ドレッシングで夏ごはんが変わる!タサン志麻さん流の自由な楽しみ方とは?
暑い季節、食欲が落ちがち…そんな時こそ「ドレッシング」の出番です。サラダだけじゃなく、チキンや焼き野菜、冷たい麺にもかけるだけで、簡単にごちそう感がアップ。2025年8月6日放送の「きょうの料理 タサン志麻の小さな台所」では、フランス料理の知恵を取り入れた“自由なドレッシング活用術”が紹介されました。この記事では、志麻さんおすすめのソースヴィネグレットの作り方や、それを活かした「さっぱりチキンソテー」のレシピまで、まるごとご紹介します。
ドレッシングは「酸味・油・塩味」で自由に作れる
タサン志麻さんが教えてくれたのは、フランスの定番「ソースヴィネグレット」。シンプルな3つの要素で、野菜にも肉にも魚にも使える万能ソースになります。市販のドレッシングと違い、フレッシュで自分好みの味加減にできるのが魅力です。冷蔵庫に余りがちな酢や油を活用できるのも嬉しいポイント。
基本のソースヴィネグレット|材料と作り方
材料(2人分)
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りんご酢…大さじ2
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塩…2つまみ
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こしょう…適量
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フレンチマスタード…大さじ4(※省略可)
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好みの植物油…大さじ6(オリーブ油・サラダ油半々が基本)
作り方
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ボウルにりんご酢と塩を入れ、泡立て器でよく混ぜて塩を溶かす
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こしょうを加えさらに混ぜる
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マスタードを加えてしっかり混ぜる
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少しずつ油を加えながら、泡立て器で細かく動かし乳化させる
このソースは、サラダだけでなく、鶏肉のソテーや焼き野菜、冷しゃぶやパスタなど、さまざまな料理に応用できます。
夏野菜と楽しむ「さっぱりチキンソテー」レシピ
材料(2人分)
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鶏むね肉…大1枚(400g)
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塩…小さじ1
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こしょう…適量
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なす…2本(160g)
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ズッキーニ…1本(200g)
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パプリカ(赤・黄)…各1/2個(計200g)
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好みのハーブ…適量(例:ローズマリー)
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ソースヴィネグレット…適量
作り方
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鶏むね肉は水けをふき、塩・こしょうを全体にふる
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皮を広げて、フライパンに皮面を下にして入れ、強めの弱火で20分焼く
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火が通ったら裏返し、弱めの中火でさらに5〜10分焼く
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焼きあがったら取り出してアルミ箔をかぶせ、10分休ませる
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野菜はそれぞれ食べやすく切り、250℃のオーブンで20分焼く
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器に焼き野菜とスライスした鶏肉を盛りつけ、ハーブを添え、ソースをかけて完成
この一皿で、夏野菜のうまみと鶏肉のジューシーさ、ソースのさっぱり感が絶妙にマッチします。冷やしてもおいしいので、お弁当や作り置きにもぴったり。
市販と差が出る!定番2種のドレッシングも紹介
志麻さんは、家庭でもよく使われる「ごまドレッシング」「青じそドレッシング」の手作りレシピも提案してくれました。どちらも素材の香りや風味が立って、驚くほどフレッシュな味わいに仕上がるそうです。
このような手作りドレッシングは、保存料などを使わないぶん日持ちは短めですが、冷蔵庫で2〜3日以内に使い切れば問題なし。シンプルな材料でつくるからこそ、安心して食べられます。
志麻さんのひと工夫で、いつもの料理が特別に
ドレッシングを手づくりすると、料理全体の風味が変わります。冷しゃぶや素麺にかければ立派なメインに。「調味料をかけるだけ」から「食材を引き立てるソース」へ。そんな発想の転換が、食卓を豊かにしてくれます。
まとめ|ドレッシングを自由に楽しもう
ドレッシングは「買うもの」ではなく「作るもの」として楽しめば、料理の幅が広がります。特別な材料はいらず、家にある酢や油で十分。味の変化や食材との相性を自分で調整できる楽しさは、手づくりならではの魅力です。
志麻さんのレシピをきっかけに、あなたも今日から“ドレッシングを自由に”試してみてはいかがでしょうか?
ソース:https://www.nhk.jp/p/kyounoryouri/ts/XR5ZNJLM2Q/episode/te/J2YQ1RQ1W6/(NHK公式)
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