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NHK【チコちゃんに叱られる!】▽お子様ランチの謎▽雑草ってなに▽腹黒いとは? 三越お子様洋食の旗の由来と雑草の定義を摘草料理から読み解く|2026年2月14日ほし

チコちゃんに叱られる!
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チコちゃんが解き明かす身近な3つの謎

このページでは『チコちゃんに叱られる!(2026年2月14日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。

お子様ランチの、庭先に生える雑草、そして人の性格を表す腹黒いという言葉。どれも日常でよく聞くのに、意外と理由を知らないことばかりです。
番組では、歴史・文化・科学を行き来しながら、この3つの謎をユーモアたっぷりに解説していました。読んだあと、身のまわりの景色が少し違って見えるはずです。

お子様ランチの旗に込められたデパート食堂の物語

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このページでは『チコちゃんに叱られる!(2026年2月14日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。

番組の1つ目の疑問は「なんでお子様ランチには旗が立ってるの?」でした。
答えは「安蔵さんが登山好きだったから」。

お子様ランチは、エビフライやハンバーグ、スパゲティ、ケチャップライスなど、子どもが喜ぶおかずが1つのプレートにのった夢のようなメニューです。ただ、どの店にも共通の決まりがあるわけではなく、中身はお店ごとに自由。そのなかで、強い印象を残しているのが、山のように盛られたライスに立つ小さな旗です。

番組では、この「旗」のルーツを、昭和初期のデパート食堂までさかのぼって紹介していました。昭和5年ごろ、日本橋の大手デパート(三越)では子ども向けメニュー「お子様洋食」が登場します。同じ時期、別のデパートでも「お子様ランチ」と呼ばれるメニューが考案され、どちらもプレート中央のご飯に小さな旗が立っていました。

この旗を立てた人物とされるのが、三越伊勢丹の食堂に勤めていた安藤太郎さん。山登りが大好きだった安藤さんは、ケチャップライスを型に入れて、山のような形に盛りつけました。そこへ「登頂記念」のつもりで、小さな旗を立てたのです。安藤さんにとって、山頂の旗は「ゴールにたどり着いた証」。そのわくわくする気持ちを、子どもたちのランチにも込めたかったのだと紹介されていました。

背景には、前年に起きた世界恐慌の影響で、日本全体が不景気に落ち込んでいた、という時代状況もありました。暗いニュースが多いなか、せめてデパートに来てくれた子どもたちには、明るく楽しい時間を味わってほしい。安藤さんは、そんな願いをプレート1枚に詰め込んだのです。

食文化研究者の東四柳祥子さんは、近代の料理書やメニューをふかく読み解く専門家として、お子様ランチが「洋食」と「子どもの夢」が出会った象徴的な存在だと解説していました。お皿の柄に合わせてメニューを考え、子どもの目線で“わくわくの構成”を作り上げる発想は、今のキャラクターカフェやテーマパークのキッズメニューにも通じます。

こうして、山型のライスに旗が立ったお子様ランチは、子どもたちにとって「自分専用のごちそう」として広まり、「お子様ランチといえば旗」というイメージが定着していきました。今、ファミレスで見る旗にも、昭和初期のデパート食堂の工夫と、子どもを笑顔にしたいという思いが受け継がれているのだと感じられる内容でした。

雑草って何?“望まれない草”という意外な定義

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2つ目の疑問は「雑草ってなに?」。
チコちゃんの答えは「望まれないところに生えているすべての草」でした。

番組ではまず、「雑草」という名前の植物は存在しない、というところから話が始まります。私たちが雑草と呼んでいる草も、本当はそれぞれ「スベリヒユ」「ナズナ」「ハコベ」など、きちんとした名前を持つ植物です。雑草かどうかを決めているのは、その草の“性質”ではなく、「そこに生えていてほしいかどうか」という人間側の気持ちだと紹介されました。

アメリカの「雑草学会」では、雑草を「経済的損失や生態系への損失、人や動物の健康被害をもたらすなど、その場所で望まれていない植物」と定義しています。つまり、「ここにいてほしくない」と感じられた瞬間、その草は雑草扱いになってしまうのです。

