メタセコイア並木で馬体験!自然と馬に包まれる滋賀・高島市の特別な時間
湖西の風がやさしく吹く滋賀県高島市。まっすぐ続くメタセコイア並木のそばに、2025年に誕生した『メタセコイアと馬の森』があります。ここでは、朝の静けさの中で馬と歩いたり、並木道を馬車で進んだり、カフェでひと息ついたりと、自然と馬に寄り添う旅ができます。今回の回で紹介される予定の「メタセコイア並木で馬体験」は、旅の目的そのものが“癒やし”になる場所。番組と同じく、このエリアの魅力を実体験イメージに沿って紹介します。
NHK【あさイチ】イモトがいく!朝の鎌倉リセット旅!▽どう防ぐ?子どもの盗撮|武士が営むゲストハウス×朝参り・写経・登山×不思議な体操の魅力まとめ|2025年12月4日
メタセコイアと馬の森ってどんなところ?
![]()
『メタセコイアと馬の森』は、メタセコイア並木のすぐ隣に作られた観光養老牧場です。施設には、引退した競走馬やミニチュアホースなど、さまざまな馬たちが暮らしています。観光地でよく見る“触れ合いだけ”ではなく、馬がゆっくり過ごせる環境が整い、訪れる側も自然の中で落ち着いて体験できる空間になっています。
建物は木を使った温かみのあるつくりで、並木の風景ともよく合います。馬の息づかい、土の香り、木漏れ日など、自然の音と風をじっくり感じながら過ごせるのが大きな魅力です。入場は無料で、ふらっと立ち寄ることもできます。
体験メニューを詳しく紹介
ここで楽しめる体験は幅広く、初めて馬に触れる人でも入りやすい内容がそろっています。2025年に公開されている体験内容をもとに特徴をまとめました。
乗馬(馬さんぽ)
軽く馬の背に揺られながら馬と歩くコースは、小さな子どもから大人まで利用できます。短い栗畑コースは気軽に楽しめて、並木コースは“メタセコイアの絶景×馬”という特別な時間を味わえるのが魅力です。馬の歩みに合わせて進むと、並木の景色の見え方も普段と変わり、木々が立体的に感じられます。
馬車(並木馬車)
馬車で並木を走るコースは、家族連れやカップルにも人気。馬の力強さを感じながら進む道はゆっくりで、景色をじっくり楽しめます。並木の中を馬車で進む体験ができる場所はなかなかないため、旅のハイライトになるポイントです。
厩舎見学・ふれあい
厩舎では馬たちがどんな表情で過ごしているかを見ることができます。馬の個性や年齢、性格などにも自然と興味がわいてきます。ふれあいコーナーでは、優しく触れたり、おやつをあげたりできます。
カフェ・ショップ
施設内にはカフェがあり、体験後にひと息つけます。馬をイメージしたスイーツや軽食があり、散策のあとの休憩にぴったり。ショップでは馬モチーフの雑貨やグッズも並んでいて、旅の記念に持ち帰れる楽しさがあります。
メタセコイア並木と馬体験の相性
![]()
メタセコイア並木は季節によって表情が大きく変わります。春は柔らかい若葉、夏は深い緑、秋は黄金色、冬は雪の白と赤褐色の幹が際立ちます。
その圧巻の景色のそばで馬と過ごす時間は、歩くだけの散策とはまったく違います。馬のリズムに合わせて進むと、視線の高さも変わり、木々のトンネルに包まれているような感覚になります。並木の中で聞こえる馬の足音や風の音は、特別な静けさをつくり、自然に気持ちが落ち着いていきます。
さらに、ここでは引退した競走馬たちが“第二の生活”を送っています。馬の新しい居場所づくりを支えられることも、この施設の大きな意味です。
半日〜1日のモデルコースをたっぷり紹介
番組と同じく、旅の流れがわかるようにモデルコースも具体的に紹介します。
午前:並木と馬の森で自然に浸る
JR湖西線のマキノ駅で降りて、コミュニティバス「マキノ高原線」で『マキノピックランド』へ向かいます。朝の空気が澄んでいる時間に並木道を歩くと、光が木々の間から差し込み、写真では伝わらない迫力があります。
そのまま『メタセコイアと馬の森』へ移動し、乗馬や馬車、ふれあいを楽しみます。馬の歩みに合わせて進むと、自然の中で体の力がすっと抜けていきます。
昼〜午後:地元グルメや周辺観光へ
