離れて暮らす親や熊本旅、最新ブラトップまで盛りだくさん！
「親とどう向き合えばいいの？」「くまモンポート八代ってどんな場所？」「ノンワイヤーブラって本当に快適なの？」――そんな気になるテーマを一度に知りたい人にぴったりなのが、2025年10月2日のNHKあさイチです。暮らしや健康、地域の魅力が詰まった内容は、小さな疑問を解消しながら明日からの生活を豊かにしてくれるヒントばかりでした。この記事では、その放送内容を振り返ります。
【あさイチ】介護にかかるお金は月8万円？公的支援・特養活用・有料老人ホーム選びの重要ポイント【2025年3月5日放送】
介護未満のリアルな悩みに寄り添うジェーン・スー
ジェーン・スーさんは、自身の著書『介護未満の父に起きたこと』をきっかけに、親が完全な介護状態になる前の“介護未満”の時期にどう向き合うかを紹介しました。テーマは「離れて暮らす親との距離感」。親の生活を細かく観察し、できることと難しくなってきたことを整理することで、支援の仕組みを冷静に作り上げていく姿勢が語られました。
スーさんはまず、父の生活を「できない」「頼みたい」「危うい」という3つに分類。この方法によって、何を本人が続けられるのか、どこを外部に委ねるのかが明確になります。家族が一方的に抱え込むのではなく、ビジネスプロジェクトのように役割分担をする考え方は、視聴者にとっても実践的でわかりやすいものでした。
しかし、実際には父との衝突も少なくなかったといいます。そこでスーさんは、怒りや不満をそのままぶつけるのではなく、書き出して細分化。小さなイライラを積み重ねないように「またか…」とならない仕組みを構築しました。これは親も子も双方にストレスを軽減する工夫であり、冷静に関係を続けるための工夫でもあります。
さらに、見守りのサポートとしてスマートスピーカーやスマートリモコンといった最新のテクノロジーを活用。予定を音声で知らせたり、離れた場所からエアコンやテレビを操作したりすることで、親が自宅で安心して過ごせる環境を整えています。こうした「見守りテック」の導入は、親の自立を尊重しつつも、子世代の負担を大きく減らす有効な方法として注目を集めました。
スーさんが発した「大丈夫。親のことは100人いたら120人イライラする」という言葉は、誰もが感じる葛藤を軽やかに表現したもので、多くの人に深く響きました。介護未満という段階での取り組みは、介護離職や共倒れを防ぎ、家族の関係を保つために欠かせない視点です。
補足として、日本では高齢者の単身世帯が年々増加しており、総務省の統計によると2020年時点で65歳以上の一人暮らしは約700万人を超えています。こうした背景からも、「介護未満」の時期をどう支えるかは、多くの家庭にとって身近で避けられない課題になっています。
熊本・八代市とくまモンの魅力
番組中盤では、熊本県の人気キャラクターであるくまモンがスタジオに登場します。いつもの明るい笑顔とユーモラスな動きで会場を和ませながら、熊本の観光スポットや食文化をユニークに紹介していきます。観光名所の映像や特産品の展示とあわせて、くまモンならではの親しみやすいトークが展開され、スタジオ全体が温かい雰囲気に包まれます。
今回特に注目されるのは、熊本ならではの取り組みである「いぐさ×ヨガ」です。いぐさは畳やござに用いられる日本の伝統素材で、古くから消臭効果やリラックス作用があることが知られています。そのいぐさを敷いた空間でヨガを行うことで、香りに癒やされながら深い呼吸ができ、心身のリフレッシュにつながるという新しいライフスタイルが提案されます。
熊本は全国有数のいぐさの産地であり、いぐさを使った製品や文化は地元の誇りでもあります。ヨガという現代的な健康習慣と結びつけることで、若い世代や観光客にも新鮮に受け止められる取り組みとなっています。実際に体験した人からは「畳の香りに包まれて、心が落ち着く」「集中しやすい」といった声もあり、健康と伝統文化を同時に味わえる点が魅力です。
くまモンがこうした新しい試みを紹介することで、熊本の魅力がスタジオいっぱいに広がり、視聴者に「行ってみたい」「体験してみたい」と思わせてくれる時間になるでしょう。
熊本発のアートフラワーと透明なしょうゆ
熊本市からは、紙で作られた独創的なアートフラワーが紹介されました。指揮をとるのは宮田幸子さんが立ち上げたスーパーフラワー協会です。2016年の熊本地震で仕事を失ったことをきっかけに、暮らしを彩るものを生み出そうと活動を始め、今ではパリコレにも作品を提供するほどの実力を持つ団体へと成長しました。協会が手がける花は布ではなく紙を素材とし、繊細でありながら華やかな存在感があります。中でも人気は紙製のコチョウランで、祝い事や贈り物に選ばれることが多く、さらに和傘に施したアートフラワーは日本的な美しさを表現するアイテムとして注目されています。これらの作品は装飾品だけでなく、ピアスなどのアクセサリーにも展開されており、新しい文化を切り開いています。