番組では、世界一農家から嫌われているといわれるスベリヒユという植物も登場しました。引き抜いてもすぐに復活するほど生命力が強く、畑をあっという間に埋めてしまうスベリヒユは、多くの農家にとって“邪魔な草”。ところが、山形県の一部地域では、このスベリヒユを煮物にして食べる文化があり、にんじんやごぼう、きのこなどと一緒に煮込んで立派なおかずにしていました。そこで暮らす人にとって、スベリヒユはもはや「雑草」ではなく、立派な食材です。

さらに、京都・花背の山あいにある料亭・旅館の美山荘では、道ばたの草や山の草を摘んで料理にする「摘草料理」が有名です。そこで出される料理には、私たちがふだん雑草だと思っているような草も使われていますが、料理人が丁寧に選び、調理することで、季節を感じる一皿に生まれ変わります。ここでも、食べられる価値を見いだされた瞬間に、その草は雑草ではなくなる、という視点が示されていました。

番組はさらに、「雑草がどうしてあんなに成長が早いのか」にも踏み込みます。多くの雑草は、二酸化炭素を体内にため込みながら光合成をする、いわば“ターボエンジン”付きの仕組みを持っていて、太陽の光が強いほど一気に成長します。その代わり、日差しが弱くなるとエネルギーを使い過ぎて、急に枯れてしまう弱点もある、と解説されました。サトウキビやトウモロコシなど、もともと雑草とされていた植物が、品種改良を通じて重要な作物に変わった例も紹介され、人と植物の関係がどう変わってきたのかが、やさしく伝えられていました。

こうして見ていくと、雑草とは「勝手に生えているどうでもいい草」ではなく、「人との関係しだいで意味がガラッと変わる草」だと分かります。庭では邪魔者でも、別の土地では地域の味になり、料亭の一皿になっている。番組を見てから道ばたの草を見ると、少しだけ見え方が変わるかもしれません。

魚から平安文学まで「腹黒い」の本当の由来

3つ目の疑問は「なんで悪だくみをしてそうな人を腹黒いっていうの?」でした。
チコちゃんの答えは「昔はお腹でものを考えていると思われていたから」。

まず番組は、「腹黒い」といえばネットなどでよく見かける“サヨリが由来”という説を検証します。サヨリは細長く、口紅のように赤い口元をした、美しい見た目の魚。でもお腹の中を開いてみると、内臓は真っ黒。そのギャップから、「見た目はきれいだけど中身は真っ黒=腹黒い」というイメージが広まったと言われることがあります。

番組では、高級店で実際にサヨリをさばいて、その“黒さ”を確かめていました。さらに、喉の奥が黒く、内臓も黒いノドグロ(アカムツ)も登場。ノドグロは深海で暮らし、光るエサを食べるため、その光が外に漏れて敵に見つからないよう、体の内側を黒くしていると紹介されました。どちらの魚も、黒いお腹は“生きるための工夫”であり、悪さとは関係ありません。

そして国語辞典の編纂者・飯間浩明さんが登場し、「腹黒い」という言葉の本当のルーツをひもといていきます。平安時代の『蜻蛉日記』には、すでに「人が悪い、意地が悪い」という意味での腹黒いが登場しており、魚をたとえにしたような表現が生まれるよりも、ずっと前から使われていたことが分かります。

昔の日本人は、喜びや怒り、悲しみといった感情を「お腹」で感じると考えていました。「腹を立てる」「腹をくくる」「腹を割って話す」といった表現に、その名残が今も残っています。心や頭ではなく、“腹”に人の本心がある、とイメージされていた時代、感情をつかさどる場所としてのお腹に、不安や不吉を表す「黒」という色が組み合わさり、「腹黒い」という言葉が生まれたと考えられます。

番組では、「サヨリやノドグロの腹黒さ」はあくまで後から結びつけられたイメージであり、「腹黒い」という言葉自体は、もっと古い時代の人間観から来ている、と整理していました。

