「フライパン★チャーシュー」みんな!ゴハンだよのレシピ紹介
2026年3月4日放送のあさイチでは、料理家の栗原はるみさんが、人気レシピのフライパンチャーシューを紹介しました。
名前の通り、使うのはフライパンひとつ。
オーブンも特別な道具もいらず、家庭にある調味料で、しっかりとしたごちそうチャーシューに仕上がるのが大きな魅力です。
豚肉はうまみの多い豚肩ロース肉を使います。
表面を香ばしく焼きつけてから、ふたをしてじっくり火を通し、最後にたれをからめて照りを出す流れです。
もともとこのレシピは、栗原さんの公式サイトや雑誌でも何度も紹介されてきた「定番レシピ」で、作りやすさと応用のしやすさから、リピーターの多い人気メニューになっています。
フライパンチャーシューの材料(作りやすい量)
ここでは、番組で紹介された分量をそのまままとめます。
・豚肩ロース肉(塊・室温に戻す) 300g
・しょうが 1かけ
・にんにく 1かけ
・塩 小さじ0.5
・サラダ油 少々
・練りがらし 適宜
お好みで入れる香りのスパイス
・シナモンスティック 0.5本
・八角 0.5個
たれ(A)
・しょうゆ 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・オイスターソース 大さじ0.5
・紹興酒(または酒) 小さじ1
材料を見ると、特別なものはシナモンと八角くらいで、あとはどの家庭にもありそうな調味料ばかりです。
オイスターソースと紹興酒が入ることで、中華風のコクと香りがしっかり出るのがポイントです。
下ごしらえのポイント(肉を室温に戻す・塩をもみ込む)
まずはおいしさを左右する下ごしらえからです。
・豚肩ロース肉は、冷蔵庫から出して室温に戻しておきます。
・全体に塩をもみ込んで、約10分おきます。
・出てきた水けは紙タオルでていねいに拭き取ります。
冷たいままの肉は、中まで火が通るのに時間がかかり、外が固くなりやすくなります。
室温に戻すひと手間で、火の通りが均一になり、しっとりジューシーに仕上がりやすくなります。
塩をもみ込む工程には、味つけだけでなく「余分な水分と臭みを出す」という意味もあります。
表面に出てきた水けをしっかり拭いておくことで、焼くときにきれいな焼き色がつき、香ばしさもアップします。
しょうがとにんにくは、皮をむいて包丁の腹で軽くたたき、つぶしておきます。
香りがよく出て、フライパンの中で豚肉をやさしく包んでくれます。
焼き色でうまみを閉じ込めるフライパンチャーシューの焼き方
いよいよフライパンの出番です。
・小さくて深さのあるフライパン(または小鍋)にサラダ油を熱します。
・下ごしらえした豚肉と、しょうが・にんにくを入れます。
・中火で約5分、全面にしっかり焼き色をつけます。
焼き色は、肉のうまみを引き出す大切なポイントです。
表面がこんがりきつね色になるまで、あわてずじっくり焼きつけることで、「メイラード反応」と呼ばれる香ばしい香りの成分が生まれます。
全面に焼き色がついたら、火を弱めてふたをします。
途中で2〜3回返しながら、さらに約8〜10分焼いて、中まで八分通り火を通します。
フライパンは「小さめで深さがあるもの」を選ぶと、少ないたれでも肉全体に味がまわりやすく、焦げにくくなります。
栗原さん自身も、公式レシピで「深型の小さなフライパン」がポイントだと説明しています。
たれの作り方と八角・シナモンの香りのひみつ
焼いているあいだに、たれ(A)を準備します。
・ボウルにしょうゆ、砂糖、オイスターソース、紹興酒を入れてよく混ぜます。
・好みでシナモンスティックと八角を加えます。
シナモンと八角は、中華料理でよく使われるスパイスです。
八角は「スターアニス」とも呼ばれ、甘く独特の香りがチャーシューや角煮などの肉料理と相性抜群です。
シナモンはお菓子だけでなく、肉の臭みをやわらげてコクを加える役割もあります。