透明なしょうゆの開発と広がり
一方で、透明なしょうゆも熊本から誕生しました。開発したのは熊本市にある老舗のしょうゆメーカーで、きっかけは保育園から寄せられた「服にしょうゆがつくと落ちない」という声でした。通常の製造工程を進めた後、最後にタンクの中を真空状態にして熱を加えると、液体が分離し、通常の醤油と無色透明の醤油に分けられます。こうして生まれた透明なしょうゆは、見た目には水のように澄んでいながら、味わいはしっかりと醤油そのもの。卵かけごはん、豆腐、白あえ、さらにはマグロの漬けなどにも使われ、料理の色合いを崩さずに旨みを加えることができます。特に外国人観光客からの人気が高く、食文化と観光をつなぐ新しい土産物として広がりを見せています。
熊本市が生んだアートフラワーと透明なしょうゆ。この2つは、伝統を受け継ぎながらも新しい価値を創り出す力を象徴しており、地域の文化と産業をさらに豊かにしています。
女性の快適を叶える最新ブラ＆ブラトップ
ノンワイヤーブラとブラトップをテーマにした特集では、多くの女性が共感できる内容が紹介されました。調査によると、59％の女性がノンワイヤーブラを持っており、すでに身近な存在になっていることがわかります。かつては「ラクだけれど形が崩れる」というイメージがありましたが、最新のノンワイヤーブラは技術の進化によって、快適さと美しいシルエットを同時に実現できるようになっています。
サイズ選びについては、S・M・Lといった表記のものは必ずサイズ表を確認し、自分の普段のサイズだけでなく上下1サイズも試着してみることが勧められています。これは、メーカーやデザインによって着用感が大きく変わるためで、実際に着け比べて最も安定感のあるものを選ぶことが重要です。さらに、試着時のチェックポイントとしては、肩紐の食い込みやカップの浮き、アンダー部分のずれ上がりがないかを丁寧に確認することが大切だと説明されました。特にFカップ以上の人には、胸をしっかり支える意味でワイヤー入りのブラが推奨されています。
視聴者から寄せられた質問の中で多かったのが、「ブラトップは胸が垂れる原因になるのか」という疑問です。これについて専門家は、胸の下垂はあくまで加齢によるものであり、ブラトップ自体が原因ではないと解説しました。胸を支えているといわれるクーパー靭帯も、実際には脂肪と組織の間にある膜で、ブラの種類で直接影響を受けるものではありません。むしろ大切なのは、自分に合ったアイテムを選び、シーンに合わせて使い分けること。激しい運動時にはスポーツブラを着けるなど、場面ごとの工夫が胸を守ることにつながります。
補足として、日本でブラジャーが一般的に普及し始めたのは1950年代からで、当初は「見た目を美しく見せること」が重視されていました。しかし近年は価値観が変化し、快適さを求める流れが強まっています。素材や縫製の改良も進み、今ではノンワイヤーでも十分に美しいラインを保てる製品が増えています。こうした背景から、ノンワイヤーブラやブラトップは、世代を問わず多くの女性に支持され続けているのです。
福島・小野町からの生中継「リカ活」
「いまオシ！LIVE」では福島県小野町のリカちゃん工場から中継。大人が自分好みにリカちゃんを着せ替え、撮影してSNSに投稿する「リカ活」が広がっています。名誉市民にもなったリカちゃんは、世代を超えて愛され続けています。スタジオでは秋の観光をテーマにしたコーディネートが紹介され、大人も楽しめる人形文化の魅力を伝えました。
みんな！ゴハンだよ「きのこたっぷり卵雑炊」
料理コーナーでは、秋らしい『きのこたっぷり卵雑炊』を紹介。しいたけ、まいたけ、しめじを炒め、昆布だしとご飯に卵を流し入れて仕上げます。ラー油やごま油を垂らすことで風味がアップ。試食したLiLiCoさんは「きのこの焼き加減が最高」と感想を述べていました。体も温まる一品として、これからの季節にぴったりです。
【あさイチ】秋に食べたい！消化にやさしい『きのこたっぷり卵雑炊』と家庭での工夫｜2025年10月2日
まとめ
この記事のポイントは以下の3つです。
・離れて暮らす親との関係は「システム化」で冷静に支える
・熊本・八代市からはくまモンといぐさ文化、透明なしょうゆが世界へ発信
・ノンワイヤーブラやリカちゃん文化、秋の雑炊まで生活を豊かにするヒントが満載
あさイチの魅力は、日常のちょっとした不安や疑問に寄り添い、実際に試したくなる解決策を示してくれるところです。今回の内容を生活に取り入れて、明日からの毎日をもっと快適に過ごしてみてください。
ソース：
NHK あさイチ 公式サイト
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