Yahoo!検索大賞2025』では、検索数が急上昇した人物としてtimeleszと佐々木朗希が大賞に。声優部門は朝ドラ『あんぱん』で注目を集めた戸田恵子。さらに大ヒット書籍として鈴木のりたけの『大ピンチずかん3』が年間1位に選ばれ、共感性の高い作品が上位に集まった理由も紹介されました。
こうした“賞の連続発表”は、1年の振り返りと同時に、今見られている価値観・消費意識の傾向をつかむヒントになります。
“人が少ない朝こそ鎌倉を味わえる” イモトが歩くリセット旅
ここからは鎌倉の朝を楽しむ旅企画へ。観光客が増える前の時間帯に巡ることで、静けさ、本来の空気、地域の人々の営みが鮮明に見えてくる構成でした。
鎌倉大仏殿高徳院で朝の空気に触れる
まずイモトさんが向かったのは鎌倉大仏殿高徳院。まだ人の少ない時間帯で、境内にはゆったりした空気が流れています。
番組では“メディアでは大仏との並び撮影はNG”という意外な事実も紹介され、大仏への敬意や撮影マナーについて知るきっかけになりました。
八雲神社で地元の人の“日常の所作”に触れる
続いて訪れた八雲神社では、地元の人が鳥居の前で足を止め、軽く一礼して通る様子が印象的に映りました。
鳥居横にはハイキングコースの入口があり、5分ほど登るだけで鎌倉の街並みを一望できる絶景へ。朝日が差し込む景色は格別で、短い道のりながら“朝活”には最高のルートでした。
長谷寺で写経体験 “心を整える朝”
長谷寺では、静かな堂内で写経のプチ体験。美坂至光僧侶が案内し、イモトさんも心が落ち着くと語りました。美坂さんが元テレビマンであることも紹介され、人生の転機を経て今の役割に応えている姿に注目が集まりました。
早朝7時オープンの“鎌倉の朝食専門店”へ
次に訪れたのは、朝7時から営業する定食店。オーナーはミュージシャンの内堀敬介さん。
味噌汁には鎌倉野菜が7種類入り、具だくさんで体に染みる味。五穀米と漬物を合わせたシンプルな定食ですが、食材の香りがしっかり立ち上がる“地元らしさ”がありました。
店の外で偶然、武士姿の高野朋也さんを発見。彼が運営する古民家ゲストハウスは築90年以上の建物を改装し、車椅子利用者にも寄り添うサポート体制が整っていることが紹介されました。
鶴岡八幡宮の“70年続く朝の体操”
鶴岡八幡宮では、毎朝6時30分から行われるラジオ体操に70年前から人々が集まっています。体操後には壁谷利之さんが考案した“健康体操”があり、地域の人たちに受け継がれ続けています。
10月に開かれた鎌倉市民運動会には約1万人が参加し、地域の一体感を感じられる場所であることが伝わりました。
鎌倉といえば“鳩サブレ”。鶴岡八幡宮の看板の“八”の字が鳩の形をしていることに由来して作られたという背景も紹介され、地元の文化と商品がしっかりつながっていることが分かります。
腰越漁港の“朝どれ生しらす” 4代目漁師の誇り
朝9時、しらす漁船が戻る腰越漁港を訪問。
4代目漁師で直売所を営む金子正和さんは、350gほどの“朝どれ生しらす”を600円ほどで販売しています。
この日は風が強く船を出せなかったため、自然条件に左右される漁の厳しさもリアルに伝わりました。
しらす漁は1月1日〜3月10日が禁漁期間。季節ごとの変化や資源管理にも触れられ、海とともに暮らす人の視点が深く感じられるパートでした。
直売所「レンバイ」で色とりどりの鎌倉野菜
鎌倉市農協連即売所(レンバイ)では、農家が自ら野菜を持ち寄り販売するスタイルが続いています。
大根だけで8種類が並ぶなど、多品種少量生産が特徴。鎌倉野菜を使ったオリジナルドレッシングも人気で、観光客にも地元の人にも愛される市場でした。
創業160年の豆腐店 “地釜で炊く濃い木綿豆腐”
鎌倉の老舗豆腐店の4代目、増田京子さんの作業場へ。早朝2時から仕込みを始め、営業は水曜と土曜だけ。
一番人気の木綿豆腐は地釜で大豆を炊き上げるため風味が濃く、長年の技とこだわりが詰まった味と紹介されました。
心が洗われる“朝の鎌倉” 視聴者の声
今回の旅では、視聴者から「鎌倉は心をリセットしに行く場所」という声も届いていました。旅の静けさ、地域の営み、人の温かさがよく見える企画でした。
子どもの性暴力・盗撮 加害にも被害にも“しない・させない”ために
ここからは一転し、社会的に大きなテーマへ。
小3の息子が中1から被害…母親が語る苦悩
札幌市の母親は、息子が小学3年生の時に中学1年生の先輩から性被害に遭ったことを語りました。
母親は学校に再発防止策を求め続け、同時に加害側の少年とも保護観察所を通して手紙をやり取りし続けています。少年はネットで見た情報を鵜呑みにし、行動に結びつけてしまったといいます。
“盗撮を繰り返した若者”が語ったリアル
別の若者は、中学生から高校生の4年間にわたり盗撮を繰り返し、大学生になった現在は治療を受けています。
動画を見て“自分にもできる”と思ったことがきっかけで、やってはいけないと分かりながら続けていたと話しました。
性加害者145人アンケートから見える“始まりの年齢”
番組では性加害を経験した成人145人にアンケートを実施。
・“最初の問題行動は10代”が約7割
・“その経験が後の行動に影響した”も7割
という結果でした。
