記事内には、広告が含まれています。

NHK【平野レミの教えて!あのとき、何食べた?】ペルーのドーナツ『ピカロネス』・シルクロード麺『ラグマン』・パレスチナ炊き込みご飯『マクルーベ』・平野家伝統『牛トマ』まで!世界の家庭料理がつなぐ笑顔の食卓|2025年11月3日

レシピ
ChatGPT:

世界の家庭料理をキッチンで旅しよう!平野レミが出会った“おいしい物語”

知らない国の家庭料理を自分の台所で再現できたら、なんだかワクワクしませんか?今回のNHK総合『平野レミの教えて!あのとき、何食べた?』(11月3日放送)は、そんな夢を叶えるような1時間でした。料理愛好家の平野レミさんが、東海地方で暮らす外国人の家庭を訪ね、そこで受け継がれてきた「母の味」に挑戦。笑いあり涙ありの“食の国際交流”に、見ている側まで幸せな気持ちになります。「おいしいに国境はない!」というレミさんの言葉が、これほど心に響く番組も珍しいでしょう。ここでは放送で紹介された4つの料理『ピカロネス』『ラグマン』『マクルーベ』『牛トマ』のレシピと魅力を、家庭で再現しやすい形で詳しく紹介します。

【あさイチ】平野レミ登場!ブロッコリーの新感覚レシピ&茎の活用法!美容・健康効果を逃さない最新研究も紹介|2025年2月10日

ペルーのやさしい甘さ『ピカロネス』〜カボチャ香るふんわりドーナツ〜

ペルーの家庭で愛されるドーナツ『ピカロネス』。現地では屋台でも定番のおやつで、もちもちした食感とスパイスの香りが魅力です。平野レミさんは、カボチャとサツマイモの自然な甘みを生かしながら、日本の台所でも作りやすいアレンジを紹介してくれました。

【材料(約20コ分)】

種類 材料名 分量
生地 カボチャ 1/2コ
サツマイモ(小) 4コ
小麦粉 400g
シナモンスティック 1本
スターアニス 2コ
アニスシード 小さじ1
ドライイースト 3g
カボチャとサツマイモのゆで汁 200ml(カップ1)
カラメルソース 黒糖 300g
クローブ 小さじ1
250ml
シナモンスティック 1本
オレンジの皮 3〜4cm
イチジクの葉(あれば) 1枚

【作り方】

  1. カボチャとサツマイモの皮をむき、一口大に切る。

  2. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、シナモンスティック・スターアニスとともに柔らかくなるまでゆでる。

  3. ゆで汁を200mlほど取り分け、底の沈殿部分を使うと甘みと風味が強くなる。

  4. カボチャとサツマイモを潰し、ペースト状にする。

  5. ドライイーストと炒ったアニスシードを加え、よく混ぜる。

  6. 小麦粉と煮汁を少しずつ加えながら、粘りが出るまでこねる。

  7. ラップをして1時間発酵させ、さらに3時間寝かせる。

  8. 手を塩水でぬらし、ピンポン玉ほどの生地を取り、指で穴を開けてドーナツ形にする。

  9. 170℃の油でこんがり揚げる。

  10. 仕上げに黒糖カラメルソースをたっぷりかけて完成。

【カラメルソース】

  1. 水・シナモンスティック・クローブ・オレンジの皮を煮立たせる。

  2. 黒糖とイチジクの葉を入れ、とろみがつくまで煮詰める。

レミさんは「この香り!ペルーの空気が漂うわね〜」と笑顔。黒糖とスパイスの甘い香りが台所いっぱいに広がり、南米の屋台のような賑やかさを感じる一品です。

シルクロードの味『ラグマン』〜手打ち麺に込められた情熱〜

続いては、中央アジアの代表的な麺料理『ラグマン』。中国の拉麺と似た作り方ながら、香辛料の使い方に個性があります。平野レミさんも「シルクロードの料理って、まるで旅の途中で出会う味ね」と語っていました。

【材料(4〜5人分)】

種類 材料名 分量
中力粉 500g
250ml
粗塩 3g
サラダ油 適量
羊肉(肩ロース) 200g
ナス 4コ
トマト 2コ
ピーマン 2コ
パプリカ 1/2コ
長ネギ(白い部分) 1本
調味料 花椒粉末 小さじ1
適量