日本文化のなかで「腹」は、武士道の「切腹」や「腹芸」という言葉にも見られるように、とても重要な意味を持ってきました。西洋では「ハート=心臓」が心の象徴になることが多いのに対して、日本では長く「腹=本心」という考え方が根づいていたのです。番組は、この文化的な背景を、ことばのプロと一緒に楽しくひも解きながら、「腹黒い」という言葉の奥行きを教えてくれました。

「勉強しなさい」と言えない親のモヤモヤ

今回の放送では、メインの3つの疑問に加えて、「子どもに『勉強しなさい』と言えない親」の悩みも取り上げられていました。

スタジオでは、「自分が子どものころ勉強が苦手だったから強く言えない」「言えば言うほど反発されそうで怖い」といった、親側のリアルな本音が語られます。チコちゃんの番組らしく、笑いを交えつつも、「言えない側のつらさ」にもちゃんと光を当てていたのが印象的でした。

心理学の世界では、人は「やりなさい」と強く命令されると、かえってやる気が下がってしまうことが分かっています。これを「心理的リアクタンス」と呼び、「自分の行動を他人に決められたくない」という気持ちが反発を生む、と説明されます。番組でも、「やりなさい」の一言が、子どもにとっては“責められている”ように聞こえやすいことが指摘されていました。

そこで紹介されていたのが、「命令」ではなく「環境づくり」で支えるという考え方です。
たとえば、親自身が本を読んだり、資格の勉強をしたりしている姿を、あえて子どもの前で見せる。リビングの机の上には、いつでもノートを広げられるスペースを残しておく。宿題に手をつけた瞬間を逃さず、「今やってるんだね」と一言だけ認めてあげる。こうした“静かなサポート”が、子どもの自己肯定感を保ちながら勉強習慣を支えるコツとして紹介されていました。

「勉強しなさい」と言えないことに悩んでいた親も、「実はそれは、子どもとの関係を大事にしたい気持ちの裏返しなのかもしれない」と気づける、やさしい空気のコーナーでした。

探し物がなかなか見つからないときの脳のしくみ

もうひとつの身近なテーマが「探し物はなぜ探しているときには見つからないの?」という話題です。

番組では、なくした鍵やリモコンを探す再現VTRを交えながら、「必死で探しているときほど見つからないのに、あきらめて別のことをしていたら、ふと目に入ってくる」という、誰もが経験したことのある不思議な現象を取り上げていました。

脳科学の観点からは、注意の向け方がポイントになるとされています。探しているときの私たちは、「この形、この色、この場所にあるはず」と条件を強く決めてしまい、そのイメージから外れた情報を無意識に“ノイズ”として切り捨ててしまいます。その結果、目の前を通り過ぎていても、脳が「それは違う」と判断して見逃してしまうのです。

一方、探すのをやめて一息ついているときは、脳の中で「デフォルトモードネットワーク」と呼ばれる、ぼんやり思考モードが働き始めます。この状態では、集中しているときよりも広い範囲の情報をゆるく受け取りやすくなり、「あ、あそこに置いたかもしれない」と、ふと記憶がつながることがあります。番組は、こうした脳の仕組みを、身近な例えを使いながら分かりやすく紹介していました。

スタジオでは、「探し物が見つからないときは、一度深呼吸してお茶でも飲む」「置き場所を写真に撮っておく」「玄関に“鍵置き専用スペース”を作る」など、出演者それぞれの工夫も披露され、日常にすぐ役立ちそうなアイデアがたくさん出ていました。

この記事についてのご案内

本記事は『チコちゃんに叱られる!(2026年2月14日放送)』の内容をもとにまとめていますが、実際の放送内容と異なる場合があります。

番組では、お子様ランチのの由来、意外な視点で見直す雑草の正体、ことばの歴史に迫る腹黒いのルーツなど、身近なテーマを楽しく掘り下げていました。読めば、日常の風景が少しだけ新しく感じられます。

放送後に詳細を追記します。

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