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Eテレ【おとなりさんはなやんでる。】海外では規制も!どうする?子どものSNS|偏った動画と顔出し配信の危険、日本の本音 2025年12月25日

おとなりさんはなやんでる。
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海外では規制も!どうする?子どものSNSが当たり前になった時代 

このページでは『おとなりさんはなやんでる。(2025年12月25日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
日本では中学生の多くがスマホを持ち、子どものSNS利用が特別なものではなくなりました。一方で、偏った情報に引き寄せられる問題や、顔出し配信による犯罪リスク、さらに海外では利用そのものを制限する動きまで広がっています。この番組では、実際の悩みと最新の調査をもとに、安心安全な付き合い方を考えていきます。

子どものSNS利用が当たり前になったいまの状況

スマートフォンの普及により、子どものSNS利用は特別な行為ではなく、生活の一部になりました。友だちとの連絡、動画視聴、情報収集など、多くの場面でSNSが使われています。とくに中学生世代では、放課後や休日の時間の過ごし方がオンライン中心になるケースも少なくありません。
一方で、利用時間が長くなるほど、ネットいじめや誹謗中傷、不適切な投稿といったトラブルに触れる可能性も高まります。現実の世界と違い、顔が見えない環境では言葉が過激になりやすく、子ども自身が加害にも被害にもなり得ます。便利さとリスクが同時に存在することが、今の時代の大きな特徴です。

偏った動画や誤情報に影響される子どもの問題

SNSでは、過去の閲覧履歴や反応をもとに似た内容が次々と表示されます。この仕組みによって、特定の考え方や価値観を強く主張する動画ばかりが並ぶ状態が生まれやすくなります。
外国人排除など刺激の強い内容に触れ続けると、それが世の中の一般的な意見だと誤解してしまうこともあります。子どものSNS利用では、こうした偏りに気づきにくい点が大きな課題です。誤情報や極端な主張が混ざっていても、動画の勢いや分かりやすさから信じてしまうケースがあります。考え方が一方向に固まってしまう前に、別の視点があることを知る機会が重要になります。

顔出し・ライブ配信に潜む犯罪リスク

顔出しでのライブ配信は、友だちとの交流や自己表現の場として使われることがあります。しかし、画面に映る背景や音、配信する時間帯などから、生活の様子が推測される危険があります。
また、『鍵アカウント』であっても、完全に安心とは言えません。視聴者を通じて情報が広がる可能性があり、一度公開された画像や動画は第三者に保存されることもあります。子どものSNS利用においては、犯罪に直接つながらなくても、知らない相手との接触が増えること自体がリスクになります。軽い気持ちの配信が、後から大きな問題に発展する場合がある点に注意が必要です。

海外で進む子どものSNS規制の動き

海外では、子どものSNS利用を個人や家庭の判断に任せるのではなく、社会全体で制限する動きが進んでいます。オーストラリアでは、一定の年齢に満たない子どものSNS利用を法律で禁止する制度が始まりました。
この背景には、有害な動画や投稿、ネットいじめ、犯罪被害から未成年を守るという考えがあります。自由な利用よりも、安全を優先する姿勢がはっきり示されています。海外の事例は、日本でも「どこまで守るべきか」を考える材料になっています。

日本の保護者アンケートから見える本音

日本の保護者を対象にしたアンケートでは、子どものSNS利用に不安を感じている人が多いことが分かっています。ただし、全面的な禁止には慎重な意見が目立ちます。
多くの保護者は、SNSが友だち関係や情報収集に欠かせない存在になっている現実も理解しています。そのため、「使わせない」よりも「どう使わせるか」に関心が集まっています。子どものSNS利用をめぐる悩みは、危険と利便性の間で揺れているのが実情です。

家庭で考える子どもとSNSの向き合い方

SNSを遠ざけるだけでは、現実的な解決にはつながりません。大切なのは、子どもがどんな内容を見ているのか、どんな相手と関わっているのかを知ることです。
ルールを決める場合でも、一方的に制限するのではなく、理由を共有することが重要になります。困ったときに相談できる関係があれば、トラブルが深刻になる前に気づくことができます。子どものSNS利用は、家庭での関わり方次第で、安全性が大きく変わります。

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SNSトラブルが起きやすい時間帯や学年の傾向

しげゆき
しげゆき

子どもたちがどんなタイミングでSNSに触れ、どの学年でトラブルが起きやすくなるのかは、家庭で考えるうえで大切な手がかりになります。ここでは、番組テーマに関連する流れとして、実際に見られる傾向を紹介します。

夜の時間帯に利用が集中しやすい理由

子どもたちがSNSを使うのは放課後よりも、家に帰って食事や宿題が終わった夜の時間帯に集中しやすい様子があります。夜は気持ちがゆるみやすく、返信を急ぐ必要もないため、動画を次々と見たり、投稿に長く関わってしまいます。静かな時間であるほど画面に集中することが増え、刺激の強い内容に触れやすくなります。気づいた時には長時間の視聴や書き込みが続いてしまうため、トラブルにつながる確率も高まります。

中学生から高校生にかけて増える利用パターン

学年が上がるほどスマホを持つ時間が長くなり、中学生から高校生にかけてSNSの利用量が大きく増えていきます。友だちとの連絡手段として欠かせなくなり、部活動や塾の付き合いを含め、LINEや動画アプリへの依存度が高まります。自由に使える時間が増えることで、夜遅くまでスマホを離せない生活になりやすく、深夜近くに投稿が集中する場合も見られます。特に、見られたくない投稿への反応や、SNS上での軽いトラブルを気にして長時間アプリを開き続けるケースも珍しくありません。

週末に増えやすい長時間接触

平日は学校や習い事でスマホを触る時間が限られますが、週末になるとSNS利用が一気に増える傾向がはっきりしています。時間に余裕があることで動画視聴が長くなりやすく、通知の回数も増え、投稿に対する反応を気にする時間が長引きます。とくに、友だちとのやり取りが途切れない状態が続くと、短い間隔でスマホを開き続けるようになります。これが習慣になると、注意力の低下や気持ちの疲れが積み重なり、トラブルが起きるきっかけになってしまいます。


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