昼食はマキノピックランド内のカフェや食堂で。地元の食材を生かしたメニューが楽しめ、果物の季節にはスイーツも充実しています。ゆったり座れるスペースなので、旅の途中の休憩にぴったりです。
その後は、温泉や琵琶湖のクルーズ、湖西エリアの散策を組み合わせて、さらに広く楽しむ過ごし方もできます。
夕方:帰路へ
午後〜夕方にバスでマキノ駅へ戻ると、日帰り旅として十分な満足感が得られます。公共交通での移動は混雑や渋滞の心配が少なく、時間管理も楽です。
最後に
『メタセコイアと馬の森』は、自然・馬・癒やしの要素がひとつにつながる特別な場所です。並木の壮大な景色の中で馬と過ごす時間は、旅の目的そのものになります。
馬と距離感に慣れるための基本ルールと心構え

ここからは、私からの提案です。追加情報として、初心者でも安心して馬と向き合える“具体的な距離感のつかみ方”を紹介します。初めての人が迷いやすいポイントを、実際のふれあいの流れにそって整理しました。
馬に近づくときの“やさしい一歩”を大切に
馬に近づくときは、正面や真後ろではなく、肩から少し横にずれた位置を選ぶのが安全です。馬には見えづらい角度があり、ふとした瞬間に驚かせてしまうことがあります。まずはその場に立ち、落ち着いた声で存在を知らせるだけでも馬は安心します。馬がこちらを向いたり、耳をピクリと動かしたりしたら、相手が気づいている合図です。そのあと、ゆっくりと歩幅を合わせて近づくと、馬の緊張もほぐれて受け入れてくれます。急な動きや大きな音は控えると、距離を縮めやすくなります。
“静かに、ゆったり”が馬との信頼を育てるコツ
馬は人の動きや手の動かし方をよく見ています。体が固まったり、手綱を強く握りしめたりすると、その緊張がそのまま馬に伝わってしまいます。最初は、自分が思っているよりも深く息を吸って、力を抜くことを意識すると安心感が生まれます。馬が少し動いても慌てずに観察し、ゆっくり体勢を整えることで、馬とのリズムが自然に合っていきます。この“動きを合わせる”感覚がつかめると、馬の隣に立つだけでも心地よさを感じられるようになります。
乗馬用の服装・装備をしっかり整える
初めての体験で安心して動くためには、服装選びも大事です。長ズボンは足を守り、かかとのある靴は足が滑りにくく安全です。ヘルメットは万が一のときに頭を守ってくれます。動きを邪魔しない服装にすることで、気持ちにも余裕が生まれます。初めての人でも、ほとんどの施設ではヘルメットや装備のレンタルがあるため、準備に不安があっても心配ありません。
焦らず、自分と馬のペースを優先する
馬と歩くだけの時間でも、多くの発見があります。馬の体温や呼吸のリズムを感じながら、隣に立つだけで、距離感は自然に縮まっていきます。いきなり乗るよりも、ブラッシングや歩行の体験から始めると、馬の動きがわかりやすくなり、こちらの緊張も減っていきます。馬のペースはゆっくりです。そのテンポに合わせて自分も歩くことで、安心して次のステップに進むことができます。
馬の表情やボディランゲージに注意を払う
馬は言葉を使わない代わりに、耳・目・しっぽ・体の向きで気持ちを伝えています。耳が後ろに倒れていたり、体がこわばっているように見えたら、不安や緊張の合図です。そんなときは無理に近づかず、少し距離を置いて様子を見ると、馬も落ち着きを取り戻します。逆に、耳が前を向いたり、ゆるくまばたきをしているときは、安心しているサインです。こうした変化に気づけるようになると、自然と馬と心地よい距離で向き合えるようになります。
馬初心者におすすめの“距離感に慣れるステップ”
馬との距離感をつかむには、急がず段階を踏むことが大切です。最初は横から静かに挨拶し、次に耳や目の動きを観察します。手のひら全体を使って優しく触れると、馬も落ち着きます。慣れてきたら、一緒に歩く体験や簡単な乗馬に進むと、馬のリズムと自分の動きが自然に合うことが実感できます。最後に、おやつをあげる機会があれば、距離がぐっと近づきます。馬が応じないときは、無理せず馬の気持ちを優先することが信頼につながります。
気になるNHKをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。


コメント