香りが強いので、番組と同じように「半分ずつ」の量から試すと失敗しにくいです。
スパイスを入れずに作れば、よりシンプルで食べやすい味になり、子ども用のおかずにも向きます。
仕上げと切り方のコツ・しっとり仕上げるために
肉に八分通り火が通ったら、一度しょうが・にんにくと一緒に取り出します。
フライパンに残った脂は、紙タオルできれいに拭き取ります。
・フライパンが熱いうちに、準備したたれ(A)を入れて中火にかけます。
・ひと煮立ちさせて少し煮詰めます。
・取り出しておいた肉を戻し入れ、ときどき返しながら3〜5分、たれをからめながら焼いて仕上げます。
この工程で、表面に照りが出て、たれの味がしっかりからんだフライパンチャーシューになります。
火を止めたあとは、すぐに切らずに「粗熱を取る」時間を作るのも大事なポイントです。
熱いうちに切ると、肉汁が流れ出てパサつきやすくなります。
切るときは、包丁を前後にスライドさせながら、力を入れすぎないように薄切りにしていくと、断面がきれいに仕上がります。
少し厚めに切ればメインのおかずに、薄く切ればラーメンの具にもぴったりです。
フライパンチャーシューのおいしい食べ方とアレンジ
番組でも触れられていたように、このフライパンチャーシューは「メインおかず」にも「アレンジ素材」にもなる、とても使い勝手のよい一品です。
たとえば、こんな食べ方があります。
・白いごはんにのせてチャーシュー丼
・ラーメンのトッピング
・ざく切りにしてチャーハンの具に
・細く切ってサラダのトッピングに
チャーシューは、日本ではラーメンの具のイメージが強いですが、もともとは中国料理の「叉焼」がルーツだと言われています。
甘辛いたれと香辛料で肉を漬け込み、じっくり焼き上げるという点では、このレシピも同じ流れを受け継いでいます。
家庭で作ると、好みの厚さに切れたり、脂身の多い少ないを選べたりするのも大きなメリットです。
「今日はこってり」「今日はあっさり」と、その日の気分で楽しめます。
作り置き・保存の目安と気をつけたいポイント
作りやすい量は300gですが、フライパンのサイズが許せば倍量で作ってもかまいません。
保存の目安としては、
・冷蔵庫で2〜3日程度
・しっかり冷ましてから、たれごと保存容器に入れる
という形が一般的です。
清潔な箸やトングを使う、常温に長く置かないといった基本的な食品衛生のポイントを守ることで、安心して作り置きおかずとしても楽しめます。
チャーシューのような肉料理は、冷えると脂が固まりやすいので、食べる前に薄く切ってから軽く温め直すと、食感がやわらかく戻りやすくなります。
電子レンジで温めすぎると固くなるので、短い時間で少しずつ様子を見るのがおすすめです。
まとめ:フライパンひとつで日常を支える豚肉レシピ
あさイチで紹介されたフライパンチャーシューは、
・フライパンひとつで作れる手軽さ
・東日本大震災から生まれた「応援レシピ」という背景
・メインにもアレンジ素材にもなる自由度
この3つがそろった、頼もしい家庭料理だと感じます。
特別な日にどんと出しても映えますし、普段の日のおかずとしても活躍してくれます。
豚肩ロース肉と身近な調味料があれば、いつもの台所から、少し気持ちの上がる一皿が生まれます。
「今日はがんばったな」「誰かを元気づけたいな」
そんな日に、思い出して作りたくなるレシピです。
フライパンを火にかけるところから、最後のひと切れまで。
自分や家族をそっと応援してくれる、やさしい豚肉料理として、ぜひ一度試してみてください。
NHK【あさイチ】栗原はるみ「やりたい100のこと」人生を楽しむヒント|78歳の挑戦・エレキギター・福島さんぽに込めた思い|2026年3月4日
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