NHK【あさイチ】渡辺麻紀の秋レシピ！カルボナーラ炊き込みご飯＆ほうれん草トマトスープ｜2025年10月23日

秋の贅沢をおうちで味わう！カルボナーラ炊き込みご飯とほうれん草とトマトのスープの極上レシピ

炊飯器で炊くだけで、まるで洋食レストランのような香りとコクが広がる――そんな夢のようなメニューが2025年10月23日放送のNHK『あさイチ』みんな！ゴハンだよで紹介されました。料理研究家渡辺麻紀さんが提案する『カルボナーラ炊き込みご飯』と『ほうれん草とトマトのスープ』は、秋の食卓にぴったりの組み合わせ。ほくほくの栗、ジューシーな鶏肉、クリーミーな卵ソースの贅沢な味わいに、トマトの酸味とほうれん草の香りが重なる一皿です。
この記事では、材料・作り方の詳細はもちろん、失敗しないポイントやアレンジ方法までしっかりお届けします。

炊飯器ひとつで完成！カルボナーラ炊き込みご飯

『カルボナーラ炊き込みご飯』は、炊飯器に材料を入れてスイッチを押すだけで、濃厚でとろけるような洋風ご飯が完成する人気メニューです。栗の自然な甘みと、鶏もも肉のうま味、生クリームのまろやかさが重なり合う至福の一品。炊き上がりの香りだけで食欲をそそります。

材料（4～5人分）

作り方

1. 米を洗って水けをきり、炊飯器の内釜に入れる。

2. 白ワインと顆粒チキンスープのもとを加え、2合の目盛りまで水を注いで軽く混ぜる。

3. むき栗、鶏もも肉、たまねぎ、生しいたけを順にのせ、塩とローリエを加える。

4. 炊飯器の「早炊きモード」で炊く。

5. 炊き上がる10分前に、ボウルで卵、塩（A用）、黒こしょう（A用）、生クリーム、チーズを混ぜて卵液を作る。冷蔵庫には入れず常温でおく。

6. 炊き上がったら、熱いうちに卵液を回し入れて全体をふんわりと混ぜ合わせる。

7. 器に盛り、黒こしょうをふって完成。

炊きたてのご飯に卵液を混ぜると、余熱で半熟状になり、チーズのとろみと卵のなめらかさが一体化。栗の甘みと生クリームのコクが口いっぱいに広がり、まさに“ご飯で食べるカルボナーラ”の贅沢な味わいです。

栄養も彩りも抜群！ほうれん草とトマトのスープ

濃厚な炊き込みご飯に合わせたいのが、あっさりとしていて野菜のうま味が詰まった『ほうれん草とトマトのスープ』です。トマトの酸味とほうれん草の香りが絶妙で、バターやオイルを使わずにすっきりと仕上がります。

材料（4～5人分）

作り方

1. 鍋にミニトマト、水、顆粒チキンスープのもとを入れ、ふたをして弱めの中火で加熱する。

2. 沸騰したら、ほうれんそうを加えてさっと煮る。

3. 味を見ながら塩と黒こしょうで整える。

4. 器に盛りつけて完成。

トマトの酸味が食欲をそそり、チキンスープのまろやかさとバランスよく調和。カルボナーラ炊き込みご飯との組み合わせで、ひと皿ごとに味のコントラストを楽しめます。お好みでオリーブオイルをひとたらしすれば、香りも風味も一段とアップします。

美味しく作るためのプロのコツ

・炊き込みご飯の水加減は、チキンスープのもとや白ワインを加える分を考慮して、少し控えめに。べたつきを防げます。
・卵液を加えるタイミングは炊き上がってすぐ。余熱でとろりと仕上がります。
・スープは煮すぎないことが大切。トマトの形が少し残るくらいが美味しい目安です。
・忙しい朝や夜でも、どちらも15〜30分で完成。冷蔵庫にある野菜で代用も可能です。

アレンジアイデアいろいろ

・ベーコンを加えてよりカルボナーラ感を強調
・きのこをしめじやマッシュルームに変えて香りアップ
・スープにショートパスタを入れれば、ミネストローネ風にも
・余った炊き込みご飯に粉チーズをかけて焼けば、ドリア風アレンジもおすすめ

渡辺麻紀さんのレシピが人気の理由

料理研究家渡辺麻紀さんは、フレンチやイタリアンの技法を家庭料理に落とし込むことを得意としています。手間をかけずに「本格的な味」を実現する工夫が随所にあり、今回の炊き込みご飯もまさにその代表作。あさイチ「みんな！ゴハンだよ」では、旬の食材を使いながらも日常的に作りやすい工夫が人気を集めています。

まとめ：秋のごちそうは炊飯器から生まれる

この記事のポイントは以下の3つです。
・炊飯器ひとつで作れる『カルボナーラ炊き込みご飯』は、濃厚で満足感のある洋風メニュー
・『ほうれん草とトマトのスープ』を添えれば、彩りと栄養バランスが抜群
・どちらも短時間で作れるのに、家庭の食卓が一気に華やかになる

秋の味覚・栗を使ったこのレシピで、心も体もほっこり温まるひとときを。
旬の素材と炊飯器の魔法で、忙しい毎日をちょっと豊かにしてみませんか？

ソース：
NHK『あさイチ』みんな！ゴハンだよ（2025年10月23日放送）

翌日のリメイクアイデア（ドリア＆リゾット風）

しげゆき

ここからは、私からの提案です。炊き込みご飯が少し余ったときは、翌日にドリアやリゾット風にアレンジすると、まったく新しい一皿に生まれ変わります。冷めてもおいしいカルボナーラ炊き込みご飯は、卵とチーズのコクがあるため、リメイク料理に最適です。

ドリアにする場合は、耐熱皿にご飯を軽く盛り、上から牛乳大さじ2〜3とピザ用チーズをのせます。オーブントースターまたは200℃のオーブンで5〜6分ほど焼くと、チーズがとろけて香ばしい焦げ目がつき、濃厚な味わいになります。仕上げに黒こしょうやパセリを散らすと見た目も華やかです。お好みでベーコンやブロッコリーを加えると栄養バランスもアップします。

リゾット風にする場合は、鍋に炊き込みご飯を入れ、牛乳または生クリームを加えて弱火で軽く煮ます。焦げつかないように混ぜながら加熱し、好みのとろみが出たら粉チーズを加えて完成です。少しの水分でしっとりとした口当たりになり、炊き込みご飯とはまた違った上品な味が楽しめます。

どちらのアレンジも、冷めたご飯が温かく蘇り、香りとコクがさらに深まります。特に翌日のランチや夜食にぴったりで、炊飯器レシピとは思えない洋食レベルの満足感を味わえます。