一緒につくる楽しさが広がる和田明日香さんのコロッケと“キラキラ”サラダ
和田明日香さんがつくる料理は、どれも気取らず、家族や友人と台所に立つ時間そのものが楽しくなる魅力があります。2025年11月19日放送のきょうの料理では、そんな“みんなで一緒につくる”楽しさがぎゅっと詰まった『一緒につくるコロッケ』と、旬の柿を使った『柿と春菊のキラキラサラダ』が紹介されました。この記事では、味わいのポイントや家庭で再現しやすい工夫、そして料理が生み出す温かい空気感までまとめています。
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一緒につくるコロッケ|しっかり味のひき肉×ほくほくじゃがいもが最高
和田明日香さんのコロッケは、まずじゃがいもをやわらかくゆでてつぶし、そこに炒めたひき肉と炒め玉ねぎを合わせる“素直なおいしさ”が基本です。炒め玉ねぎは市販のペースト状のものを使うので甘みと旨みがしっかり入り、家庭でも簡単に深みのある味をつくれます。
材料(8コ分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| じゃがいも | 500g |
| 豚ひき肉 | 200g |
| 炒めたまねぎ(市販) | 90g |
| カレー粉 | 小さじ1 |
| 溶き卵 | 1コ分 |
| パン粉 | 適量 |
| 白菜のコールスロー | 適宜 |
| 中濃ソース | 適宜 |
| 塩・米油・小麦粉・揚げ油 | 適量 |
| A しょうゆ・みりん | 各大さじ1 |
| A こしょう | 適量(たっぷり) |
作り方
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じゃがいもを一口大に切り、塩小さじ1/2を入れた水でやわらかくゆでる。途中で水が減ったら少しずつ足して火を保つ。
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ゆでている間に、ざるにパン粉を入れ、手や麺棒で細かく砕いておく。衣のつきが良くなり、揚げ色もきれいになる。
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フライパンに米油小さじ1を中火で熱し、ひき肉を炒める。色が変わったら炒めたまねぎとAを加えて強火にし、汁けをしっかりとばす。
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ゆであがったじゃがいもは湯を軽くきり、鍋の中でつぶす。完全に湯をきらないことで、しっとりとなめらかな食感になる。
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肉だねを混ぜ合わせ、半量を取り分け、片方にカレー粉を混ぜる。粗熱を取る。
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食べやすい大きさに成形し、小麦粉→溶き卵→パン粉の順につける。
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170〜180℃の揚げ油でこんがり色づくまで揚げる。油から上げたら網に置いて余分な油を落とす。
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白菜のコールスローと中濃ソースを添えて完成。
成形のときに優しく押しつけるようにすると割れにくく、揚げるときは触りすぎないのがポイントです。
柿と春菊のキラキラサラダ|旬の甘さと香りをそのまま楽しむ
“キラキラサラダ”は、明日香さんの人気レシピのひとつで、調味料を手で順番になじませることで『つや』が出て、まるで光っているような見た目になります。今回のサラダは旬の柿が主役。春菊のやさしい苦みと香りが甘い柿と見事に合い、シンプルながら食べ飽きない味です。
春菊は葉と茎を分けて切ることで、それぞれの食感がいきる仕上がりに。氷水にさらす工程は、葉のシャキシャキ感をぐっと引き立てます。
酢とオリーブ油のバランスが絶妙で、食卓の口直しにもぴったりの爽やかな一皿です。仕上げの白ごまと粉チーズが香りとコクを加えて、よりリッチな味わいになります。
材料(2〜3人分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 柿 | 1コ |
| 春菊 | 100g |
| 好みの酢(白ワインビネガー・米酢など) | 小さじ2 |
| 白ごま | 小さじ2 |
| 粉チーズ | 適量 |
| 塩 | 2つまみ |
| オリーブ油 | 大さじ1+1/2 |
作り方
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柿は皮をむき、四つ割りにしてから5mm厚さに切る。甘みが均一になり、食べやすい。
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春菊は葉と茎を分け、葉はザク切り、茎は斜め薄切りにする。食感に変化が出る。
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両方を氷水にさらしてシャキッとさせ、水けをよく切る。
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ボウルに柿を入れ、塩をふってやさしく混ぜてなじませる。
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酢を加えてさらに混ぜる。味がまるみ、柿の甘みが引き立つ。
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オリーブ油を回しかけ、全体をふんわりとあえる。
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器に盛り、白ごまと粉チーズをふって仕上げる。
こうしてつくると、柿のオレンジ、春菊の緑、白ごまの白が美しく、まさに“キラキラ”という名にふさわしい彩りになります。
まとめ
今回のきょうの料理は、料理そのものだけでなく、“一緒につくる時間”の尊さを感じられる回でした。和田明日香さんとずん飯尾和樹さんの自然な掛け合いが、台所がもっと明るくなるような空気を作っていました。
『一緒につくるコロッケ』は、家族で集まって楽しめる温かい料理。揚げたての香りやサクサクの音、丸める工程のワイワイ感も含めて、すべてがごちそうです。
『柿と春菊のキラキラサラダ』は、旬を感じられる爽やかな一皿で、メイン料理の横にも、少し特別な日の前菜にもぴったり。
どちらも今日の食卓を明るくしてくれるレシピです。ぜひつくってみてください。
コロッケにぴったりな付け合わせランキング
第1位:キャベツの千切りまたは甘酢キャベツ
コロッケの付け合わせとして一番人気があるのがキャベツの千切りです。揚げ物の油っぽさを自然に受けとめてくれて、口の中をさっぱり整えてくれます。食卓に一緒に並べるだけで、コロッケの良さがより伝わる組み合わせになります。さらに、軽く甘酢を加えてあえると、キャベツのしゃきしゃきした食感が残りながら、ほんのりした酸味がコロッケの風味を引き立ててくれます。レシピサイトでも油を使わない野菜の副菜がよく紹介されていて、macaroniやデリッシュキッチン、楽天レシピでもおすすめとして取り上げられています。家庭では、千切りにしたキャベツに軽く塩をふって水分を出し、しんなりしたところを盛りつけるだけで十分効果があり、食べやすいバランスになります。
第2位:れんこん・根菜のシャキシャキサラダ
れんこんや根菜を使ったサラダは、コロッケのほくほくした食感とよい対比になり、飽きずに食べ進められる組み合わせです。たとえばネスレ日本が紹介している「れんこんとツナのサラダ」は、酢のさっぱり感とツナのコクが加わり、揚げ物と一緒に食べても重さを感じにくい仕上がりになります。薄切りや半月切りのれんこんを下ゆでして、酢とツナであえるだけという手軽さも魅力です。コロッケを揚げている間にすぐ用意できるので、時間がないときでも作りやすく、食卓の彩りもぐっと良くなります。
第3位:緑野菜の和え物やナムル
緑の葉野菜は、コロッケの主材料であるじゃがいもやひき肉では不足しがちなビタミンやミネラルを自然に補ってくれます。栄養バランスの観点からも、楽天レシピでは野菜や海藻、きのこ類と組み合わせる副菜が推奨されています。ほうれん草のごま和えや、小松菜ともやしを組み合わせたナムル風の和え物は、手軽に作れて味もなじみやすいので、コロッケに合わせる副菜としてよく選ばれています。緑色が加わると見た目も明るくなり、揚げ物の一皿がよりバランスよく仕上がります。
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