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Eテレ【NHK for School】いまどきの理科 小学校(6)空気と水の性質と温度で変わる体積のひみつ|2025年12月24日

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空気と水のひみつが見えてくる、いまどきの理科

このページでは『NHK for Schoolで学ぶ いまどきの理科 小学校(6)(2025年12月24日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
小学生や中学生が、いま学校の理科でどんなことを学んでいるのかを、そのまま映像で確かめられるのがこの番組です。今回のテーマは小学4年生の理科。空気や水、そして温度による変化という、毎日の生活と深くつながる内容が並びます。目に見えない性質を実験で確かめていく流れは、大人が見ても学び直しになる構成です。

番組「NHK for Schoolで学ぶ いまどきの理科」とは

NHK for Schoolの学習動画を活用し、実際の学校の授業内容をそのままテレビで体験できるのが『いまどきの理科』です。教科書に書かれている説明を読み上げる形ではなく、実験の様子や変化の過程を映像で追いながら、何が起きているのかを一つずつ確認していきます。理科が得意な子だけでなく、少し苦手意識がある子でも「見て分かる」構成になっているのが特徴です。家庭での復習はもちろん、授業を思い出しながら見直すことで、学校で学んだ内容が自然と頭の中で整理されていきます。

今回扱われる小学4年生の理科の学習内容

今回の放送では、小学4年生の理科の中でも基礎となる二つの単元が取り上げられます。『空気と水の性質』では、見えない空気と、身近にある水がどのような性質を持っているのかを比べながら学びます。力を加えたときの変化に注目することで、空気と水の違いがはっきりします。もう一つの『金属・水・空気と温度』では、温度が変わることで物の体積がどう変化するのかを確かめます。日常生活では気づきにくい変化を、実験を通して確認することで、理科の考え方が身近なものとして理解できます。

空気の圧縮で見えてくる空気の性質

空気は形も色もありませんが、確かにそこに存在しています。注射器などで空気を押す実験では、押せば押すほど中の空気が縮み、手に強い抵抗を感じるようになります。これが『空気の圧縮』です。番組では、この抵抗の変化を通して、空気が力を受け止めていることを確かめます。また、手を離すと空気が元に戻ろうとする様子も確認され、空気には元の体積に戻ろうとする性質があることが分かります。目に見えない存在だからこそ、実験によって空気の特徴がはっきりと伝わってきます。

水の圧縮から分かる空気とのちがい

水も空気と同じように力を加えることはできますが、体積の変化はほとんど見られません。これが『水の圧縮』です。番組では、空気と同じ条件で比べることで、水がほとんど縮まないことを確認します。この違いから、物質ごとに性質が大きく異なることが理解できます。水が縮みにくいからこそ、容器に入れても形が大きく変わらず、私たちの生活が成り立っていることにも気づかされます。空気との対比によって、水の特徴がより分かりやすく示されています。

温度によって変わる体積の不思議

温度が変わると、物の大きさも変化します。空気は温めるとふくらみ、冷やすと縮みますが、水や金属も同じように温度の影響を受けています。ただし、その変わり方は物質ごとに異なります。番組では、温度を上げたり下げたりしたときの体積の変化を実験で確かめ、違いを目で見て理解できるようにしています。普段は意識しない現象ですが、こうした変化があるからこそ、気温や環境の変化が私たちの暮らしに影響を与えていることが分かります。

大人にとっての理科の学び直しポイント

この番組は子ども向けの内容でありながら、大人が見ても多くの発見があります。空気や水、温度と体積の関係は、知っているつもりでも説明しようとすると意外と難しいものです。実験映像を通して一つずつ確かめることで、理解があいまいだった部分がはっきりします。学校で学んだ理科の内容が、日常生活の中でどう役立っているのかを改めて考えるきっかけにもなります。学び直しとしても、価値の高い内容です。

まとめ

『いまどきの理科』は、学校で学んでいる内容をそのまま家庭に届けてくれる番組です。空気の圧縮、水の性質、温度による体積の変化といったテーマを通して、理科の基本をしっかり見直すことができます。2025年の学び直しとしても価値の高い60分です。

Eテレ【NHK for School】いまどきの理科 小学校(5)でわかる小学校理科の今と植物・太陽・空気の学び|2025年12月24日

家庭でも試せる理科の確かめ実験をやってみました

番組で紹介されていた内容を見て、家庭でも同じように確かめられることに気づきました。特別な実験道具がなくても、注射器やペットボトルなど、身近なものを使えば空気や水の性質、温度による変化を実感できます。実際に手を動かしてみると、映像で見た内容がぐっと身近になり、理解も深まります。

注射器で空気の圧縮を確かめる

針のついていない注射器を使い、先を指やキャップでふさいだ状態でピストンを押します。すると、少しずつ押しにくくなり、空気が縮んでいることを手の感覚ではっきり感じられます。さらに力をゆるめると、ピストンが元に戻ろうとします。この動きから、空気には縮む性質と、元に戻ろうとする力があることが分かります。目には見えなくても、空気が確かにそこにあることを実感できる場面です。

ペットボトルで水と空気のちがいを見る

空のペットボトルを軽く押すと、へこみやすいことが分かります。これは中に入っている空気が縮んでいるためです。一方、ペットボトルに水をいっぱい入れてキャップを閉め、同じように押してみると、ほとんど形が変わりません。ここで、水は空気とちがってほとんど圧縮されないことがはっきりします。二つを比べることで、物質ごとの性質のちがいが直感的に理解できます。

温度で変わる空気の体積を確かめる

空のペットボトルの口に風船をつけ、ぬるめのお湯に入れると、風船が少しずつふくらみます。これは中の空気が温められて、体積が大きくなったためです。その後、氷水に入れると、風船はしぼんでいきます。温度が下がることで、空気の体積が小さくなる様子が目で見て分かります。番組で紹介されていた「温度と体積の変化」を、家庭でもそのまま確かめられる実験です。


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