【作り方】

  1. 小麦粉・水半量・塩を混ぜて生地をまとめ、こねて寝かせる(5分→10分→30分と3回繰り返す)。

  2. 生地を30cmほどの棒状にし、油を塗ってさらに休ませる。

  3. 生地を細くのばして両手で引き、弾力のある長い麺にする。

  4. 沸騰したお湯で2〜5分ゆで、水でしめる。

  5. 羊肉に塩・油・花椒・片栗粉をもみ込み下味をつける。

  6. ナス・トマト・ピーマンを切り、ナスを炒めて取り出す。

  7. 油を替えて羊肉を炒め、野菜を加えて塩と花椒で調味。

  8. ゆでた麺に具をたっぷりのせて完成。

もちもちの手打ち麺に、香ばしいナスと花椒の香りが絡む贅沢な一皿。レミさんも「これはエネルギーの料理ね!」と感嘆。異国の香りが漂う、食べ応え満点の家庭麺です。

パレスチナの『マクルーベ』〜鍋ごとひっくり返す絶景ごはん〜

「これを家で作ったら拍手が起きるわよ!」とレミさんが笑ったのが、パレスチナの炊き込みご飯『マクルーベ』。具とご飯を層にして炊き、ひっくり返して盛り付けるダイナミックな一品です。

【材料(4〜5人分)】

種類 材料名 分量
野菜 ジャガイモ 2コ
ナス 2コ
カリフラワー 1コ
トマト 2コ
スープ 鶏もも肉 2枚
玉ネギ 1コ
大さじ1.5
クローブパウダー 小さじ1/2
カルダモンパウダー 小さじ1/2
ローリエ 2〜3枚
カップ4
大さじ1
クミンパウダー 大さじ1
ターメリック 大さじ1
シナモン 小さじ1
カルダモン・クローブ・コリアンダー・ナツメグ 各小さじ1/2

【作り方】

  1. 玉ねぎと鶏肉をオリーブオイルで炒め、スパイスと水を加えてスープをとる(カップ5分)。

  2. ナス・カリフラワー・じゃがいもを1cm厚に切り、焼き目をつける。

  3. 鍋底にトマトを敷き、側面にナスを立てて並べる。

  4. 鶏肉・野菜・スパイス入り米を交互に重ねる。

  5. スープを全体に注ぎ、小皿を伏せて形が崩れないようにする。

  6. 中火で20〜30分炊き、火を止めて10分蒸らす。

  7. 鍋ごとお皿にひっくり返せば完成。

黄金色の層が現れた瞬間、スタジオからも歓声。スパイスの香りと野菜の甘みが混ざり合い、まるで異国の食卓に招かれたような気分になります。

平野家伝統の味『牛トマ』〜100年受け継がれる愛情レシピ〜

最後に登場したのは、平野家で代々伝わる『牛トマ』。シンプルなのに深い味わいがあり、「おばあちゃんの味」を感じる温かい料理です。

【材料(3〜4人分)】

材料名 分量
牛肩ロース薄切り 200g
完熟トマト 500g(2〜3コ)
オリーブオイル 適量
ハーブ塩 小さじ1強
バジルの葉 10枚
黒こしょう 少々
サワークリーム 適量

【作り方】

  1. トマトのヘタを取り、湯むきして皮を除く。

  2. 鍋に湯を沸かし、水を少し加えて牛肉をしゃぶしゃぶし、取り出す。

  3. 鍋の湯を捨て、オリーブオイルを熱してトマトを手で崩しながら炒める。

  4. 牛肉を戻し、ハーブ塩とちぎったバジルを加えて軽く煮る。

  5. 器に盛り、サワークリームと黒こしょうを添える。

トマトの酸味と牛肉のうま味が溶け合い、どこか懐かしい家庭の味。レミさんは「これを食べると家族の顔が浮かぶの」と語り、笑顔を見せました。

食でつながる世界の物語

今回の放送は、料理が文化を超えて人と人をつなぐことを改めて感じさせてくれるものでした。平野レミさんの言葉どおり、「おいしい」は世界共通語。ペルーの甘い香り、中央アジアのスパイス、パレスチナの家庭の温もり、そして日本の家族の味。それぞれが違うようで、根っこには“人を思う気持ち”が共通しているのです。

まとめ

この記事のポイントは次の3つです。
・『ピカロネス』『ラグマン』『マクルーベ』『牛トマ』の4つの世界の味を家庭で再現できる。
・スパイス・発酵・炊き込みなど、各国の食文化を楽しみながら学べる。
・料理が国境を越えて人をつなぐ温かい力を感じられる内容。

キッチンに立つたびに、少しだけ世界を旅している気分にしてくれるこの番組。ぜひあなたも、今日の晩ごはんで“世界のひと皿”を試してみてください。


気になるNHKをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました