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NHK【あさイチ】猛暑の大阪・関西万博最新レポ&鹿児島枕崎「ぶえん鰹」船人めし体験(2025年8月28日)

あさイチ

あさイチ「猛暑の万博&薩摩半島グルメ旅」

2025年8月28日放送のNHK「あさイチ」では、大阪・関西万博の現状レポートと、ニッチェ江上敬子さんによる鹿児島・薩摩半島グルメ旅が紹介されました。この記事では、視聴者が気になる「万博は今からでも楽しめるのか?」「鹿児島で体験できる絶品グルメや文化は何か?」といった疑問に答えつつ、番組内容をすべて振り返ります。万博の最新情報や、鹿児島の食と文化の魅力をまとめているので、旅行や話題づくりの参考にしてください。

大阪・関西万博の現状

番組冒頭では、まず大きな話題となっている大阪・関西万博が取り上げられました。閉幕まで残り1か月半となり、これまでの来場者数は8月23日時点で1500万人以上に達していると紹介されました。会場では世界各国の料理が楽しめ、例えばペルーの「キヌアのピラフ」や、マルタの伝統的なパン「フティーラ」、さらにはユニークなスイーツとして話題を集めている「ドリアンアイスクリームパン」など、普段なかなか味わえないメニューを堪能する来場者の姿が映し出されました。食を通して世界の文化を体感できる点が、多くの人を惹きつけている様子でした。

また、人気のイタリア館では長蛇の列ができ、なんと6時間半も並んだという人がいたとの驚きのエピソードも紹介されました。このエピソードを聞いた大吉さんは、「今からでも行って間に合うのかという気持ちになる」と率直な感想を漏らし、万博の盛り上がりぶりを実感しているようでした。世界158の国と地域が参加している今回の万博は、多彩な展示やイベントで熱気にあふれており、会場内ではキャラクターミャクミャクのグッズを身につけた来場者の姿も多く見られました。

この大阪・関西万博は、まだまだ数多くの企画が予定されており、会期は10月13日まで続きます。残された期間も、さらに多くの人々が足を運び、世界の文化や食を体感できる場として大きな注目を集めそうです。

ニッチェ江上の鹿児島グルメ旅

続いて番組に登場したのは、江上敬子さんによる鹿児島・枕崎市での取材です。枕崎市は全国的にも有名なかつおの町として知られており、その文化や食が町全体に深く根付いています。毎年夏に開かれる祭りでは、なんと2000人前ものかつおのたたきがふるまわれるというスケールの大きなイベントが行われ、地元の人々や観光客を魅了しています。江上さんは、その枕崎ならではのご当地グルメ「船人めし」を体験しました。ここで使われる「ぶえん鰹」は、漢字で「無塩」と書く通り、塩漬けをせずに新鮮なまま提供される特別な鰹です。ご飯の上に新鮮な切り身をのせ、さらに鰹節を取り放題で好きなだけふりかけられるスタイルで、最後は熱々のだしをかけてだし茶漬けにして締めるという、豪華で満足感のある一品でした。

取材ではさらに、マイナス50℃の冷凍庫で鰹を保管する施設も紹介され、鮮度を保つための徹底した工夫に江上さんも驚きを隠せない様子でした。そして、枕崎市に受け継がれる独自の風習も取り上げられました。たとえば、新任の先生を地域で歓迎する際には、かつお料理でもてなす伝統があります。その中でも「背皮かぶい」という特別なものを使ったお祝いの儀式や、かつおの頭を味噌で煮込んだ「ビンタ料理」がふるまわれるなど、まさに地域の暮らしとかつおが強く結びついていることが伝わりました。

この取材を通じて、枕崎市が単なる漁港の町ではなく、かつおを中心に文化や人々の絆を育んできた町であることが、改めて実感できる内容となっていました。

鰹節の奥深い世界

枕崎市は全国的に知られる鰹節の一大産地であり、その生産量は日本一を誇ります。ここで作られる鰹節は、国内だけでなく世界中の料理人から注目されており、和食に欠かせない顆粒だしや本格的なだし取りに利用されるのはもちろんのこと、海外でも高い評価を受けています。特にフランスでは現地に生産工場が設けられており、和食だけでなくフレンチのソースやスープなど、幅広い料理に取り入れられていることが紹介されました。

取材では、鰹節職人の戸床恵美子さんが、家庭ですぐに実践できる簡単味噌汁の作り方を披露。鍋に水と鰹節を入れ、スライサーで削った野菜をそのまま投入。さらに豆腐を粗く崩し、味噌マドラーを使って味噌を溶き入れるだけで、わずか3分で栄養たっぷりの味噌汁が完成するという手軽さに驚きが広がりました。

また、鰹節の楽しみ方は味噌汁だけにとどまりません。卵に下味をつけた段階で鰹節を加えることでだしの旨みがしっかり広がる卵焼きや、炒めご飯に加えると香ばしさが引き立つチャーハン、さらには衣に鰹節を混ぜて揚げることでコクとうまみがアップするエビフライなど、日常の料理に手軽に取り入れられるアレンジレシピが次々と紹介されました。

このように、枕崎の鰹節は和食の基本を支えるだけでなく、工夫次第でどんな料理も一段と豊かに変えてくれる万能食材であることが伝えられました。

鹿児島の空き家再生プロジェクト

南九州市頴娃町では、ユニークな取り組みとして「コミュニティ大工」が行われています。これは空き家問題の解決を目指す活動で、DIYが好きなボランティアたちが中心となって作業を進めています。これまでに手がけた空き家はなんと50軒以上。古民家が新たな住まいや拠点として生まれ変わる様子は、地域に活気をもたらしていました。

特徴的なのは、費用の安さです。全面的な改修を行っても300万円以内に収まることが多く、床の張り替えや壁の設置といった部分的なリフォームならさらに低コストで実現できます。一般的な工務店に比べて大幅に割安で、依頼主自身も作業に参加するのが条件となっているため、作業を通じて人と人とのつながりが深まるのも魅力です。

依頼する人の中には女性も多いそうで、地域に新しい風を吹き込んでいるのが印象的でした。単なる空き家の改修にとどまらず、人が集まり、知恵や技術を共有しながら進めるこの仕組みは、地域再生の新しいモデルケースとして全国からも注目を集めています。

山あいのリノベカフェ

鹿児島・枕崎市の山あいにある集落では、地域の新しい魅力を発信する場として、旧郵便局をリノベーションしたレトロ雑貨カフェが紹介されました。外観には当時の看板や雰囲気がそのまま残され、どこか懐かしさを感じさせる佇まいです。

店内には、宮沢賢治の「注文の多い料理店」から着想を得たユニークな商品が並び、訪れる人を物語の世界へ誘うような演出が施されています。雑貨だけでなく、カフェでは地元の特産品を活かしたオリジナルメニューも提供され、地域の味を楽しみながら過ごせる空間になっていました。

さらに、このカフェには1日1組限定の宿泊スペースも用意されており、観光客が滞在しながら地域の魅力をじっくり体験できる工夫がされています。古い建物を残しつつ新しい価値を生み出す取り組みは、単なる飲食店にとどまらず、地域活性化の新しい形を示すものとして注目されています。

子どものいじめ対策特集

夏休み明けは特に子どもの心が不安定になりやすく、いじめが深刻化しやすい時期だと指摘されています。番組には声優の代永翼さんが出演し、自身の学生時代の体験を振り返りました。代永さんは「夏休みが終わる頃になると、またつらい日常に戻らなければならないと思って、学校に行きたくない気持ちが強くなった」と語り、当時の苦しい思いを率直に明かしました。

専門家として登場したのは、NPO法人代表の阿部泰尚さんです。阿部さんは、まず「いじめ防止基本方針」を確認することの大切さを解説しました。これは各学校に必ず設けられているマニュアルのようなもので、学校のホームページに掲載されている場合も多く、相談や対応をお願いする際の重要な指針になります。

実際に相談する際には、教員全体への情報共有事実調査の依頼を行うことが基本とされます。特に、暴力や金銭に関わる被害がある場合には、ためらわずに警察への通報が必要だとも強調されました。また、いじめの証拠を残す手段としては、SNSの記録やメッセージの保存が有効であると紹介されました。

もし学校が適切に対応してくれない場合には、教育委員会の相談窓口人権擁護委員、さらには地域の弁護士会に相談することも選択肢として挙げられました。家庭で子どもに寄り添いながら、外部の専門的な支援先を活用することが、いじめ問題を解決に近づける大切な一歩であると伝えられました。

いまオシ!LIVE オーダーメイドだし

東京・港区にある話題のだし専門店では、ユニークな体験型サービスとして「オーダーメイドだし」が紹介されました。店内には、かつお節をはじめ、煮干し、昆布、野菜、干し椎茸など、なんと36種類もの厳選素材がずらりと並んでいます。訪れた人は自分の好みに合わせて材料を選び、専門スタッフのアドバイスを受けながらオリジナルのだしパックを作ることができます。

だしの美味しさを決めるのは、イノシン酸・グルタミン酸・グアニル酸といった旨み成分の組み合わせです。たとえば、かつお節を中心に昆布や椎茸を組み合わせることで、それぞれの旨みが相乗効果を生み、より深い味わいに仕上がります。和食だけでなく、スープや洋風料理にも活かせるのが魅力で、日常の食卓をワンランクアップさせる工夫が楽しめます。

自分の舌に合わせた配合を見つけられるこの体験は、料理好きにはもちろん、健康や食文化に関心のある人にも人気を集めており、まさに“だしの新しい楽しみ方”を提案するお店として注目されています。

みんな!ゴハンだよ 冷やし水ギョーザ

料理コーナーでは、コン・チュリョンさんが「冷やし水ギョーザ」を披露しました。豆腐であんを作り、鶏ひき肉やキムチ、干ししいたけ、ねぎを混ぜ込んだ具を包んで茹で、氷水で冷やすレシピです。江上さんも「皮がつるんつるん」と絶賛。夏にぴったりのさっぱりした一皿でした。

【あさイチ】冷やし水ギョーザレシピ!韓国ピョンス&チョカンジャンで夏バテ解消(2025年8月28日)

エンディング

最後には視聴者からのお便りが紹介され、いじめ特集に関する意見や、鰹節保存方法についての質問に回答。保存は短期なら冷蔵、長期なら冷凍が推奨されました。翌日のゲストは高橋文哉さんと発表され、番組は締めくくられました。


この記事では万博の熱気、薩摩半島の豊かな食文化、地域再生の取り組み、そして家庭で役立つ実用情報が紹介されました。次回の放送も楽しみですね。

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