東本愛香特任講師は、子どもの頃の体験がどう意味づけられるかが重要と述べています。情報の受けとめ方、相談先の有無がその後に大きく関わるという視点が示されました。
性教育の最前線 世田谷区の私立小学校の取り組み
東京世田谷区の私立小学校は、1年生から6年間で60時間以上の性教育カリキュラムを設けています。
保護者の理解も深く、保護者同士が悩みを話し合うサークルも誕生。
前校長の北山ひと美さんは「今の子どもは情報に触れるのが早く、関心にフタをせず向き合うことが大人の役目」と話しました。
海外では、成人向けサイトへのアクセスにID確認を義務づける地域もあり、国による対策の違いも紹介されました。
いまオシ!LIVE 滋賀・高島市 メタセコイア並木の紅葉
滋賀県高島市の“メタセコイア並木”から生中継。2.4kmにわたり約500本が続く景色はまさに圧巻。
今年オープンした牧場の影響で馬に乗って散歩もでき、紅葉と雪が重なる幻想的な光景が伝えられました。
NHK【あさイチ】いまオシ!LIVE『メタセコイア並木で馬体験』滋賀・高島市|メタセコイアと馬の森で並木馬車&厩舎見学を満喫|2025年12月4日
みんな!ゴハンだよ「冬の薬膳 中華風茶わん蒸し」
番組後半では“体があたたまる一品”として『中華風茶わん蒸し』を紹介。
・ほうれんそうは3cm
・にんじん・生しいたけを切る
・豚バラ肉は3〜5mm角
・干しえびは30分戻す
など基本の準備を経て、肉だねを耐熱容器に入れて強めの中火で20分蒸します。
ラスト2分で長芋をのせ、仕上げに刻みのり・クコの実・せりをトッピング。
イモトさんは「豚肉の脂の甘みがすごい」とコメントしていました。
NHK【あさイチ】体をいたわる冬の薬膳 中華風茶わん蒸し 冬の乾燥ケアに効く長芋×しいたけ×干しえび パン・ウェイの薬膳茶わん蒸しレシピ|2025年12月4日
まとめ
朝の鎌倉が持つ静けさと豊かさ、そして子どもの性被害をどう防ぐかという現実的な課題。その両方が深く胸に残る放送でした。鎌倉を歩く気持ちよさ、地域の営み、食の魅力。そして何より、子どもを守るために何ができるのか。ひとつひとつ考えるきっかけになる内容でした。
朝の鎌倉は何時から空いている?混雑回避の追加情報

ここからは、私からの提案です。朝の鎌倉には、その時間にしか味わえない静けさと特別な景色があります。参拝や散策をゆっくり楽しみたい人にとって、どの時間帯がいちばん落ち着いているのかはとても気になるところです。そこで、実際に訪れた人の声や公開されている時間情報をもとに、朝の鎌倉がどんなふうに“空いている時間”を迎えるのかをまとめました。観光や朝活を計画するときに役立つ目安として紹介します。
鶴岡八幡宮の静かな時間帯について
鎌倉の朝をゆっくり味わいたいとき、鶴岡八幡宮はとても向いています。楼門が朝6時に開門するため、日の出の光が境内に広がる時間は、訪れる人がまだ少なく、参道の奥まで見渡せるような落ち着いた雰囲気になります。この時間帯は足音や鳥の声までよく聞こえるので、観光というより“鎌倉の朝を感じる”という体験ができます。朝8時台になっても、授与所が動き始めるころでまだ人がまばらなことが多く、参拝も歩きやすく進みます。
長谷寺をはじめとする寺院巡りの開始時間
長谷寺をはじめ、多くの寺院は朝8時に開門します。開門直後の境内は、まだ観光客が押し寄せる前で、風の音や木々の揺れがよく伝わってきます。周囲の道も空いているため、写真を撮るときも背景に人が入らず、建物や庭の表情をしっかり残すことができます。旅行記などでも、朝8時台の静けさが印象に残ったという声が多く、写経や参拝を落ち着いて体験したい人にはぴったりの時間帯です。
小町通りをはじめとした混雑回避のタイミング
鎌倉駅周辺や小町通りは、日中になるほど混雑が増える場所です。観光客の動き出しより早い時間に回ることで、店先をのんびり眺めたり、写真を撮りながら歩いたりしやすくなります。朝の柔らかい光が街に差し込む時間は、景色がきれいに見えるので、散策そのものが心地よい時間になります。昼ごろには人気の店で売り切れも出てくるため、早めに動くことで選択肢が広がります。
朝リセット旅の理想的なスタート時間
鶴岡八幡宮を起点に朝参りや散策を楽しむなら、6時〜6時30分ごろに着くととても快適です。境内は静かで、ゆっくり歩けるため、鎌倉の歴史ある空気を自然に感じられます。寺院巡りや写経、朝登山を組み合わせる場合は、8時〜8時30分ごろから動き始めるのがよく、移動もスムーズに進みます。午前中のうちに寺社巡りや散策、気になるグルメを押さえておくと、その後の予定に余裕が生まれ、旅全体が軽やかになります。
朝イチで巡る価値について
朝の鎌倉には、特別な空気があります。観光客が少ないことで、足元の石畳や木々の香りまでしっかり感じられます。名物の生しらすなどは昼前に売り切れてしまうことも多いため、朝からの行動は食の選択肢を広げるうえでも大きなメリットになります。写真を撮るときも、朝の光は建物や紅葉をきれいに映してくれるので、旅の記録がより鮮やかに残ります。鎌倉ならではの静かな朝を楽しみたい方に、朝イチでの訪問を紹介